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2002年06月29日(土) 夢のカリフォルニア


軽く絶望している
中途半端なので 泣ききったら楽になるんじゃないかと思う
じわっと泣きたくもない時に勝手に泣けてくるくせに
いざ泣こうと思ったら、悲しいはずのドラマもなんだか泣かせてくれないし
ちょっと失踪しようかな
ここではないどこかに逃げてもたまにはいいのかもしれない

絶望といっても 希望が絶たれると書く絶望で
全てが終ったわけじゃない
そこから道は始まる!みたいな希望だったので
絶たれたら困ってしまうんだけれど
また はばまれるの?みたいな・・・
人生につきものだけど・・・はばまれて、はばまれて、行き止まって
そしてまた別の道をさがして・・・
得て、無くして、また得て、得たかと思ったら無くして、得ようとして
繰り返し
そのうち・・・もしくは始めから、希望というものが抱けなくて
そんな状態も 軽く絶望してる感じ?

未来はずっと続くのに
道がふさがったり終ったら違う道を選びなおして進むでしょ
選ぶ道、選ぶ道、ちょっと連続してはばまれ続けて
自分が選ぶ道、間違ってるのかな、なんて自信も無くして
それでも切り拓こうとした道もはばまれて
次に選ぶ道を見失う・・・見失うというより、「見つける希望」すらなくす

まぁ、仕方ない
自分の人生は自分しか背負えないのだし
どうしたって生きては行きたいのだから

きっと 神様みたいな存在がいて
いつか必要な力になるように
痛みとか悔しさとか憤りとか寂しさとか不安とか
理不尽かもと思える出来事をくださるのだ

心の底から力強く笑える日のために
降り注ぐ時間は誰にも平等だから それは哀しいくらいに
だからこれは必要な時間

仕方ない、仕方ない、いつか道は拓ける
きっと大丈夫、大丈夫
だって旅立ってみようという気持になった
そして 帰ってくる
また 歩きはじめるために
「世界は愛に満ちている」はずだから



みたいな・・・・・。山崎家が欲しいです。そこに行けば余ママが「いつでもおいで」と笑顔で迎えてくれて、一徳パパが「世界は愛に満ちている」と言いながら、すっとぼけてて、おまけになんと!くどかん兄ちゃんと剛がいて・・・・山崎家・・・いいなぁ。ないかなー。ていうか、私、山崎家みたいのつくりたかったの。余ママになりたかったね。でもむいてないし、やっぱり、山崎家探すほうがはやいかも。

「夢のカリフォルニア」うまいドラマでした。地味なトーンだったけど、スカシ方もうまかったし、最後1年後・・・ていうパターン、富に多い中、不自然でなく面白く、あぁそうなるかも、みたいな感じで嫌味なく。最後ラストカットが、終ちゃんじゃなくて、あれは、ジャニーズな匂いがしたのが惜しかったけど、意図的?


夢のカリフォルニアに旅立つには、梅雨だぜ、ベイビー。でもちょっと失踪。新潟までは行きません。ちょっとそこまで。夢のカリフォルニアみたいに乾いたいい感じのママス&パパス的な香りの全くなさげな、ほんの「地獄八景亡者戯」うーーーーー。無くなるのかよ!近鉄小劇場までっ!!

うーーー、風、怖い!横浜もこんな?トルコ戦みれないので、誰か私のかわりにイルハンくんが出たら応援してください。


2002年06月26日(水) ♪私、髪を切りました〜♪もっちゃんの『日常こんな劇場』6

 私はホセ・カレーラスが好き。でも、桜井賢はルチアーノ・パバロッDになります(もしくは沢田研D)

 って、さっきニュースでやってたからつい書いちゃった。へー10年前からW杯の開催都市でコンサートやるんだって!


 タイトルだけ見て「あ、これは『追伸』ね」とわかった人はさだまさし好きですね。「あ、♪がついてるから、またもっちゃん、歌ってるわ」と思った人は、もっちゃん好きですね?じゃなくて、だいぶもっちゃんワールドになれてきてますね。よかよか。

 『追伸』これはね、アグネス・チャンがLPでカバーしてるんだよ。(あまり重要でないお知らせでしたね)

 今日、髪をやっと切った。私は割と飽き性で、髪型についてはね。ころころ変える。学生の頃は半年に1回、全然違うヘアスタイルでした。ちょっと一時、惚れた男が、なーーーーーーーーんにも褒めないというか、私の外見にも少しは興味を示してくれてもいいんじゃないか?というくらい、反応のない人でして、それがね、「髪は長い方がいい」って言ったの。
 今まで「ミニスカは人前ではくな、でもデートの時ははいて!」とか「え?髪切るの?」とか「着物きたんやったら、見たかった」とか「花火、行くのやったら浴衣着てくれ」とか、彼氏のそういうリクエストにことごとく、ただ自分の気持を尊重してきた私。
 特に髪型。気分転換になるから、とか、この季節これが楽とか、そんな理由で、ころころ変えてましたが、その男のときは、3年か?ずっとロングでした。あぁ、私ってばかわいいやつだったこと。でも、それにしてもショートよりは手がかからないのでかなり楽、っていうのありましたけどね。でもま、時々そろえたりして切るわけです。「長けりゃいいのね」とウェーブ出したりするわけです。でね、私のもうこれも「学習」やね。必ず歌ってしまうの「私髪を切りましたーーーー♪」
しかも、1番と2番のさびごちゃごちゃで・・・



 「撫子の花が咲きました 芙蓉の花は枯れたけど」

 て、はじまるこの曲、私はすぐにも撫子も芙蓉も思い浮かばないようなやつですが・・・ええ、この曲なんです。で、この曲はね、とても好きな彼氏がだんだん無口になってきた。どうやら彼女ができたらしい。(主人公と彼は友達段階なのかおつきあいしてるのかはどっちともとれる・・・ライナーノーツになんか書いてたかな?)彼の指に包帯を上手に巻いたのは誰か、それを彼に尋ねることも怖くてできない・・・・さらに他の人と話してる声が眩しくて耳をふさいじゃう。だから「下手なくせに(これがさだワールドね)」編みかけたベストもほどこう!失恋してしまうんでしょう。もしくは、あきらめようと決意するんでしょう。で、出てくるフレーズ。

 「どこにもある様な事ですか 私 髪を切りました」

 今時、失恋したからといって髪を切るって女子はそう多くないんじゃないかな。速攻「髪切る=失恋」はないんちゃうかな?口紅の色をかえるだけでも気分てかなり変わるのね。そういう意味では髪型を変えるのはスゴイ気分がかわる。だから、失恋そのものというより、再スタートとか、だから仕事かえるとかそういうのでもね、切るかもしれんね。切るっていうかヘアスタイル変えるかもね。ようは気分転換よ。「あーなんかわからんけど、最近いらつくわー、うっとーしーわー」髪でも切ろかな?となるわけ。
 かなり実際美容院に足を向けるきっかけとしてはまだ強い要因と思う。あとは、流行を気にしたり、ファッションにあわせたり?

  「あなたに借りた鴎外も 読み終えていないのに
   最後のわがままですあなたの 肩巾教えて下さい」


 これがもっちゃんの美容院行き帰りに口づさむ学習された歌です。ええ、もう100%飽きたから、伸びてきたしなぁ、そろそろやろ、っていう理由で美容院に行くのに。しかも、鴎外、借りてないし、だから読みかけてもいないし、他の本すら借りるあなたって誰?やし、おいおい、ほどきはじめたのに肩巾教えてって、もう、さだワールドやねー。切ない乙女心やねー。って、いや、最後のわがままで聞く肩巾、必要ないし、だってベスト編まないから。編物できないから。って、毎回ツッコミつつも今日も、口づさむのさ・・・「私、髪を切りました〜」

 あー頭かるっ!シャンプーちょっとでええし、すぐかわくし、楽!


追伸:トルコ勝てませんでしたね。イルハンくん!あれ、決めてたら国民的英雄だったかも?あ、そうそう、トルコの国歌ってオスマントルコ時代のなんていうんやったっけ?楽隊みたいのがあるのね、それ結構好きで、テープ買って帰ってきたの。妙に聞きたくなったわ。どこにあるやろう・・・・。


2002年06月25日(火) サッカー観てるから・・・・

 ラストだけ押さえようと思ってた「整形美人」はこのところ続けて全然みてない、「春ランマン」も宗太とあかねが意識しだしてからを観てない。でも、試合終ったからラスト観れた。ふーん、元さやっていうか、なるべくして全員ひっつけちゃうっていうのも、今はあえて新鮮かも。押尾くんは「ラブレボ」からしたら随分成長したね。

 サッカー観てるから、芝居中継とかビデオ録画したの、全然見れない。今日も何故か「宝塚フォーエバー月組真琴つばさ」とか録画した。3時間もビデオ占拠した。何故か?真琴つばさは、よく知らない。雑誌で読んだけど、そうぴんとこない。でも何故か?この「LUNA」っていう作品といくつかのレビューを高見沢俊彦くんが作曲、編曲したんだな。そのためだけに、録画した。早く観て、あけなくちゃ・・・。(でも、これも正直、すっごいもう面倒だって忘れたと思おうかな、とかまで思ってた)

 もともと1時間づつのドラマですら見れないんだけど、あー、NHKだからCMないのは嬉しいよ保存版なら。観て消す、って場合CMあると実際の見る時間短いから早いんだよね・・・・うーん、観てから消す、早くビデオをからにしなければ、きっとこのまま色んなドラマがうもれてしまって、夏ドラへGO!しちゃう・・・・ていうか夏ドラは、保存版したいドラマあるんよー!!


 そして、またもや「バーナビー」忘れたと思ったけど、新聞確かめてないけど、ウィンブルドン?
 って、おいおい、なんか「探偵濱マイク取扱説明書`見てね`」とかやってた?!あぁあ・・・・・・予約してない。ぼろぼろだー


2002年06月23日(日) 今日もW杯のために@放心状態続く

 でも、ヒトコト言わせて。日本テレビ系の番組だから大丈夫と思ったら、またさんまがキムタクキムタク言ってる・・・・不愉快。でも、結局あのジーロさんがゲットしてきたデルピエロのサイン入りはさんちゃんが着てる。キムタクが要らん、言うたらしい。「そらいらんわなー」とさんちゃんはいうけれど・・・・それって、他局だからこっそり言える、裏の意味?「薄情なやつっていんしょうつけたかったりするわけ?」とか、出だしから考える。あぁ、不愉快。
 でも、ロナウドがキュートなインタビュー・・・。あれ?彼はブラジルポルトガル語でなく、スペイン語でインタビュー受けてたね。

 やべっちFCはおもろかった。宮本のインタビューあったし・・・・

「情熱大陸」はNBAを目指す尼崎出身の森下くんが取り上げられてた。ちょっと友達を思い出す。元気かーー。

 あ、「ヨイショの男」どうなってんだろう?ビデオ録画もしてない・・・ぼろぼろじゃん・・・そういえば、深夜で永瀬正敏の映画特集やってるんだった。濱マイクのためだな・・・・。全然、新しいビデオすら買いに行ってない・・・・。

 短い日記も書けるねんやん、私。


2002年06月22日(土) そして僕は途方に暮れる

スペインvs韓国・・・・・・
茫然自失、放心状態な自分に驚く。

 私はね、実は日本の次にスペインを応援していました。ラウル・ゴンサレスが気に入ってしまったからでもありますが、以前、ヴェネツィアに行きたいとかほざいていた日記を読んで、しかも覚えてる人いるかな?ヴェネツィアもね、街に2回、違う季節にだいぶ間をあけて行った。1回目は1日しか余裕なかったけど2回目は5日滞在。なんかね、街にいると、「私は前世のいつかヴェネツィア人だったかも・・・」とかいう気持になったりするのさ。でね、そのヴェネツィア熱の前に私はスペインに対しても、実は私の母国はスペインだった時代があるのでは?とか思うところがあるの。
 私ね、好き嫌い結構、大学生になってから減って行ってはいたけど、やっぱりね、嫌いで口にできないものは減っても、好んで頼むメニューっていうのがオムライスとざるそばぐらいだったの。あと、家だと、単純に白いご飯。で、『食べる』ってことに興味がなかったの。パン食もだめだったし、おかしとかもそう好きではなかった。(さくら餅は好きだった)それがね、はじめて行ったスペインで「パンておいしいじゃん!」ってわかって帰国後はDONQに通いましたよ。でね、現地では毎日毎日、昼ご飯場所選ぶのに半日ついやす!って生活しててほんと、面白い趣の旅行でした。あれからだね、食べるってことに興味を持ち始めたのは。今も食べれないものはいくつかあるけど、レバーとか・・・でもね、旅先とかだと余計にね、何でも挑戦ていうか、「味見させて」って感じで食べたい気持がいっぱいになってきた。量もね、最近ちょっとダメですけど、すっごい、「そのちっこいからだのどこにはいんねん?!」っていうほど大食い時代もありました。これ、全てスペインのおかげ・・・・。

 ま、そういうこともあってスペインに優勝して欲しかったりした。(実力とか色々わからないから全然ダメ予想かもしれないけど)
 あ、現に、負けたし・・・・でも、あぁ、ここでは言うまい、でも、あれノーゴールか?

 大相撲ですらビデオチェック要員が審判部の中にいるよ!!アイホだってゴールについてはビデオチェック機能備えてるもん!!あぁ・・・でも、まるで失恋したかのような、それほどの脱力感を、自分が感じるとは、ほんと思いもよらなかった。

 そして、だらだらと埋めるようにテレビを見ていく。「デリ!スマ」のMASAKOでは私の心は埋まらない。
 そのままセネガルvsトルコ。トルコは勝ったけど。そしてイルハン見つけたし。でも、でも・・・・。心がさまよってるからリモコンパチパチ民放なんで「マスク」も見たりしながら・・・・。
 裏録画してあった「ゴールデンボウル」も試合終了後見たよ。それが速攻見たいって気持より、今回は「スペインvs韓国」を振り返ってみるニュースを避けたかったの。だって、絶対、共催だからって、アジアだからっていう以上に韓国寄り報道だもの。他の国同士だったら、スペインももうちょっと取り上げてもらえたかもしれないけど・・・と、心ここにあらずで「ゴールデンボウル」を見る。芥川ちゃんの恋が進展しつつある。でも、やっぱり集中できない。
 ニュースなんて見たくない、と思いつつ一応スマステ見ながら、二画面で「福山エンヂニアリング」・・・・・・な、なんと今日のカバー音楽は!大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」
 私は誉志幸が好きで、ライブも行った事あります。そういう人の曲をカバーしてくれると嬉しいです。しかも「そして僕は途方に暮れる」は、本当に好きな曲です。ちょっとだけ世界に入る。

 でもまた、なんか、思いにふける。きっと生まれたコトがあったんだ、スペインとかヴェネツィア。トルコもちょっと思ったけど。だから韓国には悪いけど、イタリア、スペインと応援してきた。なんか、勢いで多分ドイツ応援しちゃう気がする。韓国は韓国でがんばってくれればいいと思うし、でも、多分ドイツにはまだ「生まれたコトあったかも」な思いを抱いたことはないけど、ドイツ応援しちゃう。

 ウィル&グレイスまで起きて呆然と見てたけど・・・・全然内容、もう寝る前に忘れてた。

 そうだよ、私だよ、途方に暮れてるのは・・・・・


2002年06月21日(金) サッカー熱、どっちの筋肉ショーに負ける

 あぁーーーーー。みんなのベッカムくんが帰国することになった。シーマンよく守ったけど・・・残念でした。最年長(?)シーマンが泣いてて、ベッカムくんが慰めてました。いいシーンです。でも、残念。ベッカムくんは花輪くんを思い出す。おぼっちゃまなイメージ。でも、精悍なの。なんかなで肩、長袖・・・サヨウナラ、ベッカムくん。・・・・で、これで日本の女子たちはこのあとW杯を見なくなるんだろうか・・・。

 そんな感じで日本が負けて、よもやイタリアも負けて、イングランドも・・・・・。がっかりんぐ。

 でも、サッカーは面白い、それに次はドイツvsアメリカ!!なんとなく独対米!みたいな・・・・最初のほうで5点とったクローゼなのに地味な扱い。日本人テこういうの好きじゃなかったっけ?去年まで7部リーグでやってた選手の大抜擢で、この活躍。しかもクローゼって結構きれいな姿だし。5点全部ヘッドだし。でも、取扱地味だよねー。ロナウド、リヴァウドが5点にならんでからも、取り上げられるけど、名前だけ、とか・・・・。で、カーンだよ!!おいおい、チラベルトがなんだか、かわいらしく思えてくるくらい、怖い顔だよ!!でも失点1なんて、すごいです。

 とか言いながら、観ながら筋スマ見てしまう。
 金スマを筋スマに変えようキャンペーン!の「どっちの筋肉ショー」一人はプロライフセーバーだから、デート付きっていうのがスタジオ内ミニ疑似デートじゃなかったから、あれは、あーゆー結果になるようになってたんでしょうね。でも、もえちゃんの反応がおもしろかった。私としては、なんとなく、山口もえちゃんて嫌いなタイプに入りそうじゃない?(誰に聞いてるの)でも、もえちゃんはなんだか、好きなの。

 でも、その後「夢カリ」はビデオ録画するものの、なんと!関西ローカル、不思議な毎回形式違うクイズ番組「プロジェクトQ」が再開されたかもしれないのに!でも後藤大王がまた司会かどうかは確認してないけど・・・・あれもこれも、そう、「オトセン�供廚匹海蹐�「九龍〜」どころか、うたた寝んぐ。


2002年06月19日(水) さんまの天国と地獄

 かろうじて「ごくせん」だけは録画予約する気力あり。「First Love」いったいどうなってんの?チラッと見たらえらいことになってる。でも、見ない。マシューTVもなんと「チャームド2」「プラクティス」「フレンズ」の録画予約をする気もない・・・・・どうした、もっちゃん!!

 で、さんまの天国と地獄を見てた。完全にジローラモさんは壊れていた。そのジーロがやっともらってきたあの、あのデルピエロさまのサイン。パニクって「To KIMURA」ってジーロさんが書いたから、価値はさがるのかもしれない、私的にはあがったけど。でも、あの扱いは何さ。もう、悲しくて壊れてるジーロさん必死のコーナーだったのに。それにジーロさん「木村へ」ってかいてもらってくれって言うスタッフにうながされ、デルピエロの去る背中に向かってイタリア語じゃなくて英語で言ってたよ、しどろもどろで・・・・。それをいらないだなんて。
 っていうかさ、そりゃ、その前の番組の前フリはあったけどさ、ドラマ収録現場に内田アナが行ったもんだからさんまさんが「キムタクにサインをあげられたら、次からキムタクの天国と地獄ができるで、フジもそのほうがええやろう?」とか言った事から始まったと思うんだけど。同じ局のドラマやってるからってさ、なんでキムタクにサインをやらんにゃいかんのだ、ジーロさんもらえばいいんだよ。あれって、さんちゃん、ドラマ制作部とかからプッシュされてるのかな?いまるちゃんがSMAPファンだから?純粋に友達だから?って、どれにしても、キムタク、キムタクうるさいよ、スタジオには一杯人がいるのに、それで随分ロスしてるよ。うー、むかむか。

 でも、モネールの哀愁が見れたからいいとするか。


2002年06月18日(火) ジョーの微妙な冒険もしくはもっちゃん非日常こうだった劇場4

 今日は出張まじんがやってくる。私は実はまだ体調は良くもない。でも、ゆうぽんが出張でやってくるんだもん、会いに行っちゃう。ご一緒に出張まじんとデートするのはみぽりん。2人とも、調子悪かったら、元気でいてくれるほうがいいからと無理してこなくていいよって親切に言ってくれた。あぁ、感涙。
大丈夫、会いに行くわ!!

 でも、今日は日本vsトルコ。スタバにいる頃うみちゃんとそれちゃんが速報を送ってくれる。おぉ、取られてるよ・・・。戸田選手退場?・・・・・・・・・・と、一人で話の腰を折りまくりながらも、そんなこんなで、楽しいひとときをすごしたので、ショックはそうなかったです。

 そうそう、スタバで私に新しい名前がつきました「緑聖人」・・・ぷぷぷ、サンベルデとか、そんなコウゴウしいものでなく、「緑星人」どこにあるんだろう緑星・・・わかんないけど。なんでかっていうと、スタバで私がライスサンドを食したの。これがまた、私は結構楽しんで食べてたけど、特にゆうぽんには避けられました。みぽりんもちょっとダメそうでした。はぐはぐと、一人食べてました。その後、私は抹茶Fをたのんだのです。ぷぷぷ。完全に緑づくしの日でした。

 って、ここで、訂正してお誤りを・・・って、私が一番ショックなんだけど、また私はいい加減にメニューを見て(多分こないだは、もうすぐ久し振り蔵さま、前評判も上々、ってんで、今回は2人のべっぴんさんとのデートで舞い上がっていたんだと思います)アイスティーオーレみたいなものを注文したと思ったの。ところがね、出てきたのはアイスラテのショート・・・怪しいな、と、思いながらもちゅーーー、緑の(笑)ストローで飲む。「う・・・・こーしーだ・・・・」喉かわいてるっていうスタバ星人ゆうぽんが、すっかりひきうけてくれました。抹茶Fは甘いのでライスサンドとは相性が悪そうなので、水を飲んでいました。いいのかよ。@スタバ
 ということで、ランバ・ラルの逆襲にあい、二度とコーヒー口にするまじ!と誓ったのに、簡単にまた口にしてしまいました。一口だったので大丈夫だったけどね。と、こうして緑星人になりジョーの微妙な冒険は一応幕を閉じることになる。ゆうぽんの大阪出張はもうないらしいし。(遊びにはきてね!)

 で、ゆうぽんを見送り、みぽと私は、ちょっとギャレへ。サッカージャージとかTシャツ売ってる特設会場あったけど、サイズでかっ!ていうのしかなくて買いませんでした。(今更だけど、ちょっと欲しかったの)そこもだけど、大阪駅近くのスクリーンも「試合は映しません」て垂れ幕(?)・・・・最初は映してたのかな?あそこは無理だよ。通り道だもん。

 帰宅。でも、家で録画しておいたビデオを観る勇気は私には全くありません。韓国vsイタリア・・・・・・・ま、まさかイタリア負けるか・・・・。韓国のサポーターの盛り上げを観て、ダイジェストで日本戦のサポータと違う、満足してないよなぁ。まだご苦労様なんて言わないぞ、言わせないでくれ!って、ひしひし。ヤッパリ悔しい。日本もベスト8に一緒にあがりたかった。国民一致団結、ナショナリズム万歳状態!!

 あんなにちゃんと見てた「バーナビー警部」ビデオに録画する気力すらない・・・・もちろん「整形美人」どころか「春ランマン」だってどうでもいい・・・。関西ローカル「?マジっすか!」をだらだら見る。タイトルがだってぴったりじゃん。「イタリア敗退?まじっすか?」で、くだらなーいお笑いが、私の心を少し和ませてくれて、更ける夜。


2002年06月03日(月) 銀ちゃーん、もとい、いのどーん

1982年だって、映画「鎌田行進曲」・・・20年だよー。今、映画観直したら、きっと驚くくらい二人はやっぱり老けてると思う。あきらかに風間杜夫は小太っているし・・・。もう「銀ちゃん、かっこいー!」なんて、とても言えないよな中年おじさまなのである。でも、子供の頃に「鎌田行進曲」を観た私にとっては風間杜夫は「銀ちゃん」なのである。っていうか、もう勝手にあだ名って感じだけど。最近こそ「風間さんテレビ出るね」とか言うけど、長いこと「あ、銀ちゃんだ」ってどんな役の風間杜夫に対しても言ってた。それは篠田三郎を「先生」と呼ぶのと同じくらい私にとっては普通のこと、ってこの例が私にしかわからないね。くすくす。

 明治座5月公演は『居残り佐平次〜次郎長恋の鞘当〜BAKUMATSU GRFFITI』。一応商業演劇の形をとりながらも、風間杜夫の座長公演というよりは、風間×平田のダブル座長ともいえるし、作・演出をやっている水谷龍二『星屑の会』×つかOBともいえるし、普段の商業演劇の座長を盛り立てるための脇役というより、全員が前へ出てきてこの二人と絡む。ちょっと異質な明治座公演ではないかしら?

 佐平次・・・何も知らずに聞くとええ名前に聞こえますが、元々は楽屋の隠語で、ペテン師、インチキ、おしゃべり、差し出口など、歌舞伎の楽屋を経て、演芸の世界へ、寄席の楽屋でベラベラおしゃべりするものを「佐平次をあがく」といったそうです。古典落語「居残り佐平次」がベースに。この居残り。これは廓遊びを支払う金もなく堂々とやってのけ、いざお会計になったら金はない、友人が持ってくるまで居残らせてもらって雑事でもしています、という、江戸庶民のバイタリティーと粋から生まれた、今では考えにくい、一種のペテン(?)。

 この日、仲間を集め品川の遊郭で遊び、それぞれから約束の少量の銭を集めた佐平次は、支払いは俺がやっとくから、この金を一人暮らしの母親にしばらく食いつなぐには充分だろうから届けてくれと頼み帰す。無一文の佐平次ははなから居残りをきめていて、余裕しゃくしゃく、若い衆をけむにまき、とっとと自分から布団部屋へ。この遊郭にお忍びでやってきた次郎長と子分の大政、小政。東海道にその名を馳せた大親分、清水の次郎長。水谷はここで、その後の次郎長とでもいうべき、大親分のかっこいいところでなく武骨で不器用な次郎長を登場させることで、従来にない「居残り佐平次」を展開していくことになる。

 このいけしゃーしゃーと、口からでまかせ、ほいほいと何でも請け負う、忙しい廓の細々とした若い衆の仕事から、お姉さんたちの内輪の用事までささっと聞いてのける、調子のいい佐平次、これがまた、風間杜夫うまいの。そうそう、佐平次だけど居残りなので「いのどんでよござんすよ」とお姉さんたちから「いのどん、いのどん」と呼ばれ、たった一日で廓中の人気者。
 一方、清水までの帰りにとちょっと一晩逗留するだけだった、次郎長親分が一番の売れっ子お梅に一目惚れ。風呂場で一緒になった佐平次に、お梅との仲を取り持って欲しいと頼んでしまったり。・・・と、ここのお風呂のシーンがよかったね。風間×平田、かたや居残り、かたや次郎長親分、だけどソレは隠密。気のいい旦那としか思っていない佐平次に酒をすすめながら、「江戸っ子かい?神田の生れだってね」「飲みねぇ、飲みねぇ」とお約束のセリフもありながら、この関八州じゃ一番の親分は誰だ?と質問される。なかなかでてこない次郎長の名前にしびれをきらしつつ、最後には「あの親分が一番だねぇ」を引き出し「飲みねぇ飲みねぇ」・・・この息の合い方は、数日の稽古だけでは出ないでしょうっていうもう、嬉しくなっちゃうとこですね。他にも、のちに、かくまってた娘がばれるとことか、色々ありまして、まぁまぁ、喜ばせてくれました。

 ところで、ま、その、身請けが嫌で逃げようとして結局、親分の部屋でかくまわれることになるお光。お勤めがあけたあとのことを約束し、普通は一人の人にしか書かない起請文を何人にもくばっていてばれるお染。ちょっとした宿にと投宿した薩摩浪士の中で高崎(ラサール)がお梅に資金を入れ揚げてしまってまだ赤が出る。そんなこんなで丁度問題が噴出してきた時に、佐平次のあまりの働きのよさ、気配りに、客からも重宝され、居残りのくせにお客から祝儀はもらうわ、お姉さんたちの用事を小額で請負、かせいでいる。若い衆はそれが面白くないので(ご祝儀もってかれてますから)主人に佐平次を追い出すよう頼む。主人がいのどんに言うのだけれど「すまないが出ていってもらえないかね?居残りの分の金はいつでもいい。突然出て行けと言われてもこまるだろうから、これは旅の路金に」とお金までもらい、主人の羽織までちゃっかりいただき、居残り佐平次は店を出る。

 さてさて、物語は大詰め、金に窮した薩摩浪士はこれは国のためだから、援助してもらうのが筋で、払う義務はないと勝手な理屈を通そうと思いつき、派手などんちゃん騒ぎをその夜にやる。お染の問題は佐平次が出ていく前にうまくごまかし落着。そしてお光のことも、こうなったら別の身請け人として次郎長親分をでっちあげ、サイコロ勝負(いかさま)して落着。次郎長親分にしてみればホンモノなんだけど、佐平次他、誰もソレを知らない。だから、次郎長の次郎長ぶりに「いよ、なりきってるねー」「そこまでやらなくても」とか、チャチャを入れる。このあたりもうまかった。で、問題のどんちゃん騒ぎだけが残った。この時点で佐平次はもういない。次郎長が「好いた男がいるから」と「親分は本当にいい人だけれど、こればっかりは・・・」と断られ、潔く引き下がった相手のお梅。薩摩浪士の中でも傍若無人者が、暴れだし、ついにそのお梅を廓遊びのルールも何もなく力でなんとかしようとする。それを見かねた親分が、またひとはだ、清水の次郎長としてお梅のために一勝負、命がけでやろうじゃないの、っていうことに。ここからがチャンチャンバラバラ。

 明治座の廻り舞台を暗転を使わないように、フルに使いたい水谷演出とは言え、それまでの幕では気になっていた、廻り舞台の多用が、実はここのチャンバラシーンでごっつう生きてくるという。二階と一階の廊下をはさんでこちら側とあちら側、ひとつの建物が廻って廻って。一方に、あの「鎌田行進曲」の階段落ちを思い出させるような階段がございまして。お約束に小宮さんが落ちてました。こういう遊びも、わざとらしくなく、いい塩梅でした。最初の登場も、客電が落ち、するすると、普段、歌舞伎で言うと「人間」のあがってこない七三というすっぽんから、高座をまねた落語家(風間)がセリあがり、枕のようにこの話のさわりを語り、気がつくと、本舞台の方が薄いすける幕ごしに、廓の生活が動いている。すっぽんがさがるのとその幕があがるのとのタイミングもよく。また、もちろん、せっかくの花道ですから揚幕をシャッときって次郎長親分がさっそうと登場。いい男じゃないですか、子分にシンパイされている親分、清水の次郎長であっても、やっぱり、平田さん言い顔、いい形。お座敷遊びのシーンも日舞をやってらっしゃる方もいるようで、中々。

 と、チャンバラシーンで舞台の使い方の話になりましたけど、最終的に若い衆の一人がいのどんを呼びに戻り、いのどんが意表をついて帰ってきて、丁度そこに雨が降り出し「この勝負、水入り」って、流血沙汰無く、終るという趣向。浪士たちはこそこそと、親分たちはさっそうと、それぞれ帰っていく中、いのどん佐平次はと言うと、ここで居残りつづける様子。お染に起請文を書いてと頼まれて、これはもしや自分にか?と思ったら、そこまでうまくはいきません、若い衆の一人まつどん(一人ホンモノの落語家花禄さん)がお相手だった、恋の鞘当は勝手にいのどんと親分がやっていただけ、という落ちですね。そして今日も、遊女でなく下働きとして働くことになったお光のお尻をおいかけるように雑巾がけをする、そんな調子のいい佐平次のひとこまで幕は降りる・・・。

 風間杜夫、平田満、色気があります。最初に、もう中年のおじさま、って書いたけど、それはね、それはね、あえて、なのよ。舞台で観て御覧なさい。もう、色気があるのよ。特に今回は時代劇でしょ、もうね、いい。風間さんは「カラオケマン」見てないんで、久し振りでしたけど平田さんは「阿修羅城の瞳」「ART」ときて今回の次郎長・・・。いい!もう素敵、なんともいえん色気がね、あるんですわ。あぁ、よかったよかった。
 最後に女優陣も、お梅が高橋由美子さんで、彼女も舞台なれしてきたのか、いい感じではじけてましてよかったです。そしてなにより、余さんはいいよねー。ホント素敵。いろっぺーし、ついていきます!みたいな、そんな感じがします。もう、こちらも「夢のカリフォルニア」の山崎ママをやりながらのお稽古とかだったと思うんですけどもう、全然違うの。素敵でした。

 この組み合わせ、風間×平田、また違う形で何年かに1回は見たいよねー。もったいないよ。マンネリとかそういうんじゃないもの。お江戸まで行った甲斐ありあり。


2002年06月02日(日) 神経衰弱〜トレランス旗揚げ公演〜

 これは、江戸で観てきたお芝居です。難しいです。ただでさえ、かいつまんだり、ポイント押さえて観劇日記の書けない私ですが、これは、難題です。

 時間軸でいきましょう。まず、トレランス「神経衰弱」公演を知る。しばらくして、「フロイト派の精神分析医に通う占い師、彼女は話し出したら止まらないことを除けば、親切で愛嬌もある、しかし、束縛的愛情癖のために男に逃げられる。同じ分析医に通う妄想癖の強い小説家は、だらしなさから三度の離婚。ある日、スランプの小説家は占い師に偶然みてもらい、『神経衰弱』というタイトルの私小説を書く。ベストセラーになるが元妻たちに訴えられ、自殺志願・・・死のうとしたそのとき、ユングの亡霊が現れて・・・」というだいたいこんな芝居かな・・・っていうのを知る。(「話し出したら止まらない」・・・・妙に心に残る私・・・むむむ)

 役者さんの情報などから「いいしあがりになっている」「セルフセンス」というカラーヒーリングの専門家などの協力も得ている、彼女たちも絶賛している。そんなことを耳にして、迎えた本番。

 私は異常にドキドキしていた。もちろん、芝居をあまり見ない連れが「芝居ておもしろいね」って反応をしてくれるお芝居に私は誘えたのか・・・まだはじまりもしないのに、なんだか、気になる。それはつまり、私は、「全くわからない」状態で芝居をみているのに、やたら、気持入れ込んでる役者が気持入れ込んで芝居つくったわけだから、ってこともあるだろう。身内でもなんでもない、一ファンなのにさ、緊張しすぎだよ、私。

 はじまっても、私は見ながらドキドキしつづけていた。旗揚げ初日だといっても、よくこんな専門用語羅列の小難しい芝居をしようと思ったなーというのと、だからって、ちょっと「かんで」ない?「間」どうだった?とか・・・もちろん、かんでるのか、セリフ忘れたのか、演技なのか、わからないような精神科医役の陰山さんは、その微妙さがステキだし。チャルくんは結構頑張ってる。KONTAは生でサックスをやるのだが、カッコいい、BGMできっかけで、芝居の一部で・・・。セリフを話すと、カツゼツが悪くて、聞き取りにくいんだけど、独特の声がユングの亡霊にはあってたかも。長野さん以外の女優さんは、私ははじめてだが、明樹由佳さん他、とても魅力的だった。そして、里美さん。彼女はキュートだ、うまい。でも、この役はちょっとなんかの役を思い出しかねない・・・という出だし。演出もやってる上杉さん。どうなんだろう、小劇場的ギャグとか、「残念だーこれが関西ならトラ狂の嫁をもらった悲劇(?)とか、もっとリアリティーがあって受け入れられたろうに・・・」とか、なくてよかったんじゃないの的過剰演出とか思ったりもした。この物語を書いた本人でもあるんだけれど、どこにどうもっていきたいの?とか、心配になってくる。でも、以前江戸日記でも触れたが、彼は、空間の中で体だけで表現する時の手、視線、空気感、全てがうまい。昔はただ荒々しい、粗野な感じが大きくて、その中に微妙な繊細さを感じる時と、荒々しさを押さえてるのね、と感じる時とがあった。でも、今回久し振りに見て、バランスがいいし、私の言葉ではこれ以上今、思い浮かばないのだが、本当に上手い役者だなぁ、と思った。

 って、役者本意で見てしまったり、この物語の始まりと終わり、それを伝えるために、上杉という演出家が用意した演出プランと、舞台構成。そんなものが気になりすぎた。それは、別に私がこういう演劇日記をあとで書こうとか、思ってるからではないと思う。いいことか悪いことかわからないけれど、そういうところも気になったりするようになったってことだと思う。それが成長とかたくさん芝居を見れるようになったからとかも思ってない。上杉&長野ユニット旗揚げ、っていうスゴイことが、観るだけの私にも重圧があったのかもしれない。この難しいストーリーを洩れなく、受け止めなければ・・・。とか?

 物語自体は、意外な方向に進む。途中、この医者に通ってる、ってことすら、どちらかの夢なのか?という疑念が浮かんだり。どこまでが妄想なのか?そして、本当の精神分析医は、ここまで焦るように患者を追い込むのだろうか?「トラウマ」に行き当たった時点で、あなたは、それがあることを知った、と、「だからもう大丈夫」と言えるのだろうか・・・?
 女のトラウマは、子供の頃、病弱だった母に一度も抱かれた事がなかったこと。結構裕福で苦労はなかった、でも、母に抱かれたかったのに、一度もそれは叶わず、恐らく、それを母に口にすることもできなかった。男のトラウマは、意外な形で現れる・・・ユングの登場で「もうひとりの自分」とされていた影・チャルくんや、元妻が自分の兄弟として登場する。思い出すのだ、ある日、学校から帰ってきたら、母が服毒自殺していた。子供の彼は学校で習った歌を歌ってあげているうちに母親が目を醒まさないかと、祈るようにただ、歌い続けることしか出来なかった。「あの時、ぼくがすぐに誰かを呼んでいれば、母は死ななかったかもしれない」・・・それが彼のトラウマ。ユングの亡霊の登場、それは本物なのかすらわからないまま終る。ユングの亡霊の無意識ではユニバースにつながっているという、言葉通り、今、そのトラウマに負けてしまう女が、服毒自殺を図る。男は、助けられなかった母のかわりにその女を助けることで2人が抜けられるんじゃないかと、無意識の次元(だったかな?)を通り抜け、彼女を助けろ!とユングに薦められる。彼は彼女のそばに飛ばされる。そして、あの日、母に歌いつづけたように「ありさん」の歌を歌う。女が反応しはじめる。幻想的な空間になり、女は、かすかに微笑み、ユングの手下に抱き上げられたりしつつ象徴的に男と手をつないでその場を退場する。そして残った彼らにより、手話を思わせる腕のゆるやかな動きのダンス(?)で、幕。

 彼らは、結局、向こう岸にいってしまったのか?男は、このたび、母の替わりに彼女を救えたのか。彼女の意識は向こう岸から戻ってくるのか・・・・。解答は示されないままだ。

 長かったー。終った瞬間思った。でも、2時間だったのよ。あれ?退屈で長く感じたわけじゃない。濃密過ぎた?つめこみすぎた?もっと削げた?見ながらどきどきし、知らぬ間に芝居の世界が何かを考え始め、こういうもの?とさぐりながら、芝居に入り込んでいく。で、いいたかったことはなんだろう。時々煩雑だったので、演出とか、脚本の見直しが必要になってくるのではないだろうか・・・もしくは、セットの出入りとか・・・。諸々・・・その中でカーテンコール。上杉&長野の登場。2人の満足な微笑み、それを見た瞬間、いろんな全てが吹き飛んだ。それがいいことか甘いことかは別として。とにかく、スゴイ嬉しかった。2人にしても、初日だけにダメ出ししたいこと修正したいことがあっただろうが、ユニット旗揚げ!に関して、この作品を第一作に選んだことに悔いはない、そういう晴れやかな笑顔だった。涙が出てきた。もう、今まで考えてたこと、そんなことどうでもいい。「旗揚げ、初日、おめでとうございます。これからも良い芝居を提供ください」感無量。

 にもかかわらず、何故か、辛口アンケートを書く。反省。

 そして、この芝居を観て目からうろこが落ちた。観て、というより、同行のそれちゃんが何気に歩きながら、そのあとご飯食べながら言ったこと。まず、「良かった、良かった」言ってくれたのが私としても、良かったーーと思ったし、それより、数日たって、舞い上がってたので、彼女のどの言葉に深く「すげー」と思ったのか忘れてしまったのが残念だが、とにかく、映画やライブとかも観ている彼女だからかもしれないけれど、多少持っていた芝居というジャンルのものに対する先入観というものもあっても、いざ、板に乗ってる目の前の生の芝居を観ているとき、非常に、素直に、色んなアンテナ使ってみてるってこと。芝居好きの芝居のためのアンテナだけじゃないとこからも観てるってこと。もちろん、脚本が、音楽が、キャストが、演出が、流れが、って形、役割をかえて、映画でもライブでもあるだろうし、芝居観は、芝居観で、それが気になったりするけど、気になりすぎて、「アー、私、もっと単純にコネタさがしたり、でも全体見たり、とにかくもっと、変な思い入れとか捨ててみればよかったなぁ」それは、これから観ていく芝居もそうだなぁ。大収穫。

 そして、ホテルの部屋でパンフレットを読む。トレランスとは「寛大、寛容、包容力」という意味らしい。それについて役者のインタビューが載っている。それぞれの個性がうきぼりにされていて楽しく読んだ。でも、何より衝撃的だったのは、チラシには『話しすぎる女と話にならない男』と書かれているが、本当に言いたかったことのひとつは、『夜に太陽が見えないから、太陽は存在しないとか、昼に月が見えないから月が存在しないと、言っているのと同じこと・・・』ってことだったんだねー。

 上杉祥三という男の家族との思い、それは自分が今も影響を受けている上杉が乳幼児の時に死んでしまった姉と、父のことが主であるが、正直につづられていた。ここまでさらけていいの?っていうくらいに。この一緒に遊ぶこともなかった姉が青年期の上杉に知らない間に影響を与え、姉の影響について自覚しだしたころから、呪縛のようなものが消え、どちらかというと、この台本自体、彼女後押しして書かせてくれたものかもしれないと、その見えないけれど・・・確かに存在しているものに畏怖の念を抱いている。そして、医者を二度信じ、医者に二度裏切られたような亡くなった父親の死すら、それは、あの世での姉(娘)との邂逅のためかもしれないとすら、思っているという。そして、この作品はその2人に捧げたいと、しめくられていた。
 私は胸が締め付けられた。元気にパワフルに脳天気そうに生きているからと、淡々と日常を送っているからといって人の人生はそのまま見えるままではないとわかっている。もしかしたら、すごい十字架を背負っているのかもしれないし、どうしても持ち続けなければいけない思いを抱いているかもしれない。失敗とか、挫折とか、そういう苦しみや試練とはまた違う、何か宿命的な・・・。逃れるというよりは、そしてそれを恨むというよりは、共生していくという決意でもって臨まなければ、アイデンティティーが崩壊したり、生かされていることすらが償いのような・・・。

 あぁ、この芝居はきっともっと深遠で、でもスゴク実は重さは色々でも、身近に誰もがあるかもしれないことを取り扱っていたのかもしれない。もう一度、この公演を別の日に観れるのなら観たいとも思ったが、何年か先、トレランスとして幾つかの公演を経験した後の上杉祥三が、このままか、あるいは改訂して演出も、キャストもそのときのベストで、再演して欲しい、それにまた私は立ち会いたい、そんな私にとっても、持ちつづけたい作品の一つに、巡り会ったと思った。


2002年06月01日(土) 本日、男前の極

 ふっふっふ。私は言ったね。「高見沢一色生活もいつまでと見通しがたってる」みたいなことをさ。それはね、6月4日だったのさ。その日には藤木直人のライブがあるからね。ランバ・ラルに逆襲された日、佐々木蔵之介にヤラレタ!って思っても、なんだか、それは別バラモード。フジッキーに会う日までは、「高見沢一色さ」、申し訳ありません、わたくし、たかをくくってました。居たよ、ぐっとハートをワシヅカミ野郎が、高見沢と藤木直人の間に・・・。(決して高見沢が「冷静」で藤木直人が「情熱」ではありません、両方「情熱」かもしれません)

 そ、それはっ!!関秀人、あなただっ!!

 今日のお芝居は、「祭の極」。なんだったかのお芝居観に行ったら、チラシの中にあったの。「ふーん、かわら長介って、聞いたことある、なんか有名だと思う、でもよく知らない・・・えっ?!関秀人?座長、外部公演あるならあるって、もっと早くに知らせたほうがいいよ。・・・HEPか・・・客席平やん。番号付き自由席か・・・。ちびだから損だなぁ。でも、行くしかないでしょ!」森下じんせいさんも出るし・・・あ、かっぱさんも出るのね。あらら、温水さんも・・・え?なんで、シャンプーハットとケンドーコバヤシ?かわら長介さんてお笑い番組の構成とかで最近は有名なのだった。

 行ってびっくり、すごい人!ちょっと客層が読み辛かったですけど、シャンプー?お話も、びっくり、おもしろかったです、長かったです。もっと関さん出ても良かったです・・・はい、それはわがままですね。

 不思議なお話で、もうすぐ戦争が終る、というか、日本が負ける、という頃のお話。ある町。町長以下、出征兵を駅で見送るシーンから始まります。それがね、「帰ってこいよー」「生きて帰れよ」「逃げきれよー」みたいな、当時だと非国民的見送りなんですね。敵性語も使いまくり、夜にはひっそり、ダンス同好会やったりしてるし、伝統の夏祭りにすべてをかけてる!あの時代、そんな町が実際にありえたのか、あったらステキだなぁ。危険だけど・・・。そんな町。ある日そこに軍部から大本営をこの町の地下につくるから、協力せよ、これは隠密裏である、と一人の中佐と一人の少尉が派遣されてくる。その、中佐がシャンプーハット小出水です。そして、その町の親分がシャンプーハットてつじです。って、そうじゃなくて、いや、それはそうなんだけど、言いたいのは違うくて、その少尉が関秀人ですっ!!

 軍服よ。軍服。制服ってかっこいいよね。消防訓練とかで偉い人くると、カッコいいもん制服。でも、軍服はね、なんか、やっぱり、哀しいよね。そうそう、私って、戦争を知らない子供たちだけど、万歳三唱嫌いなの。アルフィーのコンサートの最語にアンコールも終った後、ファンだけでばんざーい!ばんざーい!ってするのよ、自然発生的にはじまって、今は恒例だけど、私、しないの。それは、多分、そのはじまりの感じが嫌いだったからなんだけど、どうもね、今の子供たちは知らないけど、私たちの子供の頃は、小学校とかで戦争の映画とか見せられなかった?自分でも「岸壁の母」とか「ひめゆりの塔」とか観てるから?なんだかわかんないけど、ばんざい同盟(?)の芳ちゃんの万歳はリズムが違うからいいんだけど、普通の万歳はね、出征兵の見送り思い出すから、嫌いなの。え?何の話だっけ?そう、だから、この芝居の冒頭は意外で好き。

 でね、関秀人の軍服よ。かっこええわ。これは、単純にかっこええ。で、まぁ、えらそうぶる、小出水の下になるわけで、セリフもそう張った感じのものとかないんだね。黙って控えているとか、そこに突然無理難題を言いつけられて「しかし・・・」と言いかけるも、反論できないとか・・・立場的に。もう、そこに居るだけでオトコマエなんだけど、ほんまはいかんのよ、ほんまは、でも、途中でね、シャンプーハットの漫才とか入るのね、そこなんかかなりやったけど、他でも、そこかしこで影でくすっって笑ったり、笑いこらえたりしてるんよ。ええわ・・・。かっこええ。んでね、途中、民家に泊めて貰ってるんやけど、1回、お風呂上りで浴衣よ、ってシーンがあってね・・・ずっと軍服かと思ってたから、目の保養になりました。浴衣姿もオトコマエです。そこの未亡人に惚れてしまうんだけど、溢れる気持は伝えずに、少尉という立場でありながら、影でこっそり、祭をやろうと画策する町の人たちをささえて、そうそう、赤紙がきた写真屋の息子(かっぱさん)を撮影できる兵隊さんに入れるよう計らったり、そして敗戦。やぶれかぶれの、暴れる小出水、もとい、中佐を亡き者にして町を去るのよ・・・。オトコマエやねー。あぁ、かっこいいです関さん。カーテンコールで、髪ドライヤーで整えましたね?な関さん、かっこいいです。オトコマエ炸裂、オトコマエの極。関さん・・・つ、次は立身の本公演までおあずけですか・・・・。

追記:シャンプーの漫才は、自分の未来の孫あたりが出会ってこんなことをしてるかもしれへんていう映像が今見えた・・・とか言って、劇中、突然はじまるんやけど、あれ、持ちネタかな?また見たい、大笑いしたよ、ラジラジオ。小出水くんはテレビデオじゃなくてラジラジオを買ったらしい。ぶははは。あとね、意味なくなんか、おおぎりみたいのもやってたけど、お笑いライブって見に行ってもいいかも、とか思った。笑いって偉いわ。そして、かわら長介ってスゴイ動くおじさんでびっくりしました。じんせいさんのダンスはドキドキ笑えました。最後にもう1回、ラブハンター関秀人はヤバイです。


もっちゃん |M@IL |( ^-^)_ヲタ""日常こんな劇場 |( ^-^)_旦""

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