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2004年02月01日(日) ありがたい (3)

今日から新しい月。日記を書こうと思って初めて思い出した。

やはりまだまだ気持ちの揺れが激しい。
今日も何かとても不安な気持ちになってしまって、泣いてしまった。
気をつけながら、なんとかうまく乗り切りたい。

午前中はPCに向かって過ごし、
午後は日本語ビデオを観たり、練習をしたりして過ごした。

今日の練習はエクサープツとモーツアルト、それからイザイとブラームスを少しづつ。楽器を弾きながら将来に対する不安のようなものを感じては涙がでてきた。気持ちは思いきりどんよりとしているのに、指はしっかり動いていた。涙をふきふき、練習は3時間ほど続いた。

気分転換を上手くはかるにはどうしたらいいのか。
ふと以前から日本の歌を歌いたいと思っていたことと、少し前にカラオケ関係の番組を目にしたことを思いだし、日本のポップスをダウンロードして聞いてみることにした。どこから初めてよいのかもわからず、とりあえず、カラオケランキングなるものを参考に、また過去に聞いたことのあるものを記憶の底からたぐり寄せるように、何曲か適当に手元に寄せてみる。なかには、気に入ったものもあり、それを何度か繰り返し聞くうちに、鼻歌すらでてくる。これはいい!久しぶりにいろいろなことを忘れて楽しんだ。

夕食にはクラムスパゲティーを作って、その後、夫が私の様子を少し心配してくれて、一緒に買い物に出てくれた。以前から考えていたキッチンの窓に取り付けるためのカーテンをようやく購入。セールだったので、8ドル。もちろんサイズが小さいせいもあるけれど、これだけが取り残されていたように棚に置かれていたのには、なんとなく神様のお導きを感じてしまう。本当にありがたい。

帰宅後、夫が大きな額のチェックをくれた。「今月分の家賃ね」
私は涙を流して喜んだ。
結婚後、夫が倒れて以来、私が家計を支えるためにがんばっている。
夫が初めて家賃の全額を払ってくれる。肩の力の抜ける一瞬だった。


けい |MAIL

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