【ザレゴト・タワゴト・ササメゴト】


2007年12月07日(金) KANADEHON忠臣蔵

花組芝居@世田谷パブリックシアター

 e+の得チケが出たのでよっしゃ!と思ってミカ様をお誘いし、残業続きの仕事も今日は(いつもという説もある)途中で放っぽって都営線に飛び乗った。人身事故で遅れていた半蔵門線のお蔭で逆にほんの少しだけ早く着き、幕開きには間に合わなかったもののどうにか物語の頭からは席にも着けた。2階席だけど、舞台との距離よりも見晴らしの良さ
 花組芝居初体験、思ったよりも台詞回しが歌舞伎寄りの舞台に少々戸惑う。 だがしかし。 こんなこともあろうかと、こないだから俺は『方丈記』を読んでいる!(※偶然です)まあ役者さんの表現力のお蔭で、大方の内容は取れたんですけどね。テンポが良くて反面忙しくもあったけど、それほど詰め詰め感もなく観られた本と演出も秀逸。 六段目が好きかなぁ。勘平さんはなんだか色々しょんぼりで可哀想だ。

 古典作品には自分でも覚えていない「日本人の魂」みたいなものが、やっぱりあって、そういうのはどうしても良いことばかりじゃないにしろ、忘れちゃあならんもんが多いんじゃなかろうかと。 歌舞伎も、浄瑠璃も、お能や狂言も落語も観たいんだ。

 僕らまだ 行けるところが あるはずだ。知らないままじゃ いられないから


 < マエ  モクジ  ツギ >


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天瀬紺太(仮) [ 俺 ]
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