| 2026年03月29日(日) |
Jリーグ百年構想リーグ レイラック滋賀−テゲバジャーロ宮崎 |
Jリーグは春秋制から秋春制に変わる関係で今年の春は100年構想リーグという、入れ替えは一切ない、あまり重要でない、公式戦だが調整リーグを行う。正式にはJリーグでもない。こういうものにあまり関心はないのだが、新たにJリーグに上がった(というとJFLファンが文句を言いそう)レイラック滋賀の様子を見に行く。 高槻から新快速に乗って彦根に向かう。結局草津には会場が作られず、彦根というサッカーが盛んとは言えない土地柄にホームスタジアムができてしまった。彦根駅前には井伊直政像がある。彦根城も井伊家のものだ。私は佐和山城に行ったことはないが、彦根城なら何度もある。そして彦根駅付近にはレイラックの幟が一本も立ってない。これだけで地元の理解がない印象を受ける。クラブの営業も手が足りてないのだろう。いきなり不安である。JFL時代は駅から無料シャトルバスが出ることもあったが、今回はない。が、街の様子を伺いたかったので、どのみち歩く。駅前をまっすぐ歩くと右手に彦根市役所がある。がここにもレイラックの幟がない。これは酷い。やがて彦根城にぶち当たり、お堀沿いを歩く。釣りをしている。このお堀では競技用のボートを漕いでいることが多いのだが、この日はない。3週間後に初めて隅田川に早慶レガッタを見に行く予定なので予習しようと思ったが、ただお堀を眺めるだけになる。そしてスタジアムへ。お堀沿いからはぺデスドリアンデッキで結ばれているが、道路を渡ったところで通路がふさがれ、下に降りねばならない。当然だ。このまままっすぐ進めばスタジアムに直接入ってしまい、有料試合には不都合だからだ。当日券を買う。チケットはなんとゴール裏かメイン自由席しかない。あまりにも大雑把なチケット区分だが、こまめに係員をつける手間が避けない、それくらい運営の手が足りてない、と理解した。こういう場合、アウェイ側に座るのが中立観戦者の鉄則である。 2時間近く前に到着して、早速スタグルである。Jリーグ運営の教科書通りスタグルの店の数だけは多いが、行列店とそうでない店の落差が激しい。つまり店の数だけそろえて実態が伴っていないのだろう。モツマミに並んだ。タレが濃く、量も多い。ビールに合いそう。次いでシュラスコ(ブラジルの肉料理)を食べる。作り置き。サッカー観戦にはシュラスコというイメージがある。またも肉料理。それからラーメンも食べた。この3品で約3千円。最後にアイスコーヒー買う。Jリーグ関係サイトでは「フォーリンデブ」さんだったかな?スタグルを美味しそうに食べるコーナーがあった。あれはとても良かった。スタグルを充実させろ、というのはJリーグ運営の鉄則なのだが、ファンの楽しみとしてのスタグルを早くから意識した好企画だと思った。 さて触れてなかったが、Jリーグ運営の鉄則の一つにイベントをしろ、というのがあるが、スタジアムの外にステージは全くなく、当然ステージイベントもない。これも運営の手が足りないのだろう。関西後発の奈良クラブやFC大阪だってイベントはちゃんとする。マスコットはひこにゃんという彦根市としてあまりにも有名なものがあるのに活かせてない。ピッチ脇で入場の時にしか活かせないのか? さて入場するが、ここまで見る限り、レイラックはまるで運営ができてない。Jリーグはエンタメなのだ。純粋に試合だけを見たいファンは少ないのだ。これではまるで力不足だ。
滋賀
スターティングメンバー GK 1 伊東 倖希 DF 4 井出 敬大 DF 13 小泉 隆斗 DF 14 白石 智之 DF 55 小野寺 健也 MF 8 中村 健人 MF 17 木下 礼生69' MF 32 海口 彦太90+2' MF 77 北條 真汰90+2' FW 7 久保田 和音59' FW 99 奥田 陽琉59'
控えメンバー GK 41 本吉 勇貴 DF 26 角田 駿90+2' DF 5 西山 大雅 MF 11 三宅 海斗69' MF 16 鈴木 翔太 MF 24 ロメロ フランク MF 47 渡邉 綾平59' FW 18 秋山 駿90+2' FW 29 日野 友貴59'
テゲバジャーロ宮崎宮崎
スターティングメンバー GK 1 茂木 秀 DF 15 安部 崇士 DF 24 松本 雄真 DF 33 黒木 謙吾 DF 39 下川 陽太 MF 5 渡邉 英祐 MF 7 阿野 真拓69' MF 10 井上 怜76' MF 27 山内 陸76' MF 47 奥村 晃司 FW 11 土信田 悠生76'
控えメンバー GK 31 岡本 享也 DF 45 田中 誠太郎 MF 40 安藤 陸登76' MF 6 大熊 健太 MF 8 力安 祥伍76' MF 82 坂井 駿也 FW 18 佐藤 遼 FW 42 松本 ケン チザンガ76' FW 58 武 颯69' 監督 和田 治雄 監督 大熊 裕司
絶好調の宮崎に対し、レイラックは挑戦する立場だ。5−4−1で懸命に頑張るしかない。個人能力がはっきり落ちる。高校サッカーでお馴染み、中村健人や久保田和音は高校サッカーカテゴリーだと上手い選手だったが、プロではただ頑張って走る選手の域を出ない。それだけの高みにプロはあるのだ。宮崎はビルドアップもできるのだが、大熊監督はやはり頑張るサッカーを志向していて、ボールを圧倒的に握る立場だと、ビルドアップがイマイチなので苦しいものがある。 観客数発表でビジョンに「2人」と表示された。イージーミス。実際には2014人だが、これでも少ない。 そして後半、自陣ビルドアップでボランチ�ヅ�邊のバックパスをレイラック��三宅が搔っ攫い、ビルドアップ時なので宮崎のキーパーは当然前に出ている。その上をループで抜いてレイラック先制。これを守り切り、1−0でレイラックが勝った。 レイラックが今の戦力でできることは限られている。新シーズン、J3で甲斐2位以内に入らないこともなかなか困難だろう。手が足りなくて、Jリーグ運営の鉄則を実行できないクラブと合わせて、チーム作りもできる選択肢はあまりに少ない。なかなか厳しいシーズンになりそうだ、と思った。
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