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何人かの人と言葉を交わし、必ず「あけましておめでとうございます」と新たな年を迎えて喜ばしい挨拶を交わしているけれど、つい先日のインドネシアスマトラ沖でおこった津波の被害は大変なもので、「おめでとう」といいながらもふとそのようなことがおこっている現実を心の片隅で痛みに思っている。
そんなことを心の片隅で感じながらも、私は私なりに新年を迎えている。昨日の大晦日には日系マーケットへ買い物へ行き、おせち料理のようなものを求めてきた。毎年テレビで眺めているニューヨークのタイムズスクエアのカウントダウンに年越しそば。
今朝は夫と新年のあいさつを交わし、お雑煮と巻き寿司ではじまり、午後には日系マーケットへ琴の演奏を聞きに行ったり、アメリカの書店でカレンダーを求めたり、またその店内のカフェでコーヒーをいただきながらのんびりと気になる本に目を通してみたり、夫と持参した新聞のクロスワードを楽しんだり。結局、夫の体調のせいでその後、モールを歩き回ることはあきらめて帰ることになったけれど、愛猫のえさを求めに家の近所の小さなDepartment Storeに立ち寄った。必要なものをカートに入れてうろうろしていると、ふと目についたものがあった。「これは夫へのプレゼントに最適!」とひらめいて求めることにした。
なんだか少し具合が悪いという夫を車のなかで待たせてしまったのは申し訳なかったけれど、これは絶対に喜んでくれるという確信をもっていた。帰宅後早速ラッピングをして、夕食前に、あたかもクリスマスの当日かのように、プレゼントを渡す。それはベッドトレイ。ベッドの上では折りたたみになっている足を出して使えるトレイ。彼は睡眠が不規則になることが多く、そんな眠れぬ時間をベッドの中でクロスワードをしたり、軽食をとりながら過ごすので、とても喜んでくれた。
夕食には昨日求めた大ぶりのえびを調理し、おせちとともに頂いた。
今日は練習も休んで本当にゆっくりして、楽しい一日となりました。
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