| 2026年08月16日(日) |
J3 FC大阪−長野パルセイロ |
私の主な観戦ターゲットは高校生や大学生だ。プロサッカーも観るのだが、J1J2J3WEを各シーズン1回行けば、2回目には消極的になる。 秋春制になった今シーズン、私の行くJ3は主に関西の滋賀・奈良・FC大阪と岐阜、讃岐あたりが候補になる。また超早寝早起き生活からナイトマッチは苦手だ。しかし暑い夏場は当然ナイトマッチだ。 急遽足を運ぶことにしたFC大阪は近年評判が散々だ。ホームの花園ラグビー場の第2グラウンドの改修の約束がなかなか守られず、ホームスタジアムの確保もままならない。平日和歌山・紀三井寺開催の日に行ったこともある。ホームスタジアムだけでなく経営面も政治面も不評だ。もともと大阪維新の会とべったりなクラブでもある。自称ラグビーファン、という割に近鉄ライナーズを観てない、とか野球ファンはフットボールへのネット中傷に熱心であるが、主張に客観性はないし、そもそもネットが居場所で現場に現れない人たちだ。やはり現場に足を運んで様子を見るしかない。
高槻からだとコロナ禍ではなるべく大阪中心部を通りたくない。そういうわけで新大阪乗り換えでおおさか東線で河内永和で近鉄奈良線に乗り換える。この日は18時から花園でFC大阪戦、鴻池で奈良クラブ戦があり、この時点でどちらにも行けたが(ちなみにチケットは買ってない)、FC大阪と決めてかかる。東花園駅から徒歩10分弱で花園ラグビー場だ。
会場について10分くらいスタグル広場を回る。店の数こそ充実しているが、行列も活気もない。FC大阪には有名スタグルもない。なんというか、「スタグルを充実させろ」という教科書を守っているだけ、という印象だ。そして場外イベントはまるでない。正確にはスタグル広場のテントでひっそり金魚すくいとかやっているが、やはり活気はない。そもそもナイトマッチということもあって子供が少ない。ステージも作らず、BGMも流さず、場外イベントがほぼないようではミーハーファンが来ない。予算がないのか人脈がないのか。これは高知ユナイテッドにもレイラック滋賀にも感じた。奈良クラブはイベントが充実しているし、予算だけの問題じゃないと思うのだが。
さて、まずプエルタコーヒーなる店でアイスコーヒー700円買って一息ついた。小さなコーヒーで700円と割高感はある。次いで沖縄そば1200円を食べた。具はしっかりあり、量は少なかったが、まあ満足だ。そうこうしているうちにキックオフ1時間前で場内DJがあいさつしているが、すぐ終わった。場内でもイベントやっている気配がない。そもそもこの日最大のイベントはJリーグ本家の企画のポケモンのキャラクターバッグだ。私はポケモンには疎い。ピカチュウしか分からない。さて短いながらも列が長いスタグルが外れはないだろうと思い、チキンオーバーライスを買った。1000円。ライスにスパイスを混ぜ込んだチキンを載せて野菜も加えたトルコ料理。アメリカの屋台では人気らしい。確かに美味しかった。スタグルテントを回った限り一番のおすすめかもしれない。花園クラフトビール900円を加えて花園ラグビー場バックスタンドに上がる。
試合前のあいさつは東大阪市長は両方頑張れ的な教科書通りのしっかりとしたもの。FC大阪社長のあいさつは最近の運営トラブルに対する謝罪もあった。まあ、謝罪せざるを得ないだろう。
J3リーグ FC大阪−長野パルセイロ 8月16日 18時 花園ラグビー場 ピッチ並 晴れ 主審 宗像瞭氏 4229人
FC大阪 2種所属チームを記載した 菅原大道 95.08.10 190.85 角館高校 GK 1 水口湧斗 00.06.16 184.80 履正社 DF 5 美馬和也 97.12.01 173.69 ヴィッセル神戸 DF 13 秋山拓也 94.08.26 185.85 愛産大三河 DF 23 小島雅也 97.11.09 170.64 ベガルタ仙台 DF 52 芳賀日陽 00.07.30 169.66 FC東京 MF 8 住田将 99.08.19 181.75 名古屋グランパス MF 14 福井和樹 01.06.13 165.61 ガンバ大阪 MF 15 久保吏久斗 97.01.23 167.64 セレッソ大阪 FW 10 東家聡樹 97.04.20 185.76 アビスパ福岡 FW 28 伊佐耕平 91.11.23 176.73 神戸科学技術 FW 95
長野パルセイロ 中野小次郎 99.03.05 200.90 徳島ヴォルティス GK 21 大野佑哉 96.08.17 179.70 山梨学院大附 DF 7 附木雄也 94.12.17 184.83 八千代 DF 13 渡邉禅 04.01.08 168.65 東北学院 DF 24 田中康介 99.02.01 170.78 京都サンガ DF 25 長谷川隼 97.09.14 180.74 川崎フロンターレ MF 6 近藤貴司 92.04.26 167.62 三菱養和 MF 8 野嶋圭人 03.04.11 165.63 神戸国際大付 MF 30 森田大智 03.06.18 170.60 大津 MF 77 吉澤柊 98.10.21 176.77 武南 FW 18 藤川虎太朗 98.07.24 172.65 東福岡 FW 28
FC大阪 十五九五 二八八番十四十番 十三二三五番五二 一番
長野 十八二八 八番六番七七三十 二五十三七番二四 二一
FC大阪 キーパー�/�原はキックが正確で伸びる。角館高校がどういうところかは知らない。高校サッカーの秋田県の結果はチェックしているが、まったくのノーマーク。右サイドバック52小島は中に追い込む守備が機能。上半身も強い。左サイドバック��美馬も同様に中に追い込む。両サイドバックはクレバーでミスしない。右センターバック�タ絽�は屈強で跳ね返しきれないながらも競り合って自由を奪う。フィードもいい。左センターバック㉓秋山も屈強で右利き。中盤は��住田がレフティでセットプレー担当。左コーナーを左足で蹴るくらい信頼されている。上手い。相方の��芳賀は運動量豊富でよく拾い飛び出す。��久保はスピード豊かで野心的。左の㉘東家は伸びるストライドで速いし上手いし精神力もあるし中でもプレーできるし、FC大阪では一番気に入った。��福井はレフティで前線で変化つける。95伊佐は必死に身体を張るタスクを完遂した。
長野パルセイロ キーパー㉑中野はレフティで左足のキックは不安定だった。200センチあるが、高さを問う前にFC大阪がキーパーの届く範囲にハイボールを上げなかったのが彼の存在感かな。右サイドバック㉔渡邉は中に絞れて運べる現代的な選手。仕掛ける意識はあるが突破力は並。周りが良く見えている。左サイドバック㉕田中はクレバー。常にアラートで戻りが早く隙を見せない。京都ユース時代からサイドバックが適正ポジションと思っていたが、しっかりベストポジションに収まった。��附木は長野で一番気に入った。パワー勝ちできるし、確実に跳ね返すのも凄いが、左足が正確で見えている。フィードは正確で難しめのパスを何度も通した。J3のキャリアで関東リーグの経験もある選手。このチームではキャプテンだが、もっと上でやれるのでは?と思った。ただもうベテランだし、キャリアを通じてしっかり努力してきた選手なのだろう。��大野は跳ね返しきれず、残念ながら附木との力の差を感じた。�δ甲�川は上手いし潰せる。勝負パスが出ないところを見ると慎重な性格か?77森田もなかなか上手いがやはり勝負パスは出ない。右ハーフ㉚野嶋はレフティで右コーナー担当。右足でも上げられる。タッチライン際でのプレーを磨いたスペシャリスト。左ハーフ�╋疇�は中に入れる、というか常に中を伺い、それを支える技術と判断力がある。2トップは連携がいい。�乙庇靴魯蹈鵐哀棔璽襪離拭璽殴奪箸膿搬里鯆イ蝓▲侫�ニッシャーとしてどんどん飛び出す。FC大阪の屈強なセンターバックコンビと渡り合えていたのは鍛えぬいた肉体とバネによる。相方の㉘藤川は前線の潤滑油。彼がいることでチーム全体の攻撃がスムーズに回る。いいタイミングで引く。
双方とも個人能力が高くてレベルが高い。これは「見る目問題」になってしまうので触れにくいが、関東の学連からは関東大学リーグのほうがJ3よりレベルが高いという主張も聞こえる。JFL界隈からも同様の主張が聞こえる。しかしJ3黎明期なら兎も角、今のJ3は関東大学リーグやJFLにははっきり差をつけていると思う。世に中には生活が満たされておらず不平不満たらたらのホンダサポとかがそれでもホンダのほうがJ3より強い、と主張するが、ホンダより弱いJ3があるのは事実だが、そんなのうまく行ってないJ3クラブがうまく行っているホンダより落ちるだけで、そんなのはフットボールがわかっているファンならば理解している程度のことだ。明言できるのはプロはハイレベルということ。商品価値があるから観に来るファンがいるというだけのことだ。
主審のレフェリングはほぼ完ぺきだったと思う。観客はストレスを感じず、この試合で宗像氏は評価を高めたのではないか?
さて開始早々、FC大阪は左深くからの折り返しを��芳賀が決めて1−0。21分、長野㉚野嶋の右足右クロスに�乙庇轡悒奪匹韮院檻院A鞍召歪耕遒�優勢だったが、FC大阪も上手くゲームを運んでいた。後半9分、長野が左から繋ぎパスを�乙庇轡拭璽鵑靴萄鹸鵑螢轡紂璽箸韮院檻押�しかしFC大阪も㉘東家が左寄りからピンポイントで中央��島田のヘッドで2−2。正確な技術が光った。FC大阪は��住田の左足右コーナーに前半から隙だらけだった長野の大外で�タ絽�が落とし左ポスト際��木匠が蹴りこみ3−2。さらに右から繋いで左に余っていた㉘東家が決めて4−2。FC大阪が快勝した。
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