| 2004年12月23日(木) |
君が想い出になる前に。 |
全ての事はいつか想い出になってしまうんですね。 今いる時間も、何か大事な夢や、希望や、大切な想いが。 いつか、終わってしまうんですね。 そう思うとすごく・・・すごくせつなくなるんです。 私に出来ることといえば、今を大事に生きることぐらいで、でも、それは当面出来ることなだけで、最善の方法であるとは言い切れない。 いつも、いつも、そう思う。 私はきっと、大事な何かを取りこぼし、取りこぼしして生きている。 時々、本当に焦る。 大事な何かって何だろう。 私はきっと、とりこぼしたことにすら気付いてないんじゃないか。 それが、たまらなく怖い。 気付けているなら取り戻せる。 または、めぐり来るチャンスに気付けもする。 だけど。 何にも気付けていないんだとすれば。 私は、欠落したまま生きていくことになる。 何かを補完しあう関係って、いいと思う。 決して崩れることがないから。 でも、それは、なんの感情も生み出さない。 だから、ヒトはヒトを求め続ける。 それはまるで何かから逃げるように。 捕まってしまえば終わりなんだと。 何が終わるのかもわからないままに。 安息が満足とは限らない。 わからない。 でも、いつか終わってしまうんだろう。 だから、今は、そばにいる体温を少しでも長く抱きとめていよう。 いつかその頃を振り返った時、よりリアルな温度であればいい。 それだけで、きっと、強く生きていけるんだと。
もう一度笑って見せて。
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