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学校を休むということはなんだかとても大きなことに思えるのは私だけだろうか?小さい頃から、毎日通うのが学校だった。遅刻をしたり、欠席をするのはよほどの理由があってのこと。少しくらい具合が悪くたって、がんばって行きなさい、そう言われて育ってきたからか、大人になってもその感覚は消えない。
昨日、私の先生に連絡をしたときに、というか夫に連絡をしてもらったときに、「明日(=今日)は大丈夫ですから」と言ってもらったので、やはり先生とのレッスンのアポイントメントには行ったほうがいいように思われて、自分で事情を説明しなければ、とがんばって学校へ足を向けた。
いつも何気なく歩いている道が、何気なく運んでいる一歩一歩が異常に重たく感じられた。自宅を出るときに、楽器を持っていくことも考えたけれど、どちらにしても弾くことはできないのだから、と思い、横目で眺めながら自宅を出た。
「すみません。今日は楽器を持ってきませんでした。事情をご説明していたほうが良いかと思って参りました」「昨日は眠りましたか?具合がよくないそうですね。数年前にもありましたね、こんなこと」涙ながら少し話しながら、話題が休学に触れた。自分自身でもぼんやりと考えていたけれど、先生の奥様が心配して、私にそう言う手もあることを知らせるようにと言ってくださったよう。
休学。できればそうしたい。
自宅で横になっていてもどんよりとしてしまうばかりかもしれないと、帰りに郵便局へ立ち寄り、メールをピックアップ。日系マーケットにも立ち寄って、特売のふじりんごも買ってみた。私の好きなタピオカミルクティーも買ってみたけれど、やはり体調が思わしくないせいか、おいしくない。がんばって出歩いてみたものの、なんだかものすごく疲れて帰宅した。
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