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| 2003年05月14日(水) |
rose in the gloom/Coward Dancing |
きみはまるで白いバラの花
正面を向いて咲いているバラはトゲですら美しくて
傷つくのがわかっていても
指でふれてみたくなる
暗い日陰の中だというのに
きみの白さはとても際立っていて
太陽っていうのはこんな感じだったかなと
遠い記憶に思いを馳せる
だけどここは、光などほとんどない薄暗い世界
きみはすぐにしおれてしまうだろう
とても惜しいけど、もうすぐきみを手放すつもりだ
だけどここは、光などほとんどない薄暗い世界
きみのような光はもう現れないだろう
とても惜しいから、もうしばらくだけここにいて欲しい
丁寧に扱うから 大事にするから
あともう少しだけ
その美しさと強さを見つめさせてほしい
ドライフラワーや押し花にしてもいいから
ここにいさせてほしいというきみ
でも僕は、花を枯らせたり腐らせたことはあっても
花の美しさをとどめることはできないらしい
君がしおれていくのを
自分のせいだと思う事がとても辛くて恥ずかしい
だから、きみを見ているのがつらいと言うことはあっても
きみをとどめておきたいと言うことはできないらしい
丁寧に扱っても 大事にしたつもりでも
あともう少しだけなんて
本当は思っちゃいけないのかもしれない
白いバラにそっとキスをして
地上に戻してあげよう
きみがいるべきなのはここじゃない
白いバラにそっとキスをして
地上に戻してあげよう
陽射しをうけて輝くきみはきっともっときれいなんだろうな
見られないのがとても残念だ
真実を知るのを恐れるあまり 頭の中で創りあげた最悪の状況に 震えてるきみ
ちらちらこちらを盗み見ては 真実が僕のポケットから零れ落ちやしないかと望み、 何もでてこないことにためいきをつく
真実を知るのを恐れるあまり 真実を手にすることのないまま 自滅しようとしているきみ
あいにくだけど、臆病者にあげる真実はないんだ せいぜいぐるぐる回って踊っていればいい こっちもそのステップを見て楽しませてもらってるよ
きみの思う「真実」を自分のせいにしたくないなら 僕のせいにすればいい 人のせいにされるのは慣れてるからね
でもそれで、解決になるのかい? ならねえだろ それじゃ解決にならないってことまでは 僕のせいにしないでくれよな
踊れ、臆病者
震えが全身を襲い 立っていられなくなるまで 目の前の恐怖は 自分で作り上げたものだと気づくまで
踊れ、臆病者
きみが恐れつづけている 真実という名のものが 恐れるほどのものじゃなかったことを 知るときまで
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