いろいろあって、怪奇現象に巻き込まれ気味の最近。
あたしの心の核であるカレ氏は遠き国へ出向なさった。
血祭り近いので、ホルモンバランスだだ崩れで肌なんかボロボロだ。
ぁあ、愛情欠乏気味(一ヶ月離れるのであと27日はあるのにね)。
昨日は久しぶりに声が聞けて、ちょっと浮上。
今日も出来たら電話しよう。
鼓膜を甘く振るわせる声は、あたしの脳髄に直接刺さって、あたししか知らない記憶を呼び覚ますから。
体温、鼓動、力強さ、呼吸。
全てが愛おしく、狂おしい。
カレ氏の全てがあたしを溶かし、あたしは甘い密に成る。
琥珀色のとろりとしたあたしは、きっとこの上もなく甘く芳しい。
だからおいしくいただかれちゃう。
至福。
何よりも大切な時間。
早く、早く、帰ってきてね。


















全然、わからないけれど。