メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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2003年07月31日(木) |
新しく生まれ変わった子猫に 天使がやわらかな口づけをするように
全ての人の涙と愛が 無垢なる心に届くように
そして
慈しむ心が とても自然に溢れる世界であることが
例え無理だとしても 願ってやみません
僕と同じ想いを持って 同じ涙を流してくれるひとへ
この心が届きますように
Penguin's Step ! |
2003年07月30日(水) |
DOO DOO BOP DOO DOO DOO BOP DOO
DEE DEE GOO STYLE DAA DAA ICE LOOKS
BEER空けて SHAKE THIS TOWN SWING誤魔化して DOWN JUNK GUYS 螺旋階段 STEREO 天上天下 HI-FI イカレた耳には ホントのDUDE DUDE ADULT LICK
DOO DOO BOP DOO DOO DOO BOP DOO
DEE DEE GOO STYLE DAA DAA ICE LOOKS
MISTY 世界も踊る ヒューヒュー飄々 醒めてもBLUE 透けてはLOOSE 追っかけMUSE お手上げWINDS イカシたSTROKE CUM DUDE DUDE ADULT LICK
PENGUIN'S STEP!
疲れたら ポ ひとやすみ ポ 首をまわして ポ 深呼吸して ポ
どっさり積まれた 課題のジャングル それが札束や ケーキだったらいいのにね
疲れたら ポ ひとやすみ ポ 首をまわして ポ 深呼吸して ポ
終わらない仕事なんて ないんだよ 慰めになってない 言葉より 秒針の呟きの方が 声でかい
でも息抜き ポ 頑張れ ポ 鼻歌 ポ 足を投げ出し ポ
心 少しは ほぐれたかな?
しっかり宿題をやってこなかったバツとして 今日は補習です いいですね
天使は やさしくなければいけません まごころをもたなければいけません もんくをいってはいけません
いいですか あなたたちは 清らかな心のまま それを隠さず そしてあらわに出さず 羽の音を立てず かろやかに とばなければいけません
どうしてだかわかりますか?
それは 『かなしみをしって はじめてやさしくなれる』という 人間達の使った言葉に ヒントがかくされていますよ
あなたたちは悲しんだことがありますか?
悲しいときに 何を考えていましたか?
何かをプレゼントしてほしいとか 一生遊んで暮らしたいとか そんなことを考えましたか?
悲しかったときに胸の中にうまれた想いを そらをふわふわとびながら 目をつぶって感じられるような天使になりなさい
そしてすがたをけして 風になるちからをおつかいなさい
じゃまにならないように 気付かれないように そっと あたたかく つつむように その羽でだきしめてあげなさい
あなたたちは うまれたときから ずっとずっと 天使なのだから
じぶんたちのちからを しんじなさい
こらっ またよそみをして
どうしてあなたはいつもそうなのですか せんせいがなにもしらないとでも おもっているのですか
そんなかおをしてもだめです せんせいにはわかっているんです
赤点とっても しゅくだいわすれても けんかをしても 他の天使を傷つけても せんせいには すべてわかっていますよ
さあ羽をひろげて
ふわふわと ふわふわと
そう
だれより軽やかに
人は誰かを愛すると 美しくなる
片思いを抱えたまま ずっとそこにいる君は
美しくなり続ける
人は生まれたときから 命尽きるときまで
あらかじめ決められたとおりに 運命の上を歩む
自分の知らない未来へ向かって
君の恋の結末は そう 誰も知らない
心 届かぬなら その見つめる視線の先に 手をのばし 手をのばし
そして想いは 誰もが気付くほど 鮮やかに 鮮やかに
君を美しく変えてゆく
恋をして 恋をして 恋に落ちて 恋に落ちて
今、美しい姿に ただ1人気付かない それは君自身
神様は 運命で意地悪をしたぶんだけ 粋な はからいを残してくれた
にっこり笑って 毒のある言葉 にっこり笑って 辛辣なアイロニー
鏡に写して 君は忘れる 自分の吐いた言葉 否定もせず 肯定もせず
POISON
君の中で 中和されて 忘却の彼方
POISON
新しい嘘も 古い真実も 忘却の彼方
それでも 愛の色は 微かに憶えているから
ちょっと震える
POISON
らぶれたーらぶれたー |
2003年07月25日(金) |
どうでもいい
そんなことどうでもいい
ほんとうにどうでもいい
そんなことおもってない
それはいまおもいついた
それはつごうよすぎるし
それはなんかうそみたい
それはむだなことだらけ
いいたいことはいえない
ひつよういじょうにただ
わらいつづけることだけ
じかんだけかかるようで
いいたいことはいえない
うまくごまかしてみたら
だいじばことかけてない
おもいきりうちあければ
ろこつにかきすぎている
いいのかいいのかこれで
だめだだめだこんなのは
あれもこれもいいたいが
どんどんながくなってく
それじゃすこしけずろう
あれもこれもじゃまだし
いっそこれもなしにして
3じかんはただのむだだ
こんなにだらだらかいて
よむのもめんどうだよな
あっさりみじかくいくか
それじゃものたりないよ
もしやたのしんでないか
いやいやひっしなんだよ
これだけこころこめたら
わかってくれるのかなあ
あっさりみじかいことば
すっきりことわられたら
おちこんでしまうよなあ
そしたらいちにちねよう
ふとんかぶってひたすら
でもめをとじてもずっと
かんがえてしまってさあ
ねむれないんだよきっと
とってもとってもとても
きみがすきなんだけどさ
どうすればいいんだろう
なんだもうあさになった
しんじてもらえないよな
きっとわらわれるよなあ
きみのことすきだなんて
ぎたーをひざにおいたら
あさのぶるーずひこうか
きょうこれからいちにち
がんばってくださいねと
なんだかねむくなってる
よくわからないけどまあ
いいか
名前も記憶も失くしたままの僕は いつの間にこの部屋に たどり着いたのだろうか
何となく見覚えの あるような薄暗い部屋の片隅に 背中を丸めて眠る1人の男
呼んでみても 返事がない 生きているのか 死んでいるのか 分からないけれど、ただ かなり汚れた身体から 枯れた草のような匂いがした
この部屋から出ようとしたけれど 外から鍵がかかって 出ることが出来なかった
窓も開かない 電話もテレビもない 新聞もない 今日という日が いつなのかも判らない
彼の口から 囁くような声 何を言っているのか 訴えているのか 分かるまで少し 時間がかかった 指さすその先に 一冊の古ぼけたノート
そこにはこれまでの 彼の人生が 事細かに記されていた 気分が悪くなるくらい 最低な 人生
同情も出来ないほどに 汚れた過去の報いで 彼は今 この世から 消えようとしてる 消えて無くなろうとしている
机の上には 3枚のコイン 1枚の写真 そして不思議な形の 黒いオブジェ
彼はそれらとノートを 僕に託して 死に臨んでいる
僕の手を握り 見苦しい涙を流し 微かな匂いを 漂わせ 静かに 静かに 透明になって 完全に 姿を消した
温もりだけが手の中に残った
その後 いつの間にかドアは開き 僕は自由になった
実はそのままその部屋で 今も僕は暮らしてる 彼の名前をそのまま使って いま 探し物をしている
探す義理は ないのだが 気にかかることが一つあって 見知らぬ街を彷徨っている 消えた男の 涙を思い出すたび 少しだけ イヤな気分になりながら
誰にも 何も 告げることなく 僕は住み慣れた 街を1人出て 海の見下ろせる 小高い丘の 一軒家を借りて 住んだ
その家は 平屋の 古い 木造の 安い 物件で 畳の匂いと 海風の匂いだけが 僕に 話しかけてきた
すべての友達と すべての記憶に 上手にサヨナラできなくて 孤独を真似た 苦い思いを 背負いながら 坂を上って 僕は ここに着いた
古い扇風機と 古い冷蔵庫 古いラジオ それだけの部屋で 僕は 何を求める当てもなく ただ 毎日 毎日 日記を綴った
春の月が 窓を照らし
夏の星が 夜を謳い
秋の雲が 心を癒し
冬の空が 時流を告げ
また春の花が 無口になった僕に 忘れていた言葉を ふと、思い出させ
やがて また夏
ある暑い日のこと 突然の訪問者があった どうやってここを知ったのか
麦わら帽子 夏の服 西瓜をひとつ ぶらさげて 少し痩せた彼女は ここへ訪れた
言葉もなく 時だけが流れて 向かい合ったふたり
かつての恋人でさえ これほど懐かしくは 感じないだろう
思いもよらない 意外な人との再会に 時が 止まって感じた
涙は枯れたと思っていたのに 僕は 一粒だけ ほんの一すじだけ 流してしまった
理由は判らない 上手に 説明は出来ない 彼女は 目をそらさずに 僕を見ていた
遠くから聞こえる 子供達の 遊び声 蝉の鳴く音 潮の 香り 風鈴の音
そして ふたりの間の 時間は ずっと 止まっていた 夏の 一頁に 失くした栞を 見つけたかのように
BE A CHILD |
2003年07月22日(火) |
生まれたときから今日まで ずっと子供 生まれたときから今まで ずっと夢を見てた
夢から醒めれば不機嫌で 思い通りにいかなければ 何も言わずに ソッポを向いた
生まれたときから今日まで ずっと子供 生まれたときから今まで ずっと夢を見てた
花畑の中には 必ずブリギッテがいると信じてた
今も非現実的な 歌をうたうために 小舟に君の面影を乗せて 水面を眺めてる
どこか、人混みの中で 泣いているなら 思い出せばいい
君は子供 生まれたときから今日まで ずっと子供 生まれたときから今まで そして今も ずっと夢を見てる
誰も 傷つけてはいないさ 誰も 悲しませてはいないさ
だから 止めないで 涙を流せばいい 涙を流せばいい
物語だったり 抽象だったり |
2003年07月21日(月) |
夜明け前 僕はいつも自然に目を覚ます 直前に見た夢の出来事を ノートに書き記す
いつも誰かに覗かれている気がするけど もう 気にしないことにしたんだ
それは 不思議な物語だったり 抽象的な色だったり
でも あまりに切なすぎるものは 窓から薄暗い世界へと そっと逃がしてしまうんだ
あまり見かけない鳥が それをくわえて飛び去ってゆく
どこへ飛んで行くのだろう どこの街へゆくのだろう
遠く離れた別々の窓辺で 君と同じ夜明けを迎えた 言葉にならない切なさが 君を抱きしめようとしてる
誰も知らないはずの仄かな 決して届かぬ心の吐息を 感じ取って見つめ合った 一瞬は別れのとき
もう一度逢うための理由が 見つからなくていやになる 君に告げる術も知らずただ 思い出しているだけ
今日は午後から雨になる 夜明けはこんなに青空だけど 傘もないのに笑って飛び出した あの頃の勇気持てないだろうか
今日は心が君に逢いに行く 君の知らないうちにそっと抱きしめる きっと僕しか知らないその淋しさと 午後の雨から君を守るために
変えてはいけないもの 変えたくないもの 変わってしまったもの 変わり続けるもの
胸の鼓動が 小さな嘘とためらいを照らす いつのまに 小さくしぼんだ勇気
変えてはいけない心 変えたくない心 変わってしまった心 変わり続ける心
時間はもう無い 今追いかけなければ もう二度と 逢えない気がするから
あなたのことを こんなに想うのは きっとまだ何も知らないから だから知るためにあなたに会いに来た 未来をこの目で しっかり見つめるために
あなたのことが こんなに気になるのは きっとまだ何も知らないから だから訊ねるために今ここに来た 未来をこの手で 確かに守るために
情熱のなれの果ても
永遠の錯覚も
傷つけた罪も罰も
その笑顔も 温もりも
消えそうにない夢も
手に残る現実も
判っていた嘘も
不確かな約束も
全て
箱に詰めて
全て
箱に詰めて
思いこんだままの 情感 抱え込んだままの 焦燥
不規則な想いを 信じろと? 信じさせろと?
砂の城が崩れるまで ほんの僅かな時間
意地悪を隠して 本心を隠して 晒すときには まるで波のように
終わらない苦痛 とめどない絶望
熱病は ありきたりな『翌日』 誰にも知られない 『空白』
裸足でガラスの破片を踏む
ここに来る? もう一度?
この傷痕の残る ふさぎ込んだ 物質的訓練
寒い
けれど身体から溢れる 感情を 歪ませる それは確かな 熱病
透明な心を探していた 君の胸の奥に 僕の胸の奥に
それは透明な夜の底に 確かに存在した 確かにそこにあった
その命は儚いもので 頼りなく消えていった
けれど紛れもなく 美しく やさしく 生きていた だから 今も 忘れない 忘れない
痛みを抱えた夜に出逢う音 |
2003年07月15日(火) |
ダメージ・マキシマム ざらついて不愉快な情報 床から浮かび上がった 目に見えない檻の中 眠りにもつけない 君からの通信待っているから
ダメージ・マキシマム 剥がれかけた皮の陰 触れるだけで痛い傷に 沁みる薬が笑ってる 眠くもならない 君からの通信待っているから
右も左も 同じモーターが回り続けて 狭間の時計は僕の心締め付ける 搾りすぎたレモンの匂い くたびれた情熱の火花 君の嘘はきっと切ない 痛みを抱えた夜に出逢う そんな 音
高速の風越しに 消えた言葉繰り返し 妄想の楽しさに 溺れて哀しい 不自然な物語 幼稚な結末 料金所で笑われた気がしたよ
あてのない明日を 持て余しても 崩せない生活と 気だるいルール いっそ忘れて罪を犯したい 君が壊しに来てくれるのを待ってる
気紛れじゃなかったって 嘘じゃなかったって 言ってくれればよかったのに
残像を預けて 偽りの利息を
それでほんの少し 渇いた喉を潤す 風がうるさい日には なんだかつまらない事ばかり思い出す
H I G H E R |
2003年07月13日(日) |
永遠の愛なんて存在しない 別れは必ず訪れる それでもいい そんなこと知ってる
一緒に旅に出よう 今だけ開いているあの扉の向こうへ 答えを知っているのは 今の僕らじゃない
もっともっと 大きな声で ありがとうを言うために ふたりは あの日出逢った 昨日より 今日より 明日 美しく輝く 君を 僕だけのものにしたい
一緒に旅に出よう 素晴らしい明日が待つ扉の向こうへ 君を守れるのは そう 僕しかいない
心のまま 告げた想いを ふたり 間に挟んで 手を握り 空の上 高く FLY HIGHER
OUT OF THE BLUE |
2003年07月12日(土) |
片手間に歌うブルーズ 忙しさに乗せてブルーズ 操られて踊る男達 裸で踊る男達
ノン・ブレーキの恋愛 STILL LIFE 動かない恋愛 雨の中で踊る女達 スピード麻痺した女達
林檎を噛み砕いたミューズが 夜明けまで歌うラプソディ 抽象画みたいな懸想文 秘密の意味 込めた 戯れ OUT OF THE BLUE
出逢いも 絆も 全ては奇跡 ビルの屋上から 都会を見下ろした 見知らぬ人々の頭の上に 雲が陰を作る
いつまでも思いは変わらない なのに喜びも哀しみも 時とともに姿を変えてゆく
君は 今 何をしているのだろう それぞれの人生が それぞれに過ぎてゆく
まだ会えない君に 美しい花束を 遠い 彼方へ ありったけの願いを込めて
瞳を閉じた君が 自分の罪に震えた 心が少し動いただけなのに
自分を許せなくて 血を流す心 傍観者の僕にうちあける
迫ってきた壁は 未来を映した背中 鎖ほどいて 愛が一人歩いた
知らないで君を待つ人 誰も出ない電話の向こう 夢を見た誰かの面影 君しか知らない人の笑顔
君を選んだ 君を愛した 君を信じた 君と生きてきた
その事実が 僕を包む 君の手をとり 懐かしい昨日にであった
儚く消えた 2人の歴史 風の中で 見送った
さよならは 未来へと続く
さよならは 笑顔へと続く
WHO ARE YOU ? |
2003年07月08日(火) |
不思議 不思議 錆び付いた歌人
笑え 笑え あからさまな夢よ
ピアノの上に 記憶が舞う
重い鍵盤 引きずって帰ろうか
冷たい夜露が イカレた脳を洗う DIG IT
遙かなる理想の呼び声
誰?
君かい?
そうならこの歌が 鍵になるかな?
人それぞれ考えは違うだろうがね
僕が今まで色々な人を 許してきたように 君は僕のことを 許せないらしい
どうでもいいことだけど 関係ないことだけど 君は僕のことを 許せないらしい
仕方がないことでも 理由はどんなことでも 君は僕のことを 許せないらしい
不思議な形の石を拾った 海に投げ込んだ 寄せては返す波 砂に書いた文字は 消えてしまった
TWO TICKETS TO THE GRAVE |
2003年07月06日(日) |
揺り篭の中の2人 危険な恋を始めよう 11ヶ月後の墓場まで 何も見えない週末
短命な現実を選び 消えてゆく記憶を欺き 孤独の部屋で笑う 解約までの温もり
誰もが犠牲になって行く 不確かな答えと引き換えに 誰かの記憶が薄れてく 消えた悪女の悪戯に
ただ1人許された報酬 |
2003年07月05日(土) |
誰も出来ないんだからしょうがない 才能の差って奴だからね すり抜けて 狙いを定めたら 息が止まるまで3秒ジャスト
択んだのは誰も知らない名前 届けたのは三日月の夜 脱帽したら無条件のキスを 唯1人 理解する音の快楽
後は死ぬまで もしくは死んでも 2度と現れないぜ 誓ってもいい 振り向いてごらん この手につけられた 爪痕だけが君の歴史
LISTEN TO ME
心の底の甘い信頼が もう君を捕まえて離さない
時間差はほんの僅か きっとほぼ同時に考えていた さあ、どちらが先に告白するか それが問題だ
切っ掛けを投げかけよう 今、君が欲しい ウスノロ共をだし抜いて スムーズに君のもとへ
素敵だから? 綺麗だから? NO、NO、NO! ユニークで可愛げの無い君だから クリームパイ顔に食らわしたくて そのあと一目散に逃げるから 仕返しのために追いかけておいで
これ以上詳しくは言わない 気付いてよ 今、君が欲しい
やわらかいパン 蜂蜜 そして猫 |
2003年07月03日(木) |
眠いのは悪戯な感激 とろけそうな甘さは突き刺す痛み お願いだから邪魔しないでね 拗ねてる 猫の視線
魔法で彼女に言葉を話させたら どんな嫌味を言うだろう 生々しい肌のアップ なめてもいい?
やわらかいパンの海に沈む ぼくらはハチミツになったまま 甘い匂いをしみ込ませて すきまから流れ出てしまった トロトロ 床にこぼした滴 太陽の色がこぼれる
ため息の間で 君の刃物に耐えている 優しい時限爆弾 誠実な焼却炉 駈け引きのない契約 未来への絶縁状
たとえそれが運命でも 君と暮らしてはゆけない なるようになるのなら 抱きしめるのはたぶん影
君が必要としない歌を 2人のために歌うんだ 背中合わせのまま 反対側の壁に向かって
君が笑ってる歌を 僕が涙流す歌を 約束の日まで歌い続けたら 別れの日、2人は 鏡の中で夢と報酬を清算する
今まで出逢った 誰よりも 優しい心のひとと 巡り合わせてくれると 不意に闇が告げてくれた
気紛れな歌は 雨のように 心の中に降ってくる
孤独な金星
夜明け前に
淋しい顔をしていないで さあ ここへおいで
指定席を空けて 運命を待つ
今日もきこえてくる 不確かな可能性 それを包んだ 甘い囁きの歌声
天使はいつここへ?
光が射し込んだとき 光が射し込んだとき
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