皇帝の日記
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2010年05月20日(木) 結婚式記念日

そういえば、結婚式記念日だったのです。
二年目はガーネット婚だというので、アンティークでビクトリアンな小粒の指輪を買ってもらい、結婚式で使ったシャクヤクの花束をもらったりした。
そして、日本食をモリモリ食べて、英気を養い、明日からまたオムツを山程取り替えましょうね、と誓い合ったのであった。
最近、イサムさんはりきって一日に三回も出すのです。
きっと一生懸命成長しているのだね。
全然体重増えないけど(10キロちょっと)。

さてセパタクロー。
いや、サバティカル。
ついに今週から、ジャバ夫さんが毎日家に居る事に。
(父、今週来てくれれば色んなところに行けたのに)

日本の熟年カップルでは、夫が定年退職した後に同居に耐えられなくて離婚と言うケースが多いんだとか。
なんで?と思っていたが、なるほど、これはイライラする。

いや、別に耐えられない程大変な事が起るわけじゃないのだが。
何もしない夫に腹が立って・・・という事ではなく、何かしようとするジャバ夫さんの間違いを、訂正して回るのが大変。
ええ、積極的に家の中をマネージメントしようと、頑張るのですよ、ジャバ夫さん。

例えば昼ご飯を作っていると、何か自分にできる事は無いかな〜と思っているらしき巨体が、右往左往狭いキッチンを行ったり来たりする。
冷蔵庫を開けては「これ、この野菜食べたい。洗う?」とか、レシピ計画に無い割り込みをしようとしたりする。

・・・邪魔・・・。

ここに君の仕事は無い。
出て行ってくれないかな。
と、リビングに追いやると、ふと彼は「あ、ゴミ捨てに行こう!俺って頭良い!」と思ったらしく、せっせと家中のゴミ袋からゴミを集めはじめるのである。
別に良いけど。
ゴミは明日回収しようと思っていたのに。
まあ良いか。

やがて一日が終わり、次の日の夕方、とんでもない事が発覚するのである。
なんと、ゴミ袋をオムツ捨て箱から回収した後、新しい袋を入れてない!!
オムツ捨て箱は、匂いをシャットアウトさせる為に、蓋が密閉され、ダクトから入れたオムツは、外気に触れないまま箱の中のゴミ袋に納められる仕組みになっているのである。

それがoh!ゴミ袋が入ってないって、どういう事!?
袋ネセサリーでしょ!?
プライマリーでしょ!?

箱がやけに匂うから、早めに中を入れ替えようと思って、開けた時の驚き。
サプラーイズ!!
山積みになった、素のオムツ。
あ、あと日本の育児書には、オムツについた大をできるだけかき集めて、トイレに流せとか意味不明な事が書いてあるけど(紙オムツもなの?)、アメリカではそんな事しません。
だから、オムツの中にはそのまま、夢と希望がみっしり詰まっているのです・・・。

とまあ、そんな事が刻一刻起るので、夫の一挙手一投足から目が離せないのである。

チーズ切った後のまな板を放置したり。
飲みかけのワインを放置したり。
漆器を水の中に放置したり。
ナイフを水の中に放置したり。

きっとこの人、自分が何かした後の結果を考えないんだな。
というか、何も考えずに生活しているんだな、というのがわかる。
ある意味男らしい。

追いかけ回して、「駄目!」「駄目!」を連発してたら、さすがにうるさくなってきたのか、ジャバ夫さんは「やがてできるようになるでしょう」と宣託めいた事を言い出した。
やがて・・・。
今すぐできるようになってはくれまいか・・・。

ベーコンを焼いたら換気をするとか、そいういう事。

家の中に、ままならぬ男が二人。


皇帝