墓穴
座右の銘
『我が道を行く』

2001年12月23日(日) どこでもドアとギャランドゥ

22日から、日本海の方へカニ食いにいってきました。
俗にいう、慰安旅行ってやつです。(じゃなきゃ○万○千円のツアーなんて・・・美味しかったけどね!)

まぁ、みんな嵌め外しまくりで、行きの車ですでに出来上がり、出来上がりすぎて目的のカニを食いそこねたお馬鹿さんや、10日以上早い初雪に山を越えれるのか?!と中々に色んなことがあった旅でした。

さて、その帰りの車の中での話です。
なんとなしに始まった話題は誰もが一度は思う「どこでもドアが欲しいなぁ」でした。
そして、「もし、どこでもドアを一回だけ、行って戻るの往復一回だけ使えるとしたらどうする?」と誰とも無しに口にしたのです。

「うーん。故郷に帰る・・・・・」
「ディズニーワールドに行きたい・・・・・・」
「あたしオーストラリア」
「俺北海道でいいよ」

「・・・・・・・あたし、銀行の金庫の中」

「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」

えぇ。そんなふざけた事を真顔で真剣に答えたのはこのわたくし。
朝まで飲んでまだ残っていたアルコールは、ハイを通り越して素になっちまいました。

極寒ブリザードがやんだころ、今度はニックネームの話になりました。
同じ名字の男女(全くの赤の他人)を呼び分けるためにニックネームを作ろうという話になったのです。
さて、♂の人の下の名前が「秀作」ひでさくです。足も長くて顔もいい、素敵な恰好良い人(既婚)なのに、「秀作」本人も、作があかん、作が!と悶えているのですが、かといって

「じゃぁ、秀?」

と首を傾げると

「それじゃぁ、ギャランドゥだ!」

とツッコミ返されてしまいました。つーか、訳の判らぬわたくし。世代の差です。
西城秀○の事と教えられたものの、彼の代名詞は「ヤングマン」でしょう?!と主張すれば、ある一線で「ギャランドゥ」と別れる事が判明。ちなみに私はギャランドゥ自体は歌ってもらって初めて思い出した程度です。

「つーか、ギャランドゥって何よ?」
「・・・・・・・・なんだっけ?」
「お前に夢中さ!とか言ってるし、何かの文を勢いで略してるんじゃない?なんとかYOUとかさ」
「え〜? そうかなぁ」

けんげんごうごうと、意見を交わしますがわかりません。
しかたなしに、トイレ休憩の時に他の車のメンバーに聞こうと言う話になりました。
で、

「あぁ、へそ毛」
「あぁ?」

いきなり「へそ毛」ってどうよ、奥様。
また聞いた人が、よく人を騙す人だからますます疑惑倍増。

「聞いといて失礼だな!」

と憤慨するその人をおいて、別の人にも訊ねます。

「あぁ。へそ毛」
「胸毛じゃなかったっけ?」
「えー? 濃い人の事だろ?」

ギャランドゥ・・・・・・・・・(天仰)

だって、歌詞を全部知っている訳ではございませんが

「お・ま・え・に、夢中! ギャランドゥ!」
(スタッカートで)

夢中なんですよ? えぇ。激しく夢中なんです。
大体、へそ毛ってどこからどこまでがへそ毛なのよ。その境界線はどこ?
つーか。こんな毛に夢中って、西城秀○さんって変タ(以下自粛)

本トのところ、どなんですか?
誰か本当の事を教えてぷりーず・・・・・・・


 < まえのひ  もくぢ  つぎのひ >


白猿