雑感
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2001年09月30日(日) ほどよい目標設定

家人が読んでいた経営戦略の本に、「目標設定を低くして、
間違った達成感を味わっていては、自身が(組織が)もつ潜在的な
力を発揮することはできません・・・」とあった。

家人曰く、自分は目標設定が高すぎて、いいところまで行くけれど
結局高いハードルを越えられないと言う。私は目標設定が低すぎて
あるいは設定せずに取り組むからちっとも進歩しないクチだと思う。
自分の潜在的な力を進歩させるために、ほどよいところに目標を
置くことはむずかしそうだ。今年走った大会がことごとく去年の
タイムをオーバーしているのは、目標を立てていないし、すぐに
くじけてしまうからだろう。バッハウのハーフは2時間10分ぐら
いに置いたけど、28分かかってしまった。気合があれば、たぶん
目標通りのタイムで行けたと思うが、自分を甘やかしてしまった
のかもしれない。反省することしきり・・

今日のベルリンマラソンの高橋尚子は世界最高記録を樹立したけれど
彼女やコーチは、内心18分台を狙っていたのかもしれない。40キロ
ぐらいまでは、十分狙えるペースで走っていたし、最後の2キロはかなり
心肺に負荷のかかる呼吸をしていた。世界一の高橋でも、今後さらに目標
を高く設定するというのは、すごいことだと思う。


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