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レッスンが11時から。私は1時間前には到着してウォームアップ件練習開始。「とくにベートーベンの冒頭の最初の部分くらいだけでもちょっとチェックできると良いから、30分くらい前に来られる?無理をすることはないけれど」という私の提案で彼女はレッスン開始の10分前に来てくれました。(笑)
ベートーベンの冒頭はやはりパルスが同じように感じられていないので、うまくいきませんでした。このセクションは要注意です。後は先週よりもよくなっていますね、あとは人前で弾いてなれるようにしましょう、とのことでしたので、とりあえずはよしとすることに。
一方、ブラームスは「It needs more work」とのこと…。まずテンポが少し遅かったので、「そろそろin tempoで弾けるように」することと、私に関して音色への注意が促されました。「開放弦を弾いているときの楽器の鳴り、それをどの音を弾くときにでも保つようにするのです」これはブラームス-の協奏曲やベートーベンの協奏曲を勉強したころからしきりに先生がおっしゃっていること。私の場合は曲の感じなどにつられて気持ちが高まってしまい、それが両手に反映され、必要以上に押さえてしまう、といっても数字にすると1ミリ程度のことなのですが、傾向にあるので、改めなければなりません。痛みの発祥もこれが原因だと私は思っているので。
先生にも「曲の何かを感じていて、それを出すためについ必要以上のPressureをかけてしまう。演奏と感じることseparateすることは難しい」というようなことをお話すると、「音にさえ集中していれば、その二つは共存できますよ」とのこと。
「音に集中する」…演奏中に音に集中していなければ、私はこれまで何に集中していたのでしょうか?身体の動き?自分の気持ち?…音への集中が足りない、自分が出している音を充分に聴けていない、もちろん、以前に比べればこういう作業もかなりできるようになってきているとは思いますが、それがまだ充分でないということ、これは弾き手としてはなんだかとても恥ずかしいことのような気がして、穴があったら入りたいような気持ちになってしまいました。でも、来週への課題はクリアに掲げられました。
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