皇帝の日記
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2001年12月18日(火) 朝起きれないんです

中国に持ってくる靴下には、ある条件を設けて選択した。

そろそろ寿命が来そうな奴。

そして、帰国時には捨てて帰ろうとしていたのだ。
そうして選ばれしモノのたちは、予想をはるかに上回るピッチで寿命がすでにつき始めている。
三足ゴムが伸びきり、三足穴があき、一足は洗濯にだしたっきり帰ってこない。
その代わりに明らかに男物と思しき巨大なTシャツが増えている。
この寮のどこかに、Tシャツが帰ってこないで、靴下が一本増えている男がいるのだ。
洗濯おばちゃんのささやかな自己主張。
ともかく、残りの冬をこの満身創痍の靴下達でどう乗り切ろうか。

話は変わるが、昨日日本で中国語と日本語のラングェッジ・エクスチェンジをしていた、吉林の子が電話をかけてきて、今私の学校の中国人学生エリアにいるとのこと。すっかり日本語のレベルが下がって、全ての口調が「〜のだ」になっていた。
「やはりこの大学の大学院に行きたいと思っているのだ」
「でも吉林には上海の情報は入ってこないのだ」
「だから情報を集めにきたのだ」
バカボンのパパなのだ。

明日会う。楽しみだ。


皇帝