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| 2003年05月30日(金) | 
No one to love me./今を、越えるために。 | 
  
昨日、自分の親が僕のことを
  「あんなやつを好きになるやつなんていない」
  というのを聞いて、 僕は何も言うことができなかった。
  普段は適当に聞き流すのだけど、 落ち込んでいるときだったから、 さすがにちょっとこたえたよ。
 
  自分を好きになってもらいたくて 誰かに何かをしたり言ったりしてるわけじゃないのだけれど、 見ず知らずの他人ならともかく 自分の親に断定的に言われると、ちょっと困っちゃうね。
  彼らの言うことは大抵間違っているから いつもなら何も言わずににやにやしているだけなんだけど、 今日は言い返す言葉も根拠も一つも思いうかばなかった。
 
  僕は本当に好きになってもらえるような 人間ではないのだろうか? きみも本当は、そう思っていたのかな。
  だとしたら僕は、どうすればいいんだろう。
 
  BGM: The Want of a Nail - Todd Rundgren
 
 
 
 
 
  昨日。
  人の、
  身勝手さ。 やさしさ。 言葉。 他へむけられた愛情。 気遣われすぎた思いやり。
  自分の、
  無力さ。 バカさ。 後悔。 信頼。 友情。
 
  それらすべてが、自分を貫き、 ズタズタにした。
  朝はいつもどおりやってきて やるべきことをやれと命令するけれど、 手元がまだおぼつかない。
 
  認めるよ。今の僕は、ボロボロだ。 正直言って、誰も信じたくないと思っている。
  だけど、これはきっと乗り越えないと いけないことなんだと思うから、 あせってきめつけちゃいけないと思う。
 
  何を言っていいのか、悪いのか。 何を自分にとりいれるのか、とりいれちゃいけないのか。
  辛い言葉でも、受け入れていいのかどうか。 やさしい言葉でも、言わないでおくべきなのかどうか。 学ぶために。
 
  このままつぶれるわけにはいかない。 もう少し心に体力をつけたら、元に戻るつもりだ。
  昔ほど強くない。 でも、少しずつ。急がずに。 強くなるつもり。
 
  だけど、今はまだ強くないから。 気が済むまで泣くことにするよ。 今を超えなければ、いけないから。
  こんな泣き方はこれで最後にする、というと 嘘になりそうだからまだ言わないでおくよ。
 
  BGM : Countermoon - Donald Fagen
  「あなたは私のジャッキーじゃない。  ジャッキーは、最高だった。」
  
 
  
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