雑感
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2002年09月15日(日) バッハウを走る

朝5時半に家を出てドナウのバッハウ渓谷で開催されるハーフの 部に参加してきた。フルは2000人くらい、ハーフは5000人 も参加があって、シャトルバスはずいぶん混んでいた。 走るのが好きな人が多い国だなと思う。

スタート時に大雨が降り、全身濡れねずみ。手袋もウィンドブレーカー も今日はいらないだろうと預け荷物にしたから最初はどうなること かと思ったが1キロも走ると身体があったまってきて一安心。
今日は体調が良さそうなので目標タイムを目指してのペース走を する。15,16キロで脚が重くなったが、追い越す人にしがみ つくようについていくことで、タイムの落ちこみを最小限にくい 止める。

消防士さんが、大きなシャベルに「水害のボランティアありがとう」と書かれた垂れ幕をかかえて走っている。長靴姿で・・・・
ドナウの村々には片付けられないままの土砂やえぐれた堤防の 水害の爪あとが少しだけ見られたが村の人たちはにこやかに 楽器を演奏して声援を送ってくれる。

ドナウの流れを右手に眺めているうちに疲れが少し和らいできた ようだ。走っていると、気持ちのもやもやや不安も同時に軽く なっていく。参加してよかった。
目標タイムより1分遅れてゴール。完走メダルを首にかけてもらった 頃にはドナウの上空は、さわやかな秋日和だった。


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