yofukoの日記

2004年05月06日(木) めちゃながい日記です


生きています。
長らく日記さぼり、大変失礼いたしました。

ということで、GW前半のご報告と本日の日記!




―GW 前編―(めちゃめちゃ長いです)

行ってまいりました、京都大阪神戸三都物語!
夜行バスで往復したため、四泊四日?(笑)の日程でした。

いっしょに行ってくれたのは、muraco氏、443氏。
最初443氏と勢いで立てた計画で、その足で二人でチケットを買いに行きました。
んでそのあとmuraco氏を誘ったため、チケットがない!という事態に。
出だしからそんなドッキリな事件(笑)!

私と443氏は京都着のバスに乗車しておりましたが、
muraco氏は神戸着。あぁん、すれちがい!

とりあえず、夕飯はいっしょにとろうぜ!ということになり
新宿のすき家でブタ丼…(笑)うまーい!!
食後muraco氏を駅まで見送って、さて私たちもバス停へ…
と思ったとき、第一の罠が発動。
以下再現↓


私「…だよねー!!!でさーっ…………………。…………?!?!」
443「ん?……どうした?」

私「(うつむきつつ)…今すぐ右を見て」
443「?(キョロキョロ)……!!」

私「…罠?」
443「!!」

私&443心の声「(何でこんなところに海上自衛官がっっ!!(しかも制服))」

本気でビビリました。
慌ててmuraco氏にメールで報告したところ、



muraco「あー私もすれちがったよー
       セーラー着た自衛官三兄弟



あーもーセーラーとかもだえるから止めて…。

ときめきを背負ったまま、今度こそバス停に向かいました。
もうちらほらとお客さんが集まっていて、
私たちは遅いほうだったのかなーという感じ。
適当にあたりを眺め回していたんですが


443「…ねぇ」
私「なにー?」

443「あれは…警備員さんじゃないよね…?」
私「は?・…………………………。……………………」

えぇ、間違ってもあんなに姿勢のいい緑の軍服な警備員さんはいないと思います。

今度は陸自さんかよ!!
ときめきすぎて、もう疲れたよ!
つか同じバスかよ!!
さらにご家族連れかよ!!奥さんかわいいな!チクショー!!


で、まぁどうにかこうにか乗車。
MURACO氏は元気にしているかしら…と、遠いお空を見上げておりました。
無事に合えますように…!とお星様に願いをかけていたところ。
途中休憩のサービスエリア(養老)にて偶然遭遇!
一人でカレーむさぼっていた姿を見られてしまいました。
こ、こんなだから大食漢キャラ抜け出せないんだ…

そして朝も早くに京都到着。
やーほんとにでっかい駅だなー…!
その足ですぐに電車に乗り込み、一路神戸へ。
神戸観光は私の希望により決行されました。

なぜってそりゃー

しってる?


潜水艦って、神戸でしか作ってないらしいよ!



はーい、そこ。ひかないひかない!いつものことだから!(すみません)

そしてお二方のご希望により、チーズケーキも食べよう!ということになりました。
しかしまだ朝も早いので、どこの店も開いておりません。
しかたなく、駅近くのロイヤル@ストにて朝食。
うーん、いつもと変わらぬ朝!(笑)
ここいらではまだ、旅にきた感覚がなかったんですが、
港方面に歩いていって、船が見えたときにはもう!!
海サイコーー!!!ハァハァハァハァハァ!!!

…すみません。

で、まず最初にチーズケーキのお店にはいりました。
なんと言うお店だったか忘れてしまったんですが、
なんつーかもー、初体験のお味でした!美味!
チーズがね、甘くないんです。
下のスポンジ?のところがあまくて、チーズは普通にチーズ。
最初口に入れたときは「???」って思うんだけど、
食べてるうちに、どんどんとまらない―――
や、これははまります。おすすめ!
確かモザイクってところの一階にありました(うろおぼえ)
チーズフォンデュとかも食べさせてくれるお店のようでした。
夜はバーになるのかな?お酒も並べてありましたよーぅ!

そのあとに、えー、船!のっちゃいました!!
神戸湾内一周できるやつに乗ったんですけど、
やーもー素敵過ぎ…!!
潜水艦は大体一年周期で、三菱と川崎で交互に作られてるっぽいんですが
その両方が並んであるんです。
なので、絶対一隻も見られないでショボーンということはありません。
今回ははるしお型とおやしお型、両方を見ることが出来ました!
あーあーもー幸せ!!私しあわせ!!

でも一応機密なお船なので、ネットで隠されてます。
でも横から見る分には見えるので
涙滴型か葉巻型かくらいは自分の目で判断できます。
もし神戸によられることがありましたら、是非に!
これは本気でおすすめいたします。あー楽しかったなぁ!
付き合ってくれたお二方には大感謝です☆

で、このあとは神戸を散策。
しかし夜行で疲れきっていた体には、長期の歩行は耐えられず
その日は早々に帰宅いたしました。





二日目

京都観光でございました。
なにぶん暑い日で、記憶がブツブツと途切れているんですが
おもに新撰組関係とか新撰組関係とか新撰組関係の場所を渡り歩きました。
完全に443氏の趣味です(笑)

しかしなにぶん昨今の新撰組ブーム。
どこに行っても誠の旗がひるがえっており、もー大変。
萌えを抑えるのが大変です…。

新撰組の屯所とか、芹沢鴨が無くなったおうちとかいろいろ巡っていたのですが
なにより記憶に残っているのが、お豆腐やさん!!
もーめっちゃおいしかったんですよぅ!!
ひろうず?とかいうがんもどき、なかにほんとにぎっちり具がはいってて!
本来はやってらっしゃらないらしいんですが、お店の前で頂いちゃいました。
やーあんなにおいしいお豆腐とか食べたの初めて!
場所を覚えていたらご紹介したいところなのですが…
あとで地図とか見て、探し当てます!!

そのあと、島原のあたりにまいりました。
有名な揚屋があったところ。
吉原とかそういった所に、なぜか心が惹かれる私は
じっくりじっくり眺めまわってまいりました。

そして西本願寺へ。
現在改修工事の最中らしく、工事な雰囲気満点でございましたが
日陰にはいって、ぼんやりしていると気持ちいいー!
日差しはきついけれど、まだ春の空気が残っている感じがして
心地よい疲れとあいまって、危うく眠りの世界に行くところでした(笑)

そこをでると、目の前にあったお店でソフトクリームを食しました。
お抹茶でドン!うまーーーーーい!
そしてバスで今度は清水寺方面へ!
(記憶がとんでるので、もし他にも寄ってるところがあったら教えてください…)

バスで四十分くらいの道のりで到着。
完全に熟睡していたらしく、気が付いたらついていました。
しかし運賃が一律なのはうれしいですねー!

清水道?のバス停からポテポテ登山開始。
途中にあったお店で、今度はパフェとかフロート。
やーこれまたおいしかった!
一人で邪道にコーヒーフロートなんか飲んですみません(笑)

漸く清水寺についたときには閉山三十分前。
慌ててなかに入り、お参りをしてから舞台へ。
やー…何度来ても本当にすごいな、と思います。
クレーンとか無い時代に、こんなでっかい舞台を作っちゃうんだもんなぁ!
それに眺めが最高ですよね!
先にみえる森のなかに、ひっそり塔があったりとか、ほんとに素敵です。

帰りにお土産やさんで千枚漬けを購入。
これ大好きなんですー☆!関西方面に行くときには必ず購入してます!
あと筍の山椒漬け!!たまらんばーい!
これだけでご飯がいくらでもたべられます。漬物マンセー(笑)

んでもって帰路についたんですが、途中から気分が激悪になってしまい
帰ったとたんに寝てしまいました。
お二方には大変申し訳なく…(´Λ`;)
しかも途中で起き上がって、二人が作ってくれたご飯食べました(最低)。
もー最高の友達に恵まれたなー私…!!!!!


三日目、実質最終日。

太秦映画村へ
やーもーそこのあなた…
魔人ユーザーなあなた…
いってらっしゃい!!!!

萌えーな要素いっぱい!!
長屋とか、先生のおうちですよありゃー!
なぜか鞄に煙管入ってたんで、犬神先生ごっこしましたよ!

あと吉原通り!
花魁が一日三回くらい歩くんですが
なにあれ、めっちゃときめく!!
あの歩き方とか、妙に心にささります。
「日本って素晴らしい…!」とか思ってみてました。きゃー!
郭とかあって、写真とれますし。
でも魔人を思い出すと、切ない気持ちになっちゃいますね…
吉原の平均寿命は二十歳くらい。
実際のそこでの生活は私の貧困な想像力では、思い馳せることもできませんが
だからこそ、私の中に不思議な印象として残るのかもしれません。
一度色町について研究してみようっと。

あ、あと!
うっかりはちべーさん見ました!!なま!!
やー私の中のはちべーさんは、ひょうきんで若い感じだったんですが
muraco氏の弁を借りると
「もう彼が黄門様でもおかしくない年なんだよねー」。
時間はすこしずつ、気づかないうちにいろんなところで変化を与えてるんだなーと
改めて気づかされてみたり。
旅って不思議です。だからやめられない。

あとプチ劇で、新撰組の池田屋事件をやっていました。
沖田氏を女性の方が演じられていたんですが、た、宝塚?(笑)
近藤勇がやたらとナイスミドルで、これまた素敵(笑)
つか二人しか戦ってないんですが!え、仲間は?!?!
と思いきや、最後の場面で漸く仲間登場。
え、全部戦い終わったあとなのに…!(笑)
どうやら彼らは違うところで戦っていたようです…ということにしておきます。

あと「映画(?)のウソ、ホント」という劇?ショー??もみてきました。
やーこれ、大人から子供まで面白いと思いますよ!!
監督・新撰組隊士・敵役の三人の役者さんが出ていらして、
監督さんの指示に従って、二人が劇を構成していくんですが
敵役さんが、すごい面白いーっ
ありがちなオチではあるんですが、コミカルな雰囲気で子供みたいにキャッキャみてました。
もし映画村におこしのさいは是非!普通に楽しめちゃいます。

最後はなぜか、映画村内の休憩所でスラムダンクをみてまったり(笑)
ゴリ…かっこいいな…

映画村を出て、帰りのバスの出発までご飯をたべたり
お土産をみてまったりすごし、ようやく帰宅。
帰りもmuraco氏だけ別バスだったのですが、
無事にご帰還され、一安心(笑)

本当に楽しいたびでした!!
また是非是非是非あそんでくださーい!!!




―本日の日記―

久々に学校でした。
ぶっちゃけた話、ぜんぜんいきたくなかったんですが
出席が足りなくなって卒業できなくなっても困るので
しかたなーく行くことに(笑)

が、

母「よふこ。−−、楽しみね!楽しみね!」
私「は??」

母「は?じゃなくて、ネイル!ハンドケアだよ〜」
私「…?…………あぁ!!そうだ、今日か!」

母の日、ちょいと野暮用でなにも出来そうも無かったので
本日母をネイルサロン?なんぞに誘っておったのでした。

んで、母娘発のネイルしてもらう体験!

まず手を消毒。
鑢で爪をがんがん削って、また消毒。
爪の周りにある細かい皮とか甘皮をボリボリむいて、さらに切る。

すっきりした爪が出来上がったら、今度は手のひら全体のお手入れ。
化粧水やら美容液やらなにやらかやら、普段の顔のお手入れより丁寧に
いろいろ塗っていただきました(笑)

そのあと、ラベンダーの香りのする蝋みたいなパック。
ちょいと熱めのラベンダーな液に手を三回くらい浸すと、
あっというまに手の周りに膜が!
これにラップを巻いて、しばらく放置。
すごい不思議な感覚で、だんだん手がぽかぽかしてきます。気持ちいいー!
母はこれが気に入ったらしく、はがすとき残念そうにしていました(笑)
で、出てきた母の手が真っ赤!
血行が良くなったらしく、手もぽっかぽか。嬉しそうで何よりでした!

で、今度はネイル!
や、すごいいっぱいぬるんですねー本当は。
ベースコート(透明)の上に、白濁色のやつをぬって
そのうえに自分で選んだ色を二回かさねる。
そのうえにさらにトップコートを塗って出来上がりー!
(あ、職探し中なので、派手なのは避けたので一番シンプルな感じなのです)

や、すげー…こんなに綺麗にぬれるもんなのか!!
つか甘皮をきちんととるだけで、ネイルが綺麗にのるみたいで
爪の存在感がすごい増してて、しかも色が均一で、プチつけ爪みたいな感じです。
やー楽しかったなぁ!

とかいいつつ、さっそく両手親指のネイルがよれた…(滝涙)
乾くの遅すぎだよぅ!!



で、学校終了後muraco氏に誘っていただき、映画の試写会へ。


「ビッグフィッシュ」


(以下感想。ネタバレ警報!!)




すっげぇすっげぇすっげぇ泣けました。


けど
泣かせようとする意図を、全然感じません。

「死」によって観客を無理に泣かせる映画って、
私はあんまり得意ではなくて。
この年になって、幾人かの親戚を亡くした経験からなのか
死をそんなに簡単に描かないでほしい、と思っていたんです。
(偉そうにいえるほど何を知っているわけではないんですが(汗))
戦争映画とか、いかにもハリウッド的な
人の死が簡単な物語は、なんだか違う意味で悲しくなってしまうもので。

この映画は、死を描いてはいるんですが
それは悲劇じゃない。

見ながら必至で涙をこらえてたんですが
でもそれがなにが原因で出てきそうなのか。
主人公の父の死が悲しくて、父と母の愛が素敵過ぎて、
父と子の心が通じてうれしくて
いろんな理由があると思いますが、純粋に感動して泣きそうになったんだなぁと
いまごろ落ち着いて考えて、気がつきました(遅)。



「びっくりするような死に方さ」



他人からすれば、全然普通の、まったく平凡でありがちな
病院のベッドの上での死。
魔女の目の中でみた彼の死に方は、彼と息子
もしかしたらその家族にとってのみ、驚くべき形で訪れた死だったのでしょうか。

息子が父親の死の物語を、熱心に、どこか少し嬉しそうに語っている姿は
それまでの彼の、父親のおしゃべりさを斜めに見ているという
描写を見てきた観客にとっても、本当に驚くべき変化で。
父親の死は、息子のこれまでの考え方や感じ方もいっしょに連れて行ったのだなぁと。
息子の子に対する会話でも、それを感じさせます。



父親の冒険のたびは、どこまでが本当だったのか。


頭の隅のどこかでそんな疑問があったようで
最後の最後まで種明かしを待っている自分に気が付きました。

けれど、最後の葬儀シーン。
弔問に訪れた人々を見て、なんだかそれを追求することは
「サンタさんは本当はいないんだ」っていわれちゃうことと同じ気がして(笑)



絵本のような世界でした。
すごくなんていうか、やさしくてやさしくて、それだけで涙がでてしまうような
そんなかんじの絵本みたいな。

久々にグワーっとくる映画をみることができました。
心がなんだかあったかい気持ちですごせるような、そんな映画でした。
すごくすごくすごく良質な映画だと思います。おすすめしまくりです!



……って、もーこれじゃホントにただの感想だ…!
ネタバレにもなってないー(笑)




最後に、GW編・映画編と全編通してお世話になったmuraco氏に
心からの尊敬と感謝を!!!

(悪徳)


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yofuko