凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2012年07月09日(月)

ワイドショーは連日自殺した中二の件を報道している。
アイはネットでその中学のサイトや炎上した書き込みやら
色々見てあれこれ思うところがある様子。


そんな話をしていたら、アイが「私もいじめにあってた時は死のうと思った」と言ってきた。
小学校の頃か。
中学は「小学校よりまし」と言ってたから、相変わらずではあるけれど、
小学校ほど頻繁ではないというか、本人応えていないって事か。

「でも、死んだら、いじめたヤツらが喜ぶだけだって思ったから止めた」と言った。

そう、あてつけに自殺しても、いじめた側は全然自責の念に駆られないのが昨今。
いじめた側が強者、いじめられた側は弱者。
死んだら、弱者が強者に淘汰されただけ。
いじめの加害者と被害者の図式はそうなっている。
狂った世の中。


「死なないで。何があっても生きて。
死んだら、それは負けだから。いじめられて悔しかったら、生き抜いて。
死んだら、相手の思うツボ。
なんでそんなクズの為に自分が死ななきゃいけないのか。
しっかり成長して、自立して、経済力もあって、社会的にも一人前の大人になって。
それが、いじめた相手への、復讐なのだから」

説得力があるかわからない。
アイも納得しているのかわからない。
でも、わたしは、そう思って、アイを育てている。

アイが成長して、あの時の担任達に会う事があれば
「あの頃うちの子いじめが辛くて自殺を考えていていたんですよ
思いとどまってくれて本当に良かった
(あんた達もそうでしょ、クラスの生徒が自殺したら、あんた達の教師生活がどうなってたか。何も力になってくれなかったあんた達に見切りをつけて一人耐えていた我が子は本当に誇りに思うわ。感謝しなさいよ)」と言える日が来たら。


「もう死のうって思ってないからお母さん誤解しないでね泣かないでね」と言われた。


なんか、どういえばいいのかわからない。
過去形である事に安心すればいいのか
これもサインの一つであるととらえて警戒していかなきゃいけないのか。


アイが死んだら、私も生きてる意味なくなるなぁ。
アユムがいるか。
でも生きてる意味が半分になるなぁ。





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