凪の日々



■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■

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2014年05月13日(火)

アイは元気に学校へ通っている。
今までより一時間半、早い登校の電車通学。
部活はゆるい文化部を兼部。
同じ学校出身は一人もいないクラスだけど
同じ趣味の友人も出来たらしい。

望んだ公立校では無いけれど
特にこだわりもない様に見える。
新しい環境をそれなりに謳歌している様子。
なにより。

だけど

こだわっているのは私か。
結局アイ自身はどこの高校でもいいと思っていたのかも。
塾の先生や私があれこれ言うので
とりあえずその高校を希望してたのかも。
だから、受験勉強も身が入ってなかったのかも。
なんて、あれこれ考えても仕方ないけれど、
特別進学コースの特待生である以上
アイは国公立の大学を目指さなきゃいけないわけで。

このまま、また三年後も同じ道を辿るのかな。

なんというか、本人より、私の方が気落ちして立ち直れないでいるのかも。
高校受験は通過点で、ゴールではないけれど、
通過点を通過した証明スタンプが貰えなかったような無力感。
皆、ちゃんとスタンプ帳に押して貰えたのに…みたいな。
どんなシチュエーションなんだ。小学生のオリエンテーリングか。

ハードなパートと、家庭と、塾の送迎と、学校の委員会と、あれやこれやと自分なりに限界まで頑張って受験に協力したのに、すべてが水泡に帰した、という事で。

今まで15年間の子育てが、なんの実も結ばなかった。
そんな無力感。

私がやってたことってなんだったのかなぁ。
アイにとってどうでもいい事だったわけなんだなぁ。
あれこれ時間とお金をかけた習い事も
本気でやる子には一年で追い抜かれるレベルだったわけだし。

なんか、何をどうやればいいのか分からない。
仕事も、探す気になれない。
なんの仕事をすればいいのか分からない。
何もやりたいことがない。
楽しいことも、苦しいこともない。
目の前のやらなきゃいけないことを淡々とやっているだけ。

いい加減、動かないと。
分かっているけれど。
本人が楽しく通学している。
それはとてもありがたく、感謝しなければいけないことだと
分かっているけれど

弧育て。
誰か、道を指し示して。
私は何を育てているというんだろう。

感情が安定しない。
道を歩いていても、不意に泣きたくなる。





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