雑感
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2003年01月10日(金) 銀世界

今週はずいぶん雪が降っている。

雪が降ると暖かいという思い込みは週の初めに消えてしま
った。気温計は−9度から−7度、出勤や帰宅時は身体が
凍えそうだったが、週の終わりになると身体が慣れてきた
ようで、それほどでもない。

教室で、寒いねと絵仲間に話し掛けると、新鮮でいいじゃ
ない、モスクワはこんなもんじゃないわよと、威勢のいい
返事が返ってくる。−20度を超えると、感覚が鈍って凍傷
になっていることに気がつかなくなって危ないそうだ。

今朝、外を見ると一面の銀世界。管理人さんたちは大変。
早起きして、雪かきをしないと滑って怪我をした通行人から
訴えられてしまう。
周囲の人たちは雪かきの出来具合についてシビアな意見を
持っている。どこそこの建物の前はかき具合が悪いだの、
今時塩をまくのは環境に悪い云々・・

朝一番積もった雪を見るのは楽しい。枝にこんもり積もった
雪が、ざっと音を立てて落ちていくさま、足跡をつけるのも
わりと好き。
でも、その後は泥んこの世界に豹変する。ズボンもシューズも
どろどろになって、滑らないように神経を使う。

週末はどんな天気になるのかな。同僚たちは、子供たちのた
めにソリを購入していたっけ。
深夜2時、きつめの杏の蒸留酒をちびちびとやりながら、
雪を見つめている。


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