雑感
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今週はずいぶん雪が降っている。
雪が降ると暖かいという思い込みは週の初めに消えてしま った。気温計は−9度から−7度、出勤や帰宅時は身体が 凍えそうだったが、週の終わりになると身体が慣れてきた ようで、それほどでもない。
教室で、寒いねと絵仲間に話し掛けると、新鮮でいいじゃ ない、モスクワはこんなもんじゃないわよと、威勢のいい 返事が返ってくる。−20度を超えると、感覚が鈍って凍傷 になっていることに気がつかなくなって危ないそうだ。
今朝、外を見ると一面の銀世界。管理人さんたちは大変。 早起きして、雪かきをしないと滑って怪我をした通行人から 訴えられてしまう。 周囲の人たちは雪かきの出来具合についてシビアな意見を 持っている。どこそこの建物の前はかき具合が悪いだの、 今時塩をまくのは環境に悪い云々・・
朝一番積もった雪を見るのは楽しい。枝にこんもり積もった 雪が、ざっと音を立てて落ちていくさま、足跡をつけるのも わりと好き。 でも、その後は泥んこの世界に豹変する。ズボンもシューズも どろどろになって、滑らないように神経を使う。
週末はどんな天気になるのかな。同僚たちは、子供たちのた めにソリを購入していたっけ。 深夜2時、きつめの杏の蒸留酒をちびちびとやりながら、 雪を見つめている。
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