墓穴
座右の銘
『我が道を行く』

2002年05月26日(日) セブンとパニックルーム

先日からのあらすじ。

ハラダ氏の所に泊まりにきていた白猿。純粋に遊びに行っただけという久しぶりの状況にハメを外す二人(の内の一人)酔いも悪戯も絶好調のまま、土曜の夜は過ぎていったのだった・・・・・・


で、朝。
とても清々しい晴れやかな朝。
しげごんさんとべーりさんから、それぞれ「いい天気だね〜♪」等のメールをいただき、寝惚け眼のまま返信。そのまま昼近くまで二人して布団の上でごーろごろ。至福な一時。
その後、朝ご飯を食べながらハラダ氏の過去録った「ロックマンエックス」のプレイビデオを観賞しながら笑転げる。

で、3時頃にふと「そういえば、有栖川さんの新刊、出てたんだよねぇ?」という事を思い出し、二人して三宮に買いに行こうということになった。
ついでだし、元町で降りて「観音堂のチーズケーキも食べようぜ!」と話は進んでいく。
家を出て、電車に乗ったときには「スパイダーマンかパニックルームを見たいなぁ」と、なーんとなく言い出して、映画鑑賞する事に。
ドッチを見ようかかなり迷ったが、結局パニックルームを選択。本当は最初スパイダーマンの方が見たかったのだが、パニックルームのデモを見ていたら猛烈に見たくなったのだ。

で、開演時間ぎりぎりに駆け込んで、始まったパニックルーム。
この監督、昔ブラッドピットの主演した「セブン」の監督さん。
セブンは見たが、目茶苦茶恐かった! だが、今回の映画はなんだかアクションがメイン見たいだし、ジョディ・フォスター好きなので(私の心の『ジャスミン@スカーレットウィザード』だから♪)その密室サバイバルアクションを楽しみに行ったのですが・・・・・・・

甘かった×600倍

セブンが恐かったのは、映像の描写が恐かった事ももちろんあった。
だが、その真の恐ろしさは、登場人物の緊迫感が普通の映画より強く観客に移るということだった。

パニックルーム。
このお話は、本当に小さなお話である。たった一晩。2人の母娘と3人の強盗。その攻防。
だが、その母親達の恐怖感と切迫感がもう恐ろしくって・・・・・・・

映画中に席を立って、トイレに吐きに行きました。(生まれて初めて)

恐いシーンなんて本当に無いんですよ? 普通のドラマ並なんですよ? なのに、すっげー血の気が失せるのが判るぐらいに、気分を悪くしました。
すっごく面白かったし、素晴らしい映画だと思うのですが、素晴らしすぎるが故に、登場人物と緊迫感がリンクしすぎてしまうんですね。きっと。
誰だって、映画を見た後、登場人物の心情になってジ〜ンって来ますよね? 緊張するシーンだったらドキドキしますよね? その緊張シーンの見せ方がとても上手な監督さんなんです。本当に。
はー。皆さんは体調整えてから、見て下さいね! すっごく面白い映画ですから! そうだよな、きっと私昨日酒がけっこう入ってたもんな〜。残ってたんだ。きっと(しみじみ)

映画は結構体力勝負です。はい。

そして、蛇足。
有栖川先生の新刊、「マレー鉄道〜」はゲット出来ず。探さなきゃ〜(号泣)


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白猿