皇帝の日記
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2011年12月08日(木) 戸籍と焼き鳥

ロスの日本領事館に、ウイジの出生届を出しに行ってまいりました。
もう一日仕事。

朝イサムさんを学校に送ってから、急いで搾乳機一式とウイジを車に入れて出発。
ロスに近づくにつれ、ハイウエイは相変わらず大混雑の事故祭り。
それを抜けて、ようやくリトル東京に到着した時には、領事館のお昼休みにばっちり重なり。

仕方が無いので焼き鳥屋さんでお昼食べながら授乳。
お昼は焼き鳥コースを頼んだものの、メニューに単品で牛タンが有ったので、思わず二本追加で注文。
モリモリ食べながら、ウイジをあやしながら、ふとメニューを見ると「砂肝」の文字が。
あ、頼めば良かった。
でももうお腹いっぱい。
でも。
でも。

死ぬまでに、あと何回砂肝が食べれるだろうか。

というわけで、砂肝追加。
そんだけ食べても、けっこう余裕だった。
妊娠中に胃を広げておいた成果かね。

それから紀伊国屋へ行って、イサムさんがぼろぼろにした車の写真集をもう一回クリスマスプレゼントに買うなど。

日系の人が多く来る紀伊国屋。
日本の本は倍近い値段だけど、日本語が出来る貴重な本屋です。
日系のおばあちゃんが、娘の為に日本料理の本を買おうとしていました。
しかし、説明がたどたどしく、店員さんにあーでもにゃーこーでもにゃーと相談。
結局栗原はるみの本を選んだもよう。
長女は料理に興味がなく、次女は割と作る方なので・・・と、詳しく家庭の事情まで言いながらのお買い物。
日本の都会では見なくなった光景で、面白かった。

そして、ならず者達の楽園、日本領事館へ。
ウイジはジャバ夫さんと駐車場で待っていてもらって、書類を抱えてダッシュ。
何故なら駐車料金が高いからな。

今日も多くの日本語片言でありながら、複雑な事情を持った者達が、それぞれのケースを窓口で説明するだけで日が暮れそうな手続きをしている。
結婚したのに届け出を忘れてた日系アメリカ人とか。
パスポート無くしたと思って新しく発行してもらったら、古いのが出て来たとか。
なんかもう色々。
日本語の発音は完璧なのに。
言おうとしている事がうまく伝えられない人々。

頑張れ未来のイサム達。

書類作りは色々難しかったけれど、窓口のお姉さんに見直してもらって、無事終了。
二ヶ月後には日本の文書にも反映されるはず。
やれやれ。

またもロスの混雑を抜けて、サンタバーバラに帰った。

だがしかし、イサムさんのお迎えの時間にわずかに間に合わない感じだったので、義弟に電話して迎えに行って!とお願いすると「おっけ〜」と軽く請け負ってくれた。
が、軽いだけにチャイルドシートを持たずに行ったらしく、学校から受け取りを拒否され。。。
結局10分オーバーで我々が迎えに行ったのでした。
ふう。

先生と叔父さんと一緒に待っていたイサムさん。
ごめんよ。
おもちゃ独り占めで、楽しそうだったけどな。


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