雑感
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今日は祝日。国会議事堂や市庁舎、美術館が国民に門戸を開放する日なので
ベルベデ−レのオーストリアギャラリーに行ってきた。
数日前から、クリムト風景画展が始まったので久しぶりに見たいと
思っていた。来週から描く予定のクリムトのアッター湖の絵葉書かカタログを探すのも目的の一つだったけど。
クリムトといえば、キスというタイトルや女性像が有名だけど、風景画もなかなか印象的だった。アッター湖はエメラルドグリーンの湖面と黄色の湖面↑の2種類がカタログに載っていた。黄色の湖面はアメリカのプライベートコレクションで、エメラルドグリーンのは昨年オープンしたウィーンのレオポルト美術館の所蔵。オーストリアギャラリーのクリムトのコレクションもファンを垂涎させるほどの量(100点近く)と質であるが、世界中から集めたクリムト作品には圧倒される。
ネットのクリムト美術館 右上の
クリムト美術館をクリック
人口800万足らずの小国だけど、こういう展覧会をすれば所蔵作品でも
かなりの展示ができることや、印象派など歯牙にもかけない17世紀以前の
巨匠の作品が美術史館にあふれているのを見ると、あなどれない国だなと感心する。
先週、ザルツカマーグートのアッター湖に行けなかったのは残念だった。
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