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2005年03月20日(日) |
今回の心身不調の原因 |
今日はいいお天気の日曜日でした。私は割にいい感じで一日を過ごしていましたが、夜には調子が下向きになってしまいました。来週の室内楽のクラスの演奏会の件で先生からメールを頂いたり、私のピアニストの試験でフォーレを弾いて欲しいという電話をもらったりして、かなりストレスを感じてしまったから。
金曜日にちょっと無理をして学校へ行ってしまったのは大きな間違えでした。11時半から1時間フォーレのリハーサル、1時から3時までクラスに出席して、その後カルテットのリハーサル。帰宅後、生徒を4人教えて、とフル活動してしまい、またかなり調子が悪くなりました。動悸が激しく、ものすごく消耗した感じでした。
一番の原因はフォーレ。私のピアニストとのリハーサルは苦痛以外の何者でもありません。彼ははっきり言うと、自分のパートをまともに弾けていない状態。それなのに、とにかく私に対しての注文が多すぎる。彼がもっと私のイマジネーションを刺激するような演奏をしてくれていれば、彼の注文、提案にももっとオープンになれるけれど、自分のパートもまともに弾けていない状態でそうされるのは、大変疲れます。以前に、彼に細かな音符をもっとEvenに弾いて欲しい、タッチが荒い、テクニック不足でテンポのゆれすぎる部分がある、そのためにアンサンブルが上手くいかない、あわせづらい、ということをかなり丁重に何度か伝えようとしたことがあったけれど、彼には伝わらなかった。それ以来、私はもう彼をコミュニケーションを取ることが面倒になっているので、私は私の目指す音楽を再現することに努めてしまっている。ソナタ(二重奏)とは本来、こんなものではない。全くもって…。
そして、金曜日以来、この彼とのリハーサルがストレスの一番の原因だということがよくわかりました。他にも室内楽はカルテットをしていて、これに関しても確かにストレスを感じるけれど、4人も人間がいるにも関わらず、こちらの方がまだ良い。室内楽を演奏する(とくに弦楽四重奏)において、全くストレスがないということはあり得ないとは思うけれど、このピアニストとの場合はひどすぎる。それでもグループの良い雰囲気を保ちながらなんとか生産的なリハーサルを、と常に考え、人との諍いを避けるために、人の意見は自分を殺してでも受け入れるようにしてきて、もう私は限界のようです。
金曜日以来、以前に調子を崩したときは、確かに物事に完璧主義に取り組みすぎたせいで鬱、心身症のような状態に入っていってしまったけれど、それ以来、少し物事をいい加減(良い加減)でするように気を付けていたのにもかかわらず、また心身の調子を崩すことになったのはなぜだろう、と考えていました。そして、たどり着いた結論が、人との和を崩さないようにしようとしすぎて自分自身にかなり無理(我慢)を強いていたということ。これからどのように対処していくかも考えないといけません…。休学も検討中。
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