ことばのかけら
桜子

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■ 月光

どうでもいい
消えてなくなったって構わない
どうでもいい
願わくば滅茶苦茶になってしまいたい

・・・思えば思うほど
私は私を守って 逃げる
闇を求めて
独りを求めて

逃れられない
走っても 走っても
月は遠のかないように

いつだって
この醜さを照らされる
思うより強い光によって
私は私を見せ付けられるのだ

2006年04月23日(日)

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■ てのひら

たしかめる

このてのひらにあるモノを

じっと たしかめる


ああ

それは

こんなにも・・・ 思うよりも ずっとずっと

脆くて

優しくて

弱くて

柔らかい


ゆっくり 大切に

あたためてゆこう

私は 両手で それを包み込んだ

2006年04月13日(木)

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■ 春雨

打ってくれ

そんなに優しく降り注ぐだけじゃ

また懲りずに居てしまうから


春雨がにじむ

全ての若草の輪郭に

春雨はにじむ

ただ 絹糸がかすっただけのように

記憶にも残らないくらい 柔らかく・・・

2006年04月12日(水)

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■ 和

分かり合えた
仲直り、できた
ずっとずっと気になっていた
心に引っかかっていたものがとけてゆく

わたしたちは
それぞれの
課題を背負って
それでもまだ 歩いていくなら

おだやかに
にこやかに
和やかに。

2006年03月18日(土)

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■ 愛など・・・

胸くすぐる
かろやかな心持ちなど
おそらく
とうに消え去って

打算と
空気になった惰性の中
わたしたちは暮らしてる

2006年03月17日(金)

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■ 白昼夢

「ほんとう」に
いちばんちかい ゆめをみた

目を覚ます現実世界
人ごみにまぎれて
誰かに隠れて
眠くなるような陽射し
けだるさにまかせて
甘い夢を見る

真実と理性を失わず
だのに
ただ だらりと手ぶらで
勝ち取ろうとしているんだ

「ほんとう」に
いちばんちかいゆめ
記憶が呼び起こす経験
見ない振りしている 現実


2006年03月14日(火)

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■ 焼き鳥親父

寒風の中
火をおこす
少しコゲの入った赤い団扇
それを操る
たくましい
職人の腕

キャンバスに
貴方の輪郭を縁取るならば
パステル・・・
クレヨン・・・
あぁ
暖をとらせてくれた
七厘の中の炭でいいかも知れない

少しずつ
無口だった貴方が
口を開いていく
冷えていた体も
じょじょに温まる

美味しかったよ
また来ますね
顔中いっぱいの表現で
また、客寄せさせてね!

2006年02月14日(火)

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■ 護りゆくもの全てに感謝をこめて

ささやかに
暮らせたら
それでいい・・・

この頃、ずっと守ってきたモノ

・・・本当に護りたいモノは何?

ぽろりと
笑われちゃうような真実の気持ちを打ち明けた
一生懸命
援護してくれた仲間達

ときに手厳しく
「待ち」の姿勢を正す友人

何よりも・・・

攻めて行きたいの
前へ行きたいの
いっぺんでいい
たったいっぺんでいい

この心にある願いを・・・
願いから現実へ
この気持ちこそを
今は大切にしていきたい

一歩を
恐れず
歩むの

・・・もう やってみずに居られないのだから
正直に

2006年02月13日(月)

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■ ご褒美

キツいよね
頑張ってンのにね
理不尽なことも 沢山あるね

おかしいね
一生懸命なのにね
思うようには 働けないね

キラキラしてた
「あの頃」の夢を諦め
選び 手にしたものは・・・
ちょっと苦い

だからこそ・・・
ほんとうに、ほんとうに極まれだけど
心の通じる瞬間が嬉しい
「続けていてよかった」
そう思える

「頑張り」は、毎月
お金、という形で還って来る
・・・サテ
どうやって活かそうかな。

明日はもうちょっと
もうちょっとだけ
「信頼」も得られるようになれたら、いいな・・・

今の、夢

2006年02月04日(土)

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■ 剣 -ツルギ-

あの人が楽しそうに笑う
キラキラ光った
美しいものに囲まれて

あの人がほくそ笑む
姿の見えない
得体の知れないもの手に入れて

・・・どうしてよ

心から喜びなさい

どうしてよ

羨ましいなら認めなさい

どっちにしても素直じゃない
心ン中で
剣が暴れだす

・・・どうしたの

イヤなら歩きなさい

どうしたの

つまづくのすら認めない

どっちつかずじゃ始まらない
心ン中で
剣が暴れだす



もうイヤだよ・・・

2006年01月31日(火)
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