舟歌(チャイコフスキー) 第8回 |
2/26のレッスンより
♪教則本 低音域でのd-mollの練習。 低音DもCisもCも、2度の関係からならスムーズに音が出るようになった。 しかし、得意の低音域まで音割れを感じるのだが、はたして・・・・。
♪舟歌 やーな感じが漂っている。 音が! 割れる、割れる。 体力が続かない。 最後まで同じ音色で吹き続けることが出来ない。 特に間奏の後から非常におかしくなる。 上唇の筋力が足りずに広がった唇から息が漏れるのだろうということ。 そのようなレクチャーの後、今回のレッスンで一番ショッキングな改良点を指摘された。
「頭部管をもう少し内側に回してみてください」
えー?! なんそれ?! とビックリ仰天した。 超基本的な部分での今更の直し要請に頭が白くなったね。
そう、大体の事情はわかっている。 最近基本に忠実な楽器の組み立てにこだわっていたからだ。 “歌口がキーと一直線上になるように。” これよ。 手が小さいから従来は頭部管を少し内側に回して組み立てていたけど、なんとなく指も開くようになってきたしイッパツ試しで基本の組み立て位置にチャレンジしよう、と頑張っていた。 これがダメだったらしい。 しばらく前から「音が悪い」と呟いていたのはこれが有る程度影響していたらしく、歌口を元の位置に戻したら、音も戻った。
・・・目から鱗ですな。
そんな直しと吹き加減の調節で、曲の練習時間を大幅に使ってしまいほとんど吹けなかったが、とりあえず現状の打破ができそうなので少々ホッとしている。
今回の特筆事項。 「何事も身の幅にあった状態をキープ。無理は時と場合を選びましょう。」 以上。
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2006年02月27日(月)
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