メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
INDEX|前の詩へ|次の詩へ
空港SHAKE無意味DOWN |
2003年08月31日(日) |
空港のロビーで君をさがした ドラマみたいにいかない 君が見つからない 端から端まで走り回ったけれど 君はいない
映画のシーンみたいに 駆け寄って抱きしめる そんなの現実にはありえない 時間だけがせまる
僕が君を捜しているみたいに 君も僕を捜していたらいいのに きっと思いもしないで 荷物を預けてゲートをくぐるころ
展望デッキで せめて君を見送る 窓から僕の姿は見えるだろうか それより窓から外を見るだろうか
大きな音をたてて あっけなく点になる 現実なんてこんなもの 愛の歌なんてそんなもの
階段を降りながら 帰りのモノレールまでが空しくて 帰りのモノレールはもっと空しくて 乗り継ぎの電車は更に空しくて 駅におり立てば更に空しくて
未消化のままの感情が もやもやと残ってる 帰りに寄ったバーガーショップで なんだかひどく惨めになる
コーラが空になるころ 携帯が鳴る
突然ドキドキして ちょっとだけ気分が逆流する
暖かい毛布にくるまって眠る だからこんな寒い日も大丈夫
やさしい毛布にくるまって眠る やわらかな夢を見る
屋根の上を風が通りすぎる 冷たい音が 凍てつく音がする 少し不安になって 薄目を空けて しばらく考えてみたけれど
暖かい毛布にくるまって眠る だからこんな寒い日も大丈夫
やさしいこえで ちいさなこえで うたってほしい
子供のころに かえれるように
つめたくしない おかあさんのように
ちょっとだけ あまえてみたくて 一瞬だけ 時間をさかのぼる
すこしだけ 涙が出た
やさしい毛布にくるまって眠る やわらかな夢を見る
君のような毛布にくるまって眠る おやすみなさい
気を取り直して プップクプー オモチャの笛を吹いてみた ウッドペッカーみたいな音で 夏の太陽が笑うように
あの娘は今頃ニヤケ顔 いつになっても返事がない もう待ってられないけど この笛吹いてソファーにごろり
誰かさんみたいにお腹が空いた また食べ物の話?
プップクプー プップクプー プププ・プップ・プー!!
バレルなピアノが足りないや ありったけのキャベツと 真っ赤な真っ赤なトマト ぐるぐるぐるぐる 過ぎゆく夏のお日さまに
今夜は一品プップクプー お皿を運んでぼく1人 美味しい顔で『いただきます』 君の分なんか残ってないよ
味見がしたいならねえ パウンドケーキが条件だ そしたらもすこし本気で作る
ごちそうさまもプップクプー 皿洗いも1人分ならホント 楽
翼を持たずに空を飛ぶ方法 |
2003年08月28日(木) |
それは君の言葉が教えてくれた きっと僕は曖昧な優しさで 君の手を握ろうとしていた
空にむかって勇気を持てずに
いつも君の言葉は真実だけ そして僕は卑怯な回り道ばかり 君の目に嘘はつけなくて
一歩踏み出す強ささえ持てずに
愛してるよ 君のことを だからこんなに正直になれるんだ サヨウナラさえも もう怖くない そこに君がいて 僕の嘘はみな消えて無くなるから
どれだけ多くの人に届くか判らない
世界を変えるより 今はただCHANGE MYSELF
君が見てるから
今、翼を持たずに空を飛ぼうとして 行くあてもない明日へため息をついた けれど 風向きは希望に向かい 確かに呼んでる気がするんだ
行ってみるよ ずっと開けなかった扉の向こうへ ずっと開けなかった扉の向こうへ ずっと開けなかった扉の向こうへ
嘘でかためられた言葉で オーダーメイドのスーツを作れば きっと僕によく似合う 悪趣味なセンスが光るはず
君に愛してもらいたくて ずっと卑屈な笑顔作ってた 欲望に任せて不機嫌 君さえいれば幸せなのに
ここで僕は時間を潰して 通りすがりの娘にウインクをする 人工甘味料の優しさ 合成着色料の温もり
でも君がいてくれないと 涙が出ちゃうんだBABY 不誠実な僕に花束を 不誠実な僕に花束を
博愛主義者のだらしない過去 君の前で懺悔しよう 独占欲で固められた 鬱陶しいだけのオーバーアクション
偏愛主義者への憧れは 辛辣なアイロニーで傷つけて 尋常じゃない愛の歌 絵の具に溶いて街に塗る
君の包容力に甘えて いちいち逆らって斬りつける 化学調味料にシビレて 合成保存料に蝕まれて
もう君がいてくれないと ダメになっちゃうんだBABY 不誠実な僕に花束を 不誠実な僕に花束を
今夜も作られた物語を したり顔で歌ってのけるから だれかれ構わず愛の歌 陶酔して流すから
その拍手の合間にきこえる 君の声だけに耳をすますから 不誠実な僕に花束を 不誠実な僕に花束を
君のためだけに ラストソングを
不誠実な僕に花束を 不誠実な僕に花束を
YOU ARE THE MUSIC |
2003年08月26日(火) |
難しい言葉いわないで 空にその手をのばそう WE ARE THE MUSIC YOU ARE THE MUSIC
溜息も 吸い込んで 心の底から歌え WE ARE THE MUSIC YOU ARE THE MUSIC
その歌声が 遠くに届くように 世界に届くように WE ARE THE MUSIC YOU ARE THE MUSIC
WE ARE THE MUSIC YOU ARE THE MUSIC
WE ARE THE MUSIC YOU ARE THE MUSIC
MIDNIGHT ORANGE SQUEEZE |
2003年08月25日(月) |
君に見破られてしまった この胸の奥の闇は 明るい光の中で 苦い旋律を奏でる
君の笑顔の陰 誰も知らない夜の顔は 流した血の色と同じ 果実の汁をすすってる
その孤独に気付いたら もうそこから動けない 寂しさに刺されたまま 涙で傷を癒してる
MIDNIGHT ORANGE SQUEEZE こっそりとベッドを抜け出して 今宵、僕を抱きしめに来てよ
そのやわらかな唇で ふたりの記憶を一夜だけ 失って 狂ってみたい
幸せに満たされて 日々を過ごしてるふり 戻せない時計の向こう 懺悔は首筋を斬りつける
知られていない傷の跡 真夜中にそっと隠して 不十分な優しさだけで 未来を埋めようとしてみた
その秘密が漏れたら 解り合える温もりが痛い 闇を抜けた交差点 抱きしめて気が遠くなるKISS
MIDNIGHT ORANGE SQUEEZE 僕の指に絡んだ言葉で 君の濡れた声を操ってみたい 君の口からこぼれる甘いミツに 酔ったまま奴隷になって 哀しみを 悦びたい
2度と逃れられない幻想も 君がこの手を離さなければ、、、、、 BE MINE BE MINE PLEASE
MIDNIGHT ORANGE SQUEEZE ただ1人出逢えた事は 今宵、残酷な神話を作る
そのやわらかな唇で ふたりの記憶は乱されて 未来さえも 失う海に落ちる
そのラインを超えないと 君のもとにたどり着けない わがままなFEELING 無効になりそうなジャッジメント
そのラインを越えないと 君を愛せはしない わがままなFEELING 気にならないのはOK?
愛の不快指数は ザマーミロ おあいにくのゼロですから きみの嫌味なんて怖くない 愛の不快指数は ザマーミロ キッパリとゼロですから 怒らないよ 君は可愛いもんね AM I FOOL ?
そのラインを越えないと 君の哀しみに触れられない 寂しげなANSWER 諦めに似たREACTION
その言葉の意味を深く 胸に刻んで確かめる 力強くOVERDRIVE 戸惑う君の 笑顔が明日を迎える
愛の不快指数は ザマーミロ どこを探してもゼロですから きみの意地悪なんて怖くない 愛の不快指数は ザマーミロ あいかわらずゼロですから 平気なんだな 君は可愛いもんね ARE YOU FOOL ?
大きな希望の木の下で |
2003年08月23日(土) |
僕が死んだら どうか悲しまないで 涙を流しても また笑顔を見せてね
君のもとへ来る 抱きしめるそのために 姿が見えなくても 君なら気付くよ
空に一番近い ふたりの思い出を かざした手がふれるように 感じていたい
君に会えたこと 君と話せたこと それがきっと 天国へ行ける 切符になるんだ
僕の撒き散らした夢を 君に拾わせて 消えてしまうのは 切ないけれど
ずっと守ってる その手のひらの中 君の一途さが ただ 愛しくて
僕が死んだら どうか悲しまないで 涙を流しても また笑顔を見せてね
君のもとへ来る ずっと君を抱きしめてる 声がきこえなくても 君なら気付くよ
曇り空が明るくなって 少しずつ青くなってきて 君を送る RING RING 葡萄パンの香り
自転車のハンドル 不安定に揺れるのは 君のせい? RING RING 葡萄パンの香り
Mm。。。。
川沿いのベーカリー やわらかな午後の光 君を感じる RING RING 葡萄パンの香り
MY NAME IS MELONSWING |
2003年08月21日(木) |
MY NAME IS MELONSWING MY NAME IS MELONSWING 君の言う人ではない それは人違いさ MY NAME IS MELONSWING MY NAME IS MELONSWING そんな人は知らない どこに消えたか知らない 真実はひとつ MY NAME IS MELONSWING
信じなくなってた ずっと下を向いてた それは愛する人が いなかったから
花束も言葉も無く 知らずに墓に埋められた エピタフには 孤独と刻まれてた
MY NAME IS MELONSWING MY NAME IS MELONSWING 紹介しよう 僕の大切な人々を MY NAME IS MELONSWING MY NAME IS MELONSWING 時間も意識も 無くとけあえる 忘れてた想い MY NAME IS MELONSWING
THEY CALL ME MELON THEY CALL ME MELON 心なきあんたらはそれを ただ笑うだろう
THEY CALL ME MELON THEY CALL ME MELON そんな無粋でゲスな心など 知ったこっちゃない
MY NAME IS MELONSWING MY NAME IS MELONSWING MY NAME IS MELONSWING MY NAME IS MELONSWING
ただ歌うだけの男
TEARS ON PIANO |
2003年08月20日(水) |
この曲を ピアノで弾いて 歌うと いつも涙が こんなに 溢れてくるのは 何故だろう
無神経に 記憶が 思い出を かき乱して 消えてゆく 君の 笑顔
もう 戻れない あの日に また出逢う また傷む
遠い日の 事なのに 君は まだそこに 生きてる まだ 不思議そうに 首を傾げてる
何故 この曲を ピアノで弾いて 歌おうと するのだろう
いつも涙が こんなに 溢れてくるのに
風が強い日の午後 人混みを縫って歩く 空は果てしなく高い そしてどこまでも青い
夏の日が通り過ぎてゆく 残った仕事を片づけていると 窓の外に広がる景色と 時間の流れがずれてしまう
寂しい休日 音のない安らぎ
素顔のままで ふと耳をすませば 誰よりも早く 秋の呼ぶ声が聞こえる
あくびをしている猫を抱いて ぼんやり風の音を聞く いい日が続けばいいな このまま眠ってしまいたいな
素顔のままで うとうとと夢を見る 誰よりも早く 秋の匂いを感じる
明日天気になあれ 明日天気になあれ
食事も喉を通らない日々と 幸せに満ち足りていた日々と 絶望に乾ききったしまった日々と 何もなく過ぎてゆくだけの日々と
全てが愛しく感じられた日々と 全てが憎しみになっていた日々と 思い出せない日々と 忘れられない日々と
時計のアラームに刻まれた 嘘と真実の接点 明日の僕のことは あなたは知らないから
今から家を飛び出し 夜の闇の中に ぶち壊れに行って来よう どうしても 湿った空気を胸の奥深く 吸い込みたくて
頭が割れそうなんだ ずっと 気が狂いそうなんだ ずっと 今何も出来ていない やりたいことさえも
そろそろ風向きが変わってきた 外に出よう 飛びだそう 行きずりの熱病に 騙されないように
抱きしめてくれるのは 未来からやってきた 確かなる情熱
HOLD ME TIGHT 思い過ごし 思い上がり それもいいだろう 身体が若返ってゆく
STEP OUT 我が力をためしたまえ
橋を越えるのに39日 歴史はいつも未来への憧れ 1649日の雨が やさしく僕を抱く 警戒する猫と ゆるやかに溶けてゆくナイフ
傘をささずに 橋の上で立ち止まった 越えるのかな 越えられるのかな
これから待っている明日が ギターを掻き鳴らせと ピアノを叩けと 呼んでいるから笑おう
吐き出そう 吐き出そう 雨に濡れたまま いま、さっき作った歌を
拒絶されたアレトニックブルース 自分の手で描く時が来た BRING ME ICE 手掴みで
さあ 今日は泥のように眠って 体の中のメロディを発酵させるのさ 送ろう 発覚した事実に 忠実な誠実なテンションというやつを
どんな言葉にも君は 首を横にふった 嘘でこの世が変わるなら 犯罪者にでもなりたかった
夜明けまぎわのコンビニの 売れ残りのパンかじって はらはら涙こぼしたあと 大声上げて泣き出した君
それほど悲しませたこと 責める言葉ももてずに 第三者の夜明けは ただ 彼を憎んだ
世界中で一番 大嫌いだって なじりながら泣き続ける 自分が見えないその場所で
多分そいつのことを 誰より一番愛してるのさ 近くで君を見つめる 想いには気付かないままで
そこまで悲しませたこと じきに忘れるんだろう 誰も知らない暗闇の中 抱きしめられた瞬間に
世界中で一番 大きな花束より 安物の言葉一つで 君はすぐに振り向く
抱えた想いのぶんだけ 加速度をまして 同じ事何度も何度も 繰り返して深くなる
世界中で一番 大嫌いなやつが 無意味な時間飛び越え ドアをそっと開ける
泣き疲れて眠った君を 王子様がおこす頃 ふてくされた他人は やっと眠りにつく
泣き疲れて眠った君には 王子様の温もりが ふてくされた他人には 眠いだけの朝の光が
やわらかいたまごでくるんだ オムライスつくってよ
今、ちょっと淋しいんだ
君の温もりを感じたい そばにいてほしい
愛したり愛されたり ことばはいらない
信じたり疑ったり そんなことしない
いつもみたいに笑ってよ ちょっといじわるに つついてよ
ねえ おなかがすいたんだ
やわらかいたまごでくるんだ オムライスつくってよ
君が好き
生まれて初めて見る 白いきれいな貝殻 少女はひざをかかえ いつまでも少年の話をきいていた
瞳閉じて魚と泳ぎ おとぎの国を歩いた 許されるならこのままずっと 一緒にいたかった
入り江の夕暮れ 明日の約束 少年は1人いつまでも 貝殻を集めてた
えらいお医者さまのところへ 入院が決まってた 少女は大切な宝物 少年に手渡した
今まで見た中で一番 きれいな宝物見つめながら 少年はさよなら言えずに ずっとこらえてた
病気が治ったら必ず 会いにくるから そしたら たくさんたくさんお話ししよう ふたりは指切りをした
約束をいつまでも守り 少年は海を見てた 季節がうつりかわっても きれいな石をさがしてた
見知らぬ女の人が何か 言いたげに見ていても 少年は気付くことなく いつまでも待っていた
入り江の夕凪 くちずさむ少年のそばで よりそうように止まった風が やさしい歌をきいている よりそうように止まった風が やさしい歌をきいている
夏のギャラリー 永遠の恋人を覆う ガラスのオブジェ 理想化された君のOK
ふたり 新しい関係 ふたり 結構気になって ふたり 奇妙なコネクション ふたり 図太い遠慮 話にならない
一日何度チェックしてるの 大きなこの足音 忍び足ハートビート ばれないように 伝わるように どうしたいんだ、僕はいったい
さあ、遅刻したキューピットに首輪 引っ張っていってご挨拶 ヤッホー WOMAN 僕なんか如何ですか?
はっきりしない空 汗ばむ匂いを気にしてる 神経質になるそのわけ 冗談交じりの 失望
ふたり 新しいニックネーム ふたり 自然な用件を用意して ふたり 不自然な納得 ふたり あからさまな笑顔 バカじゃない?
いったい何往復してるの 行ったり来たりの短距離 きっかけつかむ努力 泣けると評判の映画より ずっと涙ぐましいじゃありませんか
さあ、少しぐらいうぬぼれて ハッタリかます位が丁度いい ヤッホー WOMAN 僕なんか如何ですか?
返事を聞く前に 失神してしまいそうで 情けねえなーおいおいおいおい 言葉は待ってられない
いい天気だね、、、 今は夜か 星が綺麗だね、、、 ありゃ、曇り空だ、、、 久しぶりだよね、、、昨日会ったばかり、、、 とりあえずお茶どう? 終電直前、、!?
『オレの目をみろ〜 何にも言うな♪』 言ってくれないのも困るけど、、 もし こいつで我慢してくれてもいいなら ほんの一度だけ、、、、 ほんの一度だけ、、、、、 ウインクで答えてよ
さあ、遅刻したキューピットと心中 街中に花を撒き散らして ヤッホー WOMAN 僕なんか如何ですか? 僕なんか如何ですか?
TO BE CONTINUED、、
ブルージー・ヴィーナス |
2003年08月12日(火) |
女神がエロティックでいいのかい なんて罰当たりな夜 ありきたりな刺激で十分なのに その上を行く意地悪にお手上げ
束縛はキライじゃなかったの? 僕の明日のスケジュール 君のKISSで塞がれてしまい 息を止めて海に潜った
ブルージー・ヴィーナス 君に引き込まれて 縛られる不自由さも愛しい ブルージー・ヴィーナス 一日の終わりと真夜中の始まり また新しい君と出逢う
戯れに汚れた足跡と とても切なげな愛の隠し部屋 夢心地 眼を閉じた神話に 君のイキそうな声がする
誰かのことはもうかき消して 同じ日々の違うページをめくろう 君の世界はもう見えない 悲しいウソも 壊れてゆく
ブルージー・ヴィーナス 君にとかされたまま 墜ちてゆく傷みさえも愛しい ブルージー・ヴィーナス 一日の終わりと真夜中の始まり また新しい君が誘う
HELLO 愛しき悪魔たち |
2003年08月11日(月) |
HELLO HELLO 黒い翼の悪魔たち 今夜の月は紅くない FULL MOONまであと少し ノイズの交差する街の明かりを 縫うように探そう SWEETER DAYS OF MINE
HELLO HELLO 愛しきひとの手のひらから こぼれ落ちた星の滴で酔わせよう STAY HERE 危ないぜ 気をつけな ボンヤリしてると頭をぶつける WATCH YOUR STEP!
笑ってるかい 適当に並べて 洒落で落としても 窓を開ければ 詩(うた)なんて流れる さあ 痛い指隠して UP & DOWN LEFTY 小粋に決めて STROKE 次に出逢うときは 紅い月の下で 切ないブルーズを連れてこよう
HELLO HELLO 黒い翼の悪魔たち うわさより不確かな現実 FULL MOONに吠えたなら 何か答えが見つかるのかな 目を凝らして見よう SWEETER DAYS OF MINE
HELLO HELLO 愛しき夢が消えかけても 諦めないのがあの天使のイカス所 STAY HERE もう少し 見ててみな 白い翼が街を飛び越えるぜ LOOK AT HER DANCE!
呆れてるかい 物語なんてどこからか 勝手に降ってくる 放っておいても詩(うた)なんて生まれる さあ 痛い指隠して UP & DOWN LEFTY 小粋に決めて STROKE 次に出逢うときは 黄色い刹那の海を 渡るバラッドを信じさせてあげよう
SEE YA!
君の心も 君の身体も 寂しさも孤独も 笑顔も 守ってあげたくない
慈悲などプレゼントしたくない
君が涙を流すとき ただ、理由もなく 僕は勝手に抱きしめたくなるだけ
君が絶望の中にいるとき 君のために何かをしたくない ただ手を握りたいだけ ただ隣にいたいだけ
それは僕の勝手な望みで 自分がただ そうしたいだけ
君のためじゃない
君を愛しているけど 愛してあげるんじゃない 僕が勝手に愛してしまっただけ
君に愛されたいけど 君に何かを望んではいない 月を見上げているだけ
君の哀しみを知ったとき 僕はただ涙を流したいだけ 君のために泣いてるんじゃない 僕が勝手に泣きたいだけ
君のことなど 何一つ信じていない ただ、ここに君を愛する心が あるのを知っているだけ
僕は知っている 僕は君を愛している
月の満ち欠けが 一回りして 風がやわらかくながれて 僕の君への想い 強くなったのに気付いた
君は僕を愛している でも 僕も君を愛している
そこには誰のためでもない 自分だけの事実が ふたつ 静かにみつめあってるだけ
君を守ってあげたくない 勝手に守る
勝手に愛し 勝手に消える
君が去ってゆくことなど 怖くない
僕はずっと ただ、思い出してる
君のことを 愛している
君が気付く前から ずっと 勝手に
そう
勝手に
BEDSIDE INTERVIEW |
2003年08月09日(土) |
君のベッドサイドで 情熱のインタビュー 幸せを拒絶しながら 音をたてて溺愛
終わらない刹那に グロテスクな矛盾 少女趣味のアンチテーゼ 光が漏れる
君が消えてしまいたいなら 君が消えてしまいたいなら 君が消えてしまいたいなら それもいいだろう
僕は忘れない 僕は忘れない 僕は忘れない 死んでも君のことを
偉大なる朝が訪れて 憂鬱なる朝が訪れて それぞれの朝が絡み合う 細い金属のワイヤーのように
慈愛 自愛 G.I. 僕1人だけで懺悔をしても 通り過ぎる人々の波は 何も聞いてくれやしないのさ
君が消えてしまいたいなら 君が消えてしまいたいなら 君が消えてしまいたいなら それもしかたない
僕は忘れない 僕は忘れない 僕は忘れない いつまでも愛している
2年後の6月 誰も来るはずのない 教会の前で 君とばったり会った
特別な日、予定の時間 君も憶えていたのに 同じ気持ちでいたのに 何も言えなかった
ずっと1人でいる 理由は告げず 思い出に頼らず 君は真っ直ぐ想いを見せた
直前のキャンセルで 気持ち確かめた君の 遅すぎる告白は あの日のまま 何一つ変わらないまま、、、
なす術もなく見送って 当たり前の結末 再び会うことも許されず 圧力で幕が降りた
別れたくない涙 ただ流すだけの君を 遠ざける力に負けて 僕は1人になった
電話も手紙もとぎれても 想いの中だけで 生き続けた小さな命 君の中で希望に変わり
哀しみをとかせるのが 僕だというのならば いくじなしの心 捨てて歩きだすよ
今、もう一度 扉をたたくなら どんな無茶なことでも 輝きにできる気がする 頷く君の手を取り ふたり 同じ未来を目指そう
もう迷わない もう離さない
言いたいことはだいたい 判ったけど どこか 昔聞いてたことと 微妙に違うこと言ってない? ん?
伝えながらまた 迷路に迷い込んで 出口を探して彷徨う 君を責められもしない ふう、、、
呆れたり 怒ったり とりあえず責めてみたけれど 平行線ってこういうことを 言うんだね
なるほど
君は 可愛かった 今も好きだ 抱きしめたいほどに でも未練がましく生きるなんて これ以上 やってられない 諦めりゃいいんでしょ 恋なんて また転がってるよね きっと だから ね サヨナラ
キライじゃないよ 今も サヨナラ
全て終わったら それ以上 僕のこと 他の誰かに 話すのはもう 止めてくれないかな ねえ
僕たちが過ごした 日々の出来事を 君の言葉越し 知らない奴の 頭に入れたくない 嫌だね、、、
わかってる 感じてる 知らぬ間に君の理想と 比べられた僕の姿は 裸で さらされた笑い物
君は やさしかった 今も好きだ 頭に来るけど でもこらえながら優しくすれば 多分 自分に嘘ついてる だから もう何も言わない 君を愛してこれたのだから それでいい だから ね サヨナラ
キライじゃないよ 今も サヨナラ
愛がこんなに 大変なもんだって 思わなかったさ 君に出逢うまでは
まだ胸は 傷むよ
君は 可愛かった 今も好きだ 抱きしめたいほどに でも未練がましく生きるなんて これ以上 冗談じゃない 諦めりゃいいんでしょ 恋なんて また転がってるよね きっと だから ね サヨナラ
キライじゃないよ 今も サヨナラ
SWEET BABY |
2003年08月06日(水) |
時間の雨に ただ 撲たれながら 闇の出口 探していたよ
MY SWEET BABY MY SWEET BABY
枯れてしまった 涙の行方を 夜の小鳥たちに 訊ねてみたよ
MY SWEET BABY MY SWEET BABY
愛の形が 変わり果ててしまっても 同じ場所でいつも 君のことを探してるけど
哀しみに溢れても 顔に出したくないし 優しさを手に入れるための 未来もいらない
愛の形が たとえ醜く変わっても 過ごした季節の記憶まで 色褪せはしないから
上手に生きていけるほど 器用にはなれない ここで都合の悪いことを 君のために消しておく
愛の姿を 忘れかけてしまっても 窓際でぼんやりと 君のことを待ってるけど
絶望を見ないように 目を閉じることはないし 新しい明日のために つくり笑いはしない
MY SWEET BABY MY SWEET BABY MY SWEET BABY MY SWEET BABY
縋ル事勿レ(Sugaru Koto Nakare) |
2003年08月05日(火) |
街の見下ろせる坂の上から 自転車ノンストップで下る 風の強い日 高い空から答えが落ちてくる 小さな自分を哀れむ鳥の声
カゴの中 沢山の綺麗な花の種 風に煽らればらまいてしまった 面倒だし拾いに行かない そのままサヨナラ 花よ咲き賜え 僕のことは忘れて
縋ル事勿レ 縋ル事勿レ 可能性に溢れた 明日があれば もう 要らないものだらけ みな捨ててしまえ みな捨ててしまえ 涙なんてものと一緒に 全部!
縋ル事勿レ 縋ル事勿レ 下らない道草食ってる 時間なんてもうありはしない 何かが待ってる 何かが待ってる 胸ふくらませ さあ 行きましょう GET IT ON
解けないパズル目の前に置いて 頭抱えっぱなしのまま 迎えた夜明け 怠い身体 取れない疲労 食欲無くして 頭痛に悩まされる
たかがパズル一つにそこまでしてみても 得る物がどれだけ素晴らしいと言うのか 気付かずただ 解くことだけを考えてた プライドに支えられた愛のようだ
縋ル事勿レ 縋ル事勿レ それまでの自分に 未練を残して 生きてくんじゃ 意味がない みな捨ててしまえ みな捨ててしまえ そこから 全て始めよう OK!
縋ル事勿レ 縋ル事勿レ 『不幸』に陶酔するのは お姫様と王子様の愚かな証し 幸せになっちゃえ 幸せになっちゃえ 難しい事じゃない 答えさえ見つければね GET IT ON
リセットボタン押したら全て やり直せると思っているなら 一つ大事なことを思い出した方がいい 物語は始めからもう一度はじまるけど ストーリーもたどる道も同じ 結末だって同じ ただ時間を浪費するだけ
縋ル事勿レ 縋ル事勿レ 裏切られるために ドアを開けてもいい そこに現実があるから もっと強くなれ もっと強くなれ ずぶ濡れで バケツの水 掛け返してやれ
縋ル事勿レ 縋ル事勿レ 今日より明日はきっと カッコいい自分が生きている 何かが待ってる 何かが待ってる 胸ふくらませ さあ 行きましょう GET IT ON
※作者注/現実問題として、自転車で坂道ノンストップ降下は 非常に危険です。交通事故の可能性が極めて高いので、 絶対に真似しないでください。
IN THE RAIN OF LOVE |
2003年08月04日(月) |
雨を止ませることなど出来ないよ 僕は神様じゃない ただふられて濡れるだけ いつまでも雨の中で
時間より早くここにたどり着いた 落ち着いていられなくて 時計を見ていてもじれったい なにか言葉を探してた
いつの間にふりだした 分からないのに 切なさだけが 君の笑顔つれてくるのさ
IN THE RAIN OF LOVE 予定外の風向きに
IN THE RAIN OF LOVE 心も流されていきそうさ
雨を止ませることなど出来ないよ 僕は神様じゃない これ以上濡れたくなんかない なのに君が来ない
言葉より大切な想いだけで 全てまとめられるほど 僕は器用なわけじゃなくて いつも手掛かり求めてた
いつの間に燃えていた 心の中の焦りが 駈けだして思い出して 君の笑顔うかんでくるよ
IN THE RAIN OF LOVE また沈黙の中で
IN THE RAIN OF LOVE 心がキリキリ痛むのさ
雨を止ませることなど出来ないよ 僕は神様じゃない ただふられて濡れるだけ いつまでも雨の中で
8月のサンタクロース |
2003年08月03日(日) |
梅雨明けの空 太陽の忘れ物 熱帯夜が喉を乾かす 冷蔵庫の唸りの隣に おかしな人影一つ
泥棒だと思って身構えりゃ 季節はずれの訪問者 何でこんなところに? ミスター・サンタクロース 僕に会いに来た
遠く離れた街まで 風を切って夜間飛行 シーズンオフのトナカイは ソフトクリームで上機嫌
どこに連れて行く気なのさ ただのヒマ潰しだって? おせっかいおじさん いくらオフだからって 僕には僕の生活がある
子どもが夢を無くした事 嘆いてる生きた神話 たぶん明日誰かに言っても 誰も信じてくれない 哀しい世の中になったと あんたが嘆いてどーする ミスター・サンタクロース ディズニーランドでも行く気かい?
くどくどと繰り返す 年寄りの小言には勝てないね ネオンを飛び越え空を駆け 懐かしい街までひとっ飛び 忘れてた友達と 意識から消えてた思い出 そういえば何年も帰ってない
星降る夜のクルージング ビールを片手に急降下 ちょっと背中がゾクゾクしたけど 慣れれば結構爽快かも
思い出した あの時に ガールフレンドと夜明け前 こっそり企んだランデブー お家の近くで車を止めて 息を潜めて時計を見てて やってきたのは彼女のパパ
それから恋を繰り返し 僕は何かを無くしていった
大切な日々を 引き出しにしまったままで 夏が来るたび思い出す約束も いつしかすっかり 遠い記憶
ミスター・サンタクロース あそこの窓の前でちょっとソリを止めてよ あの子は元気かな ちょっと見るだけだからさ
あれからもう何年経ったと思う? もう大きな子供がいる歳だろう
自転車に乗った警察官 空を見上げて僕らを見てる 石になったまま目を丸くしてる 幻だよ 幻 誰も信じちゃくれないって
夏のカーテン風に揺れて 部屋の中には誰もいない
ミスター・サンタクロース センチメンタルに浸るのはもういいや 何だか楽しくなってきたぞ 海に行こう 思い出の海に
コンビニでビールを仕入れて トナカイにはイチゴアイス ほうら ご褒美だ
店員さん 気にしないで ただの仮装大会だから
夜明けまで空を飛ぶ 真夏の夢 涼しい海風の匂い 身体に絡みつく
ミスター・サンタクロース ご機嫌なじいさん 今年の夏は暑くなるそうだよ 冬までどこにいるのかな
空を駈ける 夏の風と共に 踊るように過ごした あの頃の日々 プレゼントは 永遠の笑顔 無邪気だったあの 僕の未来は こんな大人になってしまってた
<トナカイの ギターソロ>
目が覚めた ベッドの上 長い長い夢を見た 長い夏のはじまり 8月の暑い太陽
目が覚めた ベッドの上 パジャマから潮風の匂い 手のひらから イチゴアイスの香り
海を越えたらもう会えないね 口実も作れない 新しい生活に慣れたなら 僕は君の中から消える
僕の視界からもれていた 君の思い過ごし 否定されていないまま 別々の恋が始まった
言えなかった本心を 理由にすればいつも 大人になれなかった言葉 ふり返れば思い出す
ウエディングベルで知ったのは 流れた季節の数 『綺麗ね』という友達の 囁きが耳を通り過ぎる
僕が感じてたよりずっと 君は僕を愛してた 短い手紙の中に在た いくじなしのままの君
君を振り向かせられなかった ジョークの中の本音 メリーゴーラウンド止められず 皮肉なハッピーエンド
遅すぎた心の傷み 気付けばもう時間切れ 大人になった僕の顔は 君に見せられなかった
海を越えたらもう会えないね 口実も作れない 新しい生活に慣れたなら 僕は君の中から消える
涙 ただ流す君と 2人だけの秘密 最初で最後の両想い KISSがサヨナラを告げた
苦い予言を噛み砕きたくなくて 一気に水で流し込んだ
優しい君しか見ていないから とりあえず目を閉じてみた
知っていたのかも知れない 気付いていたのかも知れない
流される予定の君と 流してしまう僕の掌の力
くだらない欲望 つまらない羨望
美しい形で愛を語るなんて 僕には奇跡でしかない 最低の手口 最悪の言葉
甘い予感は いつも君を焦らせながら じりじりと包むように 告白する
水をかぶって さあ、どこかで空を見よう 甘い予感 いつだって嘘 いつだって妄想
|