雑感
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2003年01月11日(土) 迷いながら

絵の具を混ぜているとき、先生が言った。「いろんな生徒さん
を見てきましたが、自分が満足した絵を仕上げたひとは、
続きませんでした。いつもどこか足りない、満足できない人だ
けが何年も続けています・・」

前後の話をちゃんと聞いていなかったが、この言葉はすっと
耳に入り込んできた。私が描いた絵はいつもどこか、足りない
し、人に見られたら恥ずかしくてしかたない。6年も描いて
いるのに、この成長のなさはどうだろう。
ただいまだに続いているのは、のめり込まない、描きすぎない
からだとも思う。適度な距離を置いているからかも。

ランについても同じような態度で接しているから続いているの
かしら。レースで自己ベストを更新しても、もうちょっと
頑張れたかなあと思うことが常で、最高の満足を享受すること
はない。よしんば、いい結果が出せたとしても次のレースで
ぼろぼろという経験はかなりある。

先生は、満足した途端に、成長がないと言いたかったんだろう。
いつも迷いながら、時々、小さく満足しながら何事も続けて
いけば長いスパンで見たときに、大きく成長しているものな
のかもしれない。


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