2025年05月18日(日) |
天皇制は崩壊するのか・・・・ |
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最近、愛子様を次の天皇にすればいいという議論をよく目にする。そして必ず話題になるのが「女性天皇」「女系天皇」という問題である。男系男子が皇統を継ぐという伝統に固執する方々が多いわけでそういうことが議論の対象になる訳だが、オレは次の天皇は愛子さまにすればいいと最近思うようになった。そしてここで悠仁親王が、「オレは天皇になどなりたくない!」と言い出して、次の天皇が決まらずにそのまま皇統断絶となるシナリオである。そんなことは想像したくないが、そうなってしまう可能性はないとは言えないのである。
「側室制度を復活させろ」という主張や、「旧宮家の人間を養子に迎えよ」という主張も聞くわけだが、もしも日本という国家が存続してなかったらそのような議論は意味がないわけである。憲法9条を改悪して日本が戦争できる国となって、米中戦争の代理戦争に巻き込まれて核兵器が日本本土に撃ち込まれたらその時点で日本という国家の終焉がやってくるわけで、そうなると天皇制云々を議論している場合じゃない。
オレは人類の文明はやがて核戦争で崩壊して、その後にはあの「北斗の拳」で描かれたような世界がやってくると思っている。それまでの時間が数年なのか数十年なのかわからない。オレが生きている一に世界の終わりは来て欲しくないのだが、プーチンやトランプみたいな独裁者がいる以上世界大戦は起きても仕方がないと思うのだ。民主主義はそのような独裁者に戦争をさせないための仕組みだったはずだが、アメリカでトランプみたいな人間を選んでしまったようにもはやそんなものに期待は出来ないのである。
この人類の愚かさを思えば、天皇制がどうなるのかなんてほんとちっぽけな話題である。世界の人々にとって日本の天皇が男系であろうが女系であろうがそんなことどうでもいいわけだし、悠仁親王を天皇にしたいと思ってる秋篠宮家の人々だって、もしかしたらその決定の時には「やっぱり即位したくない」と言い出すわけだ。順序から言えば悠仁親王よりも父上の秋篠宮さまが先に即位することが正しいわけであり、そのあたりをどのように調整するのかは想像もつかないのだが、たぶんそんなことはオレの死んだ後のことである。関西人らしくそこは「知らんがな」と言うしかない。
悠仁親王と愛子さまが結婚し、そして愛子様が女帝として即位すればすべてがうまくいくのは間違いない。今いろんなことを主張している関係者すべてを納得させるプランはこれしかないのである。ちなみのオレの両親は従兄弟同士の結婚である。戦前なら恋愛感情のない人間同士を「お家存続のため」無理矢理結婚させたことは普通だったわけであり、案外それでも上手くいっていたのである。オレは恋愛結婚が増えた結果として離婚が増えたと思っている。恋愛感情があるから結婚するということは、なくなれば別れるということであり至極単純な論理である。
いっそのこと外国から相手を迎えて国際結婚にすればどうか。愛子様の配偶者が英国王室の血を引いているとなると、その子孫が天皇として即位してもそれほど国粋主義者は怒らないのではないだろうか。そんなむちゃくちゃなことをオレはあれこれ思いつくのだが、結局どうなるのかオレは知ることも見届けることもたぶんできないのである。
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