| 2026年04月05日(日) |
プリンスリーグ関西開幕節 |
高校生が行っているリーグ戦のうち、頂点で必ずしも各地域に枠が与えられていないプレミアリーグを除けば、関西で見られる最高峰のリーグがプリンスリーグ関西である。Jユースも高体連もプリンスリーグに所属していれば高いレベルは保証されるし、プロも輩出されるだろう。県リーグレベルだといかに逸材がいても普段行っているゲームのレベルまでは何とも言えないものである。 プリンスリーグについては公式記録が出るときと出ない時がある。プログラムは必ずしも正しくない。が、正しいであろう部分を用いて書く。
プリンスリーグ関西は2部制。各地プリンスリーグは1部制に変更された時もあったが、層の厚い地域については実態に即さないので再び2部制になった。関西もそうだ。常時全国で戦えるレベルのチームが関西にはかなりある。正確に言えば奈良県と和歌山県は除く。この両県は一つもプリンスリーグにない。奈良クラブユースは明らかにプリンスリーグレベルだが、奈良県の高体連については力不足だ。
さてプリンスリーグ関西2部を五試合同時観戦、フォメだけつける。後簡単なメモを取る。
プリンスリーグ関西2部 金光大阪高校−ヴィッセル神戸B 4月5日 11時 堺S5 晴れ 天然芝 良芝
金光大阪 十番十一 九番七番八番六番 五番四番三番二番 一番
ヴィッセル神戸B 三七三九二三 十九二七 十六 二五四十二二四三 誰々
ヴィッセル神戸B GK DF 43 山元崇時 183.72 10.08.30 RIP ACE 22 櫻井雄斗 180.65 09.09.24 40 季在潤 180.65 10.08.25 25 小野哲司 177.67 09.06.08 ヴィッセル神戸伊丹 MF 16 井ノ本歩夢 169.61 08.04.30 ヴィッセル神戸伊丹 27 木室壱心 174.77 09.04.10 ヴィッセル神戸伊丹 19 武井賢輔 177.69 09.09.19 神戸FC FW 23 濱吉一太郎 170.62 09.07.29 39 村吉正宗 174.75 10.05.04 37 中村孝太朗 168.58 10.06.16 監督 山道高平
金光大阪 監督 岩松哲也
金光大阪は5バックをやめて4バックへ。奈良県から米原先制を招いたのは何だったのか?そして米原先生が去るのも無理もない、というくらい蹴って走る、強度強度のスタイル。キーパーのキックが怪しいからボールロストが多い。センターバックも怪しい。10番がポストで11番が飛び出す。4番は大柄。キャプテン。 ヴィッセル神戸Bは上手い、繋ぎ倒す。下級生だから身体はないが。キーパーは正確に蹴る。22番は一発で仕留める守備がある。40番は上がれる。25番はくるっとターンしてスムーズに上がる。身体操作が見事だ。43番はささっと上がる。16番はキャプテン。適切にさばく。19番は特にアラートでよく絡む。27番もターン見事。37番は回り込むドリブルで外からが脅威。39番はポストも上手いが前向いてからが怖い。23番はカットインに迫力。 よく回すヴィッセル神戸Bだが、当たりに弱く、現時点で強いとは言えない。しかし育成年代のフットボールは「どっちが強い?」だけではないのだ。クオリティを見るファンならばヴィッセル神戸Bの魅力に気づくはずだ。
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プリンスリーグ関西2部 関西大学北陽高校−関西学院高校 4月5日 11時 堺S4 天然芝 良芝
関大北陽 十一十三七番 十番二十 五番二番四番三番二四 誰々
関学高 十一 十八八番六番十番 二一七番二二四番十六 一番
関大北陽 監督 矢田竜之 関学高 監督 岡本歴大
「関関戦」である。このパソコンの辞書には入ってなかったが。ちなみに関大北陽が関大系列に入ったのはそう古くはない。だから私の認識としてはあまり「関大」とは思っていない。関関戦は関西最古のダービーマッチだろう。あとは同立戦(これも辞書に載ってない)。 名門・関大北陽の魅力は何といっても勝ちに辛いこと。フリーキックは10番の右足、5番の左足。13番はポストと見せて頻繁に下がる。7番は仕掛ける。 関学は5−4−1でつけたが途中から4−3−3。↓
十八十一十六 八番十番 六番 二一七番二二四番 一番
レフティの10番のカットイン、8番のタイミングの良い運びだし、6番のさばきで今年のチームは中盤の3枚が強みだと思った。
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プリンスリーグ関西2部 大阪桐蔭高校−京都共栄学園高校 4月5日 11時 堺S3 天然芝 良芝
大阪桐蔭 十番七番 十三三番六番十六 十一二番二五九番 誰々
京都共栄 十一九番 七番十三八番十四 三番六番二二四番 一番
大阪桐蔭 監督 永野悦次郎 京都共栄 監督 内藤翔平
大阪桐蔭は9番が右サイドバックで11番が左サイドバックだ。目を疑って慎重に確認したから間違いない。しかもチームの中でも特に能力が高い選手だ。プログラムでは9番は昨年も高く評価した山本隼正だ。今年の関西の高体連の3年生の中でも特に能力の高い彼がサイドバック?確かにスプリント能力は高い選手。7番はフリーキック担当。3番は対人守備が固い。キーパーは高い。 京都共栄は8番が要で、下がってバックラインにも入って組み立てる。外国人留学生戦略は捨てたのだろうか?3番が左足セットプレー、7番が右足セットプレーだが、精度がずば抜けて高いわけではない。11番がエース。高速ドリブルが持ち味。
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プリンスリーグ関西2部 東海大大阪仰星高校−近江高校B 4月5日 11時 堺S1 天然芝 良芝
東海大仰星 九番十二 十番八番六番十一 七番三番四番二番 十七
近江B 十番九番十一 十七二二 六番 八番十九三番二番 十二
東海大仰星 監督 中務雅之 近江B 監督 藤村知大 コーチ 前田高孝
東海大大阪仰星と言えば4−4−2のゾーンで待ち構え、スペースをきれいに埋めて守備を固め、カウンターである。ゾーンディフェンスの美しさは関西随一を誇る。リードしてることもあってまったく隙を見せない。12番はポストもできて運べるエース。11番は仕掛けられてタメも作れる。しかも右サイドバック2番のクロスもなかなか。8番は上手い。一発で前を向く。 近江と言えば5−2−3で引いてスペースを埋めて守り、リスクを避けてから繋ぐカウンター。繋げるのは現代的な指導がされているからだが、関西の高体連でも特に高度なサッカー。この試合はビハインドだからか4−3−3になっている。確かに繋いではいるが、何も糸口を掴めない。 まあ東海大仰星のゲームだ。
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プリンスリーグ関西2部 滝川第二高校−京都橘高校B 4月5日 11時 堺S2 天然芝 良芝
滝川第二 十三九番 十四五番八番十番 三番四番二番十五 一番
京都橘B 二十九番 十番六番七番八番 誰々三番二番五番 誰々
滝二 監督 小森康宏 京都橘B 監督 監督 田中宏旺 コーチ 米澤一成
滝二は14が下がることもある4.5バック。相変わらず難しいことはしない。一人一人が伸びやかに、高度なことはせずに自由にプレーするスタイル。13番は速い。 さてこの試合のピッチに来て驚愕したのだが、京都橘Bが果敢な攻撃サッカーをしている。京都府の高校サッカーは東山との苛烈な2強体制が続き、両校勝ちに辛くなり、昔は持っていた攻撃サッカーへの理想が影を潜め、ガチガチな守備的スタイルになっていた。守備にせよ高度な守備とは言えない。屈強な大男が激しく当たる、といったところだ。が東山は高校選手権全国準優勝の年あたりから再び繋ぎ始めた。そして京都橘Bだが、サイドハーフに入るとサイドバックがスタートを切っていて、サイドを攻め、詰まったら戻して攻めなおすのだ。常に主導権を握り、アイディアを出して攻める。こんなことはここ5年の京都橘にはなかった。米澤先生の心境の変化だろうか?Bチームなのに番号が小さいこともあり、ホントにこれが京都橘Bか、なかなか信じられなかった。
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プリンスリーグ関西1部 興国高校−京都サンガ 4月5日 13時 堺S5 天然芝 良芝 晴れ
京都 GK 1 近藤慧 187.65 08.07.01 FC.フェルボール愛知 DF 2 三原煌平 174.73 08.07.07 4 児玉一成 181.64 08.09.02 3 古田快斗 179.75 08.05.14 5 山本怜央 174.77 09.01.25 MF 26 吉村洸葵 171.58 10.04.28 17 上野晄駕 169.77 09.04.08 FCラヴィーダ 6 山本琉惺 176.73 08.06.14 7 音𣷓空 169.74 08.07.25 久留米FC FW 10 松本瑛太 167.65 08.07.30 FC多摩ジュニアユース 11 藤井敬士 175.73 08.07.18
監督 �磔�康嗣
興国 七番十四 十番二十八番十一 三番五番二二二番 十二
京都 十一 十番 七番六番十七二六 五番三番四番二番 一番
興国は7番が高く、14番のドリブルでかき回したい。センターバック22番も高い。序盤はロングボールで、以降は繋ぎたいのだろうが、力の差の前に個人も輝けず。
京都はキーパー�ゞ疇�は高くて正確に蹴る。右サイドバック�∋宛兇魯繊璽�1の俊足で動き出しも速い。守備力も高い。�せ�玉は運べてフィードも正確で空中戦も強い。�8電弔聾�えている。�セ核椶魯譽侫謄�で右コーナーを蹴る。サイドバックは両方とも外を上がる。㉖吉村はドリブルが良く、寄せ方も速い。�云緻遒魯妊絅┘襪剖�く忠実に潰しスルーパスを狙う。��山本は守備力が高いが運べる。�Р�𣷓はスピードを生かした突破が光る。辞書に入ってる漢字であってほしい名前。��松本は細かいタッチのドリブルで中から仕掛ける。��藤井は高さで健闘し、ポストプレーも前向いても迫力がある。 さて、京都については高卒即プロを確信するほどの選手はいない。一人一人粒ぞろいだし、大学に入ってから伸びそうだが、現時点では身体能力があって技術戦術もしっかりしている、将来性への土台はある、以上のことは言えない。
さて試合は序盤に興国が敵陣深くに蹴りこみ、押し込むが、10分過ぎからは京都が運動量と連動したプレッシングで押し込み、興国は何もできない、といったところ。京都は次々に決定機を作るが外しまくる。5−0くらいの力の差と思った。前半は0−1。後半に大量点が入り。0−6で京都が圧勝した。
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プリンスリーグ関西1部 セレッソ大阪−神戸弘陵高校 4月5日 13時 堺S2 天然芝 良芝 晴れ
セレッソ大阪 十番九番 二十八番十八十五 二番四番三番六番
神戸弘陵 九番 十番 十一六番七番二六 二番三番四番五番 十二
GK 川中 DF 丸尾 (→クララトナ) 海保 中村 エゼモクェ MF 増井 (→國吉) 手嶋 (→大島) 前田 (→中瀬) 永添 FW 木村 (→姜) 塩尻 サブメンバー 齋藤 森岡 クララトナ 中辻 大島 中瀬 國吉 姜 山元
GK 1 川中碧音 182.77 09.09.22 セレッソ大阪西 DF 6 丸尾康太 169.65 08.05.01 セレッソ大阪西 3 海保颯大 177.74 08.06.04 セレッソ大阪西 4 中村尚暉 182.77 08.05.11 セレッソ大阪和歌山 2 エぜモクェチメヅェ海 185.85 09.04.02 セレッソ大阪西 MF 15 増井翔 168.57 08.07.18 8 手嶋蒼介 166.60 08.06.25 18 前田遼介 172.71 08.08.14 セレッソ大阪和歌山 20 永添功樹 171.69 09.04.02 FW 9 木村風河 177.70 08.07.05 セレッソ大阪西 10 塩尻哲平 172.70 08.04.14 セレッソ大阪西 前所属記載なしはセレッソ大阪U−15出身
最初は神戸弘陵が意外に押し込んでいる?と思ったが違う。サイドのスペースに蹴りこんでマイボールにしているだけだ。精度があるからマイボールにできて深くに入れているけど、本質的には雑な攻撃だ。神戸弘陵は関西の中では高体連として繋げるチームなのだが、これはセレッソ相手の秘策なのだろう。よく見ているとセレッソはきっちり繋ぎ崩している。セレッソの伝統は育成方針が極端から別の極端に走ることだが、今年のチームは標準的なフラットな4−4−2でシンプルな仕込みで個人能力で押し込む方針に見える。チームとして細かく仕込んでいないから京都との直接対決では京都が有利な気がするが、個のタレントでは京都を上回るように見える。 あと出身がセレッソ大阪西が圧倒的に多いのはなぜだ?今はセレッソ大阪本家よりも西のほうがいいのか?
セレッソ。�\鄰罎魯咼襯疋▲奪廚�しっかりしていてバックラインのカバーもよい。�Υ殀�は中にビシッとパスを出す。基本の高さが良くわかる。完成度が高い。 �3な櫃盍粟�度が高い。上背がないから大学サッカーでもセンターバックかは分からないが、早い段階で使える。�っ翅爾魯譽侫謄�。ミスしないし確実に繋げるし運べるし強いし、完成度では海保に一歩譲るものの逸材だ。�▲┘璽皀�ェは体格以上にバネがあり、相手との差があって真価は分からないが守備で完勝。高卒でプロになれる選手。レフティなのもいい。�官陛困魯疋螢屮蕁爾悩限�フリーキック担当。力の差があってドリブラーとしての真価は分からないが、彼も高卒プロ候補かもしれない。圧倒的に速い。ボランチの�┝蠹茘価暗弔賄�切なパスで攻撃をコントロールした。ガツガツ潰す迫力はいまいち足りず、神戸弘陵のスペースへのパスを許してしまった。��増井も右から仕掛ける。��塩尻は正確な右足フリーキックと高い技術とアイディアで変化をつけ続けた。ポストプレーもこなすし、古典的ファンタジスタに見えて、実はセレッソの標準化の指導を叩き込まれている。進路はどうなるんだろう?��木村はエースストライカー。ポスト役に見えたが、実はごっつぁんゴーラー?塩尻との連携もいい。
神戸弘陵は左ハーフ11番が速くてカットイン得意だが、もしかしてセレッソ�Υ殀�が手ごわいと判断して中と判断したか?サイドのスペースへのボールはマイボールにしてからは突破できず。大学でプレースタイル改善したら面白い。5番は走力が素晴らしい。ピッチ内で1番走った。10番は上手いし飛び出す意識も高い。守備陣ははっきり言って負けていたが、高体連の中でならなかなかやれるかもしれない。
正直言って力の差があり、最終スコアは5−2だった。
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