メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
INDEX|前の詩へ|次の詩へ
もうそれはいわなくていい |
2016年05月30日(月) |
あきらめてはいない おいかけてもいない 悲観してはいない 期待してもいない
もう何も言わなくていい 心のまま寄り添えたから それだけで十分
マスク一枚隔てて ぐっと気持ちを堪えた それだけでたくさん
言わなくていい それは言わなくていい 明日同じ事は繰り返さないから
僕の言葉だけじゃなく 君のリプライが踊ってる 冷たいふりをしてるくせに
そして心がちょっと濡れた
理由を知りたければ後ろを見ろ |
2016年05月29日(日) |
理由を知りたければ後ろを見ろ 理由を知りたければ後ろを見ろ 理由を知りたければ後ろを見ろ 理由を知りたければ後ろを見ろ
その踏みつけた無垢な亡骸を 愛のないその足跡を 自分だけを愛したその軌跡を 興味ない物への冷たい仕打ちを
その答えが身に降りかかる その答えが身に切りかかる 刃の雨には理由があるのさ 針の廊下には理由があるのさ
後ろを見ろ 後ろを見ろ 後ろを見ろ 後ろを見ろ 罪に気づかない病のなれの果てを
狂犬がTwitterに乗って噛みつきに来るぜ 狂犬がTwitterに乗って噛みつきに来るぜ 意見が違えば 気に食わなければ 敵でいいぜ 敵でいいぜ
私が迷い込むべき処は |
2016年05月18日(水) |
私が迷い込むべき処は あなたの心の中
私が眠るべき処は あなたの子宮の中
MAN & WOMAN |
2016年05月16日(月) |
男と女がいればそこに必ず こういう結果が訪れるのだ 男と女がいればそこに必ず こんな悩みが訪れるのだ
だからこれを不思議なことだと 思わなければよいのだ 良し悪しでもいい 感情のままでもいい 否定でも肯定でもいい 夢ではなく現実なのだと知ってればいい
これは現実なのだ そして綺麗ごとなど なんの意味もないのだ
遠ざかることもなく寄り添うこともなく |
2016年05月15日(日) |
まだ寒いこの夜の空気は 窓から誰かの代わりにすり替わり 2人の間に割って入った それが心地よくなってしまったけど
遠ざかることもなく 寄り添うこともなく 淡々と夜の道はパノラマになる この橋を越えたら車は記憶の中を あの日を置き去りにして走る
何も変わらないかもしれないけど なにも進まないかもしれないけど
さてどうしたものか 困った 困った こんなはずではなかったが 戻った 戻った
心が元にもどってしまった 振り返らないと決めたのに もう先に進むと決めたのに 忘れてしまおうと決めたのに
さてどうしたものか 困った 困った 止まらない想い 繰り返された昨日
生きにくい2人の約束 |
2016年05月04日(水) |
白紙から微笑の日々に 無理をせず つくろわず それぞれの場所に帰って 無理をせず 生きてゆく
生きにくい明日と 生きにくい空間と 誰も知らない真実の隙間 揺れては落ちる 壊れた時間
2人の約束は もっとずっと生きにくい それが普通の生活なのに それが普通の毎日なのに
|