サッカー観戦日記

2026年04月11日(土) プリンスリーグ四国 大手前高松−今治 讃岐−徳島市立

四国の高校生リーグの最高峰、プリンスリーグ四国は第1回大会から観ている。当時から一貫してリーグの盟主は愛媛FCで全国リーグであるプレミアリーグに上がったことがあるのも愛媛FCのみだ。四国の高体連で全国制覇経験があるのは南宇和と徳島市立のみ。しかも30年前だ。全国でも最もレベルが落ちる地域と言えるだろう。だが旧態依然としているわけではない。Jユース4チームも上がってきて、クオリティを追求する高校も出てきた。昔よりも格段にレベルは上がっているのだ。そういう変化を定点観測している。

この日の会場は高松市の屋島。源平の古戦場の屋島である。典型的な溶岩台地のメサ。朝から山陽新幹線みずほの4列シートに乗り(のぞみは5列シートだから嫌)岡山で快速マリンライナーに乗り換える。グリーン車も指定席も売り切れで、自由席に早くから並んで辛うじて座った。瀬戸大橋を渡って高松につき、引き続き高徳本線で屋島で降りる。そこから徒歩15分で会場だ。

プリンスリーグ四国
大手前高松−FC今治
4月11日 11時 高松市屋島競技場 ピッチ良 晴れ

大手前高松 監督 川上暢之
GK  1 若崎佳樹  2年 178 カマタマーレ讃岐
DF  5 桑島明渡  3年 170 FCディアモ
   27 松原丈晟  2年 176 FCディアモ
    3 渡邊拓海  3年 176 FCコーマラント
    6 岡虎之祐  2年 175 愛媛FC新居浜
MF  2 二川瑛智  3年 174 FCディアモ
    4 増田椋哉  3年 168 トラウムSVつくば
   11 森浦真   3年 168 徳島FCリベリモ
   10 川北蒼葉  3年 178 福知山ジュニアユース
FW  9 森悠稀   2年 175 アメージングアカデミー
    7 八十嶋日哉 2年 162 徳島ヴォルティス


FC今治 監督 副島秀治
GK 30 河野央貴  1年 179.8 サンフレッチェ広島
DF  3 藤井悠陽  2年 173.4
   27 行本康   1年 179.0
   29 中路空流  1年 174.0
    4 曾我暖   3年 175.6
MF 10 鳥谷英汰  3年 163.5
    6 宇都宮颯太 2年 176.7
   20 山下真翔  1年 165.0 ヴィッセル神戸
    9 �盒脅�大  3年 172.5
   19 岡隈海希空 1年 169.5
FW 23 松井泰雅  1年 167.8

大手前高松
 七番九番
十番十一四番二番
六番三番二七五番
一番

今治
二三
十九九番二十
六番十番
四番二九二七三番
三十

大手前高松は少し前まで4−3−3でビルドアップするチームだった。その理想の高さゆえに香川県で敗退することも多いが、天然芝の環境のもと繋いで崩す理想のチームだった。全国制覇未経験の香川県において11人制サッカーで全国制覇するとしたら大手前高松だろうと思わせるチームだ。しかしこの日は4−4−2でカウンターチームになっている。川上先生に何か心境の変化でもあったのだろうか?この高校はリクルートが弱い、という問題点があり、以前はコーマラントから大量に入っていたが、今回登録30人の中にはコーマラント出身は2人だけ。しかしリクルートの多くは四国内だ。リクルートに強くなれば、この高校は全国でも上位を目指せるだろう。さてこの日は左カウンターで��川北のドリブルに託すが、今治の好サイドバック�F0罎鯑庸砲任�ず、カットインを狙うが効果的ではない。センターフォワード��森はターンがうまい。��八十嶋がエース格で一番うまいがボールが来ない。

今治は下級生主体で上手いし繋ぐが小柄で当たりに弱い。�_鰐遒蝋發�て安定している。アップの時点で彼は上手いと思っていた。㉗行友は正確なパスがある。�ち讐罎牢蔽韻砲�わし左足クロスに持ってくる。��島谷はドリブラー。上手くてスピードがあってスルーパスもあるが、とにかく身体がないのが残念だ。ピッチでは一番目立っていた。エース。�Ρ�都宮はピッチ内で一番プロに近い。ガツガツ潰せてキープできて展開できる。持ち上がれる。彼も上手い。ボックス・トゥ・ボックスのプレーを増やせば。���盒兇魯─璽好好肇薀ぅ�ー。体格がないながらもポストをこなし、周囲が1年生で身体がない中では彼が身体を張った。ほかの前線3人はスピードはあったが判断は遅れた。

今治ペースで進み、前半は0−0。
ハーフタイム、大手前高松は

16番 雨松志季  174.0 サルパFC

がボランチに入った。彼はキープできて反転できてビルドアップに貢献。流れが変わった。と言っても今治が相変わらず押し気味ではあるが。なぜスタメンじゃないのだろう?

23分、大手前高松、自陣ゴールキックからのビルドアップ、ゴールエリア内で�E�邊が今治���盒脅儺佑瓩蕕譴討靴泙ぁ▲�ックをブロックされ奪われ、流し込まれてしまう。0−1。大手前高松は粘り強く攻め、後半終了間際、ペナ右端ギリギリ��野林和馬 3年 170.0 エベイユFC が何とか前を向いて身体を入れたところで今治左サイドバック�ち讐罎�我慢しきれず後方からショルダーチャージで倒しPK。これを��野林自ら決めて1−1で引き分けた。

大手前高松としては下級生主体の今治には負けたくなかっただろうし、何とかプライドを見せた。現在急成長中の今治としてはプロへの可能性に期待して下級生起用になるのだろうが、大量に1年生を起用するほどなのか、ホントに上級生に力が足りていないのか?スタイル自体は繋いで崩すJユースあるある。しかしパワー不足は否めない。


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1時間の試合間隔を生かして昼食にありつき、引き続き第2試合である。

プリンスリーグ四国
カマタマーレ讃岐−徳島市立高校
4月11日 14時 高松市屋島競技場 天然芝 良芝 晴れ


カマタマーレ讃岐 監督 伊藤将大
GK 16 天堵笙太  2年 174
DF 17 平辻健人  2年 165
   23 秋森日々希 2年 173 ソレアーダ高知
    3 金城瑠空  3年 180 バンディオンセ神戸
    5 国本泰成  3年 175
MF 30 米田斗緒磨 1年 169
    4 井手雄大  3年 176
    7 桑田陽太  3年 170 サンフレッチェびんご
    2 下河来輝  3年 170
FW 11 松井達郎  3年 168
   10 田中寛祐  3年 168

前所属記載なしはカマタマーレ讃岐U―15出身

徳島市立 監督 河野博幸
GK  1 増谷羽竜  3年 184 レオSC
DF  3 川村康生  3年 180 ディアブロッサ高田
    2 柏木優一朗 3年 185 CANARINHO FC RIO
    9 加藤遼馬  3年 173 伊丹FC
MF 40 季結斗   2年 169 ディアブロッサ高田
   34 山田悠真  2年 170 ZARPA FC
    4 山下蒼士  3年 163 シーガルFC
    7 東海林蓮  3年 168 ZARPA FC
   16 児島至咲  3年 164 AWAJI UNITED FC
FW  8 藤岡亮哉  3年 168 grandmerry
   11 芳田翠   3年 173 ディアブロッサ高田


カマタマーレ讃岐
十番十一
二番七番四番三十
五番三番二三十七
十六

徳島市立
十一八番
四番十六七番三四
四十
九番二番三番
一番

リクルートについては徳島市立のほうが良い。徳島県外から選手を集めている。県立高とかでもそうだが、市立高も制約があることもあるが、徳島市立は昔から選手が集まっていた。

立ち上がり、徳島市立は3バックの前の㊵李をフリーにして組み立てる意図と思われる。2分、左フリーキック㊵李のキックにファーポスト外��柏木を讃岐は誰も見ておらず、折り返しを��加藤が決めて0−1。どうやら様相がおかしい。讃岐は個々の技術は高い。徳島市立を凌ぐ。中学生時代までによく教えられていることがわかる。しかしこのチームはまるで守備を教えられていない。Jユースとしてもプリンスリーグレベルのチームとしてもちょっと信じられない事態だ。キーパーはキックが乱れるものの反応はいいしキャッチングもしっかりしている。右サイドバック�永芯圓砲魯蹈鵐哀好蹇爾�あるし、㉚米田は高速突破がある。�Х�田は下がって組み立てるし�ぐ羲蠅枠瑤喀个靴謄侫�ニッシュに行ける。キャプテンの��田中もボールを持てる。個人能力は低くない。しかし守備の約束事がなさすぎる。特にファーはがら空きだ。24分、徳島市立��東海林の右クロスに讃岐が誰も見てなくてがら空きのファーに走りこんだ��芳田がどフリーでランニングボレー。0−2。さらに目を切ったすきに、つまりあり得ない状況から�せ害爾�決めて0−3。前半終了間際に徳島市立��東海林の左足右コーナーにニアよりに予備動作もせずにまっすぐ走りこんだ��加藤を讃岐が全く見ずにぴったり頭に合って0−4。前半は0−4。

伊藤将大監督のキャリアを調べるとアカデミー、スクールコーチの経験が長い。ツエーゲン金沢U−12では監督として全国に出ている。セレッソや讃岐ではU−18のコーチも経験している。彼もプロだ。何らかの理論はあるはずだ。守備を仕込まていないように見えるのも何らかの理由があるのだろう。前半を見る限り、一定以上のレベルでここまで不可解な指導を感じたのは私の長い観戦キャリアの中でも3回目だ。黄金世代のユース代表の清雲栄純監督、2018年京都の布部監督だ。彼らはその時の指揮を最後に監督には就いていない。とにかく後半を見て、理解しようと思った。

後半、カマタマーレ讃岐はさらに3失点。0−7で終わった。キーパーが好セーブを連発したが、並のキーパーなら確実に二桁失点しただろう。

私の見る目では結局意図はくみ取れなかった。守備を指導されていないように見えた。ビルドアップの形はあったが。


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T.K. [MAIL]