汚れていく
つらい経験をして
人間は
強くなるって
本当かなぁ?
つらければ
つらいほど
人間は
ずるさをおぼえて
それに逃げる
弱虫になるんじゃないかな?
よのなかは
しらなかったで
すまされるほど
よのなかは
あまくないよね
きっと
幻想世界
世の人は
世間体という武器を
ふりかざす
己の生みだした
幻想を
他人に押しつけるべく
世の人は
世間体という武器を
ふりかざす
彼らは
弱者には強い
I wanna go home
夜空に
月のランプ
星のカーテン
波のベッドに
揺られて
帰ろう
TEARS
「泣いてるの?」
「どうして?
泣いてなんかないよ」
「・・・・・・」
「・・・泣けないよ
失っても・・・」
LOVE&GOOD BYE
愛の言葉を囁いてくれた
その唇から
決定的な言葉を聞かされるのが
こわいから
わたしも何も言わない
この関係が
惰性になっているのだとしても
黄昏に背を向けて
さよなら
僕の親不知
さよなら
僕のTシャツ
さよなら
僕の愛する人
さよなら
夢デ逢エタラ
あつくてさむい
恋のはじまり
乙女の恥じらい
彼は嘘つき
この涙に
嘘はないのに
ゴルゴダの丘
十字架は
重く
背にのしかかり
進むことも
戻ることも
できは
しまい
覚悟
大きな時計の下
いつもの待ちあわせ場所
「待った?」
「ううん」
「行こうか?」
「うん」
彼の目はもう
私を見ない
もう分かってる
ずっと
続けてはいけないこと
分かってる
覚悟を決めたんだね
あなたも
ひとりぼっち
今日 僕は
恋を失くした
不思議と
何も感じなかった
残しておいた
ハンバーガーを
食べそこねたぐらいの
気持ちかな
それとも
はじめから
恋なんて
していなかったのかも
しれないな
きっと
夢の世界へ
あのひとは
とても
優しいから
言えば
何でもしてくれる
言えば
何処へでも連れて行ってくれる
天国でも
地獄でも
望みどおりに
根底
このくには汚いなぁ
加害者の人権しか
問題にしないのかね
結局
自分の心にも
加害者意識が
存在するのだろう
彼らは
自分には
とことん甘いからなぁ
だから ほら
あれだよ
罪を罰して
自分の心の奥に
潜む悪を
見透かされるのが
怖いのさ
サルだって、生きている
難しい本の帯とかに
「サルでも分かる〜」って書くじゃない。
あれって、サルに失礼だよね。
いま現在、人間が置かれている状況を
冷静になって考えてみたときに
「はたして人間は、サルより賢いのかね?」という
疑問がわいちゃうんだけど。
サルは、人間ほど地球を汚しているわけじゃないし、
核兵器を開発して、実験したがるわけじゃないからね。
ま、広義でヒトもサルだというのなら
この話はなかったことに。
おんなのこ
春を鬻いで
得るのは
お金と
何?
賢いということ
学歴はあっても低能な人間が
うようよしている
ああいう連中が
物事の本質を見極めようともせずに
表面だけを撫でまわして
全て分かったような顔をする
そして あの連中は
自分たちよりも社会的地位の低い者を
(それさえも正当に手に入れたのかどうか)
当然のように見下し
(もしくは弱みにつけこみ)
彼らの発言の意図を故意に歪曲させ
言葉じりをつついては大騒ぎし
それが仕事とのたまう
学歴はあっても低能な連中は
なんといっても低能だから
人々の批判は
自分たちに向けての批判ではないと思っている
何というめでたい奴ら
何というおつむの軽さ
低能な連中に幸多からんことを
癒し系
癒しとは
痛みを乗り越えたあとに
得られる
魂の快楽だよ
そこんとこ
勘違いしてもらったら
困るんだけどね
キレイゴトダトワラワレテモ
障害は個性だという
みんなそう思っているの?
健常者は
自分がそうでなかったことに
ほっと胸をなでおろし
そのことには
触れないようにしている
僕は耳が聞こえない
個性だと笑えるほど
心もひろくない
ひとつ言えるのは
人をいじめても平気とか
人を蹴落としてまで
出世の道を選ぶとか
そういう
人としての心を失った
魂の障害者でなくて
よかったということだけ
花火の夜に
その言葉の正しさを
認めようともせずに
その言葉を発した人の
身なりで判断する
なんと浅はかで
視野の狭い人たちよ
そして
彼らのおかげで
苦しみ
涙する少年少女たち