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2005年10月26日(水) |
Over Work にならないように |
今日は午前中にピアニストとリハーサル。金曜日のクラスで作曲の先生に書いていただいた新曲を試し弾きするための準備と、月曜日にうまくいかなかったブラームスの4楽章を克服するためです。朝10時からの約束だったので、なんだか疲れていて、自然と弓圧も少し少なめになってしまいましたが、これがよいきっかけとなり、Over Workせずにもきちんと楽器を鳴らすことができる、ということを確認することができました。今日のブラームスの練習の目的はメトロノームを使ってゆっくりと、大きな音は出さずに弾き、ピアニストのパートをきちんと把握すること、だったのでその目的もクリアできよかったと思います。
ブラームスは月曜日のレッスンの録音を聞いてみると、私が入る場所はあっていたのにもかかわらず、間違っているかのような錯覚に陥り止ってしまったりしていたので、そのような不安定な箇所をきちんと練習し、先日に比べると、ですが、大分安定感を得られたような気がしました。
新曲はテンポがいろいろと変わるので、その設定をきちんとし、なんとか通せるようにもなってきました。あとは自分のパートをもう少しPolishして、金曜日の演奏に備えます。
お昼はピアニストと済ませて、午後は生徒たちへのレッスン。それが終わって夕食後にはまた練習をしました。新曲とバッハです。2時間半くらい練習してしまいましたが、腕にもそれほど負担はかかっていないような気がします。これは私にはとてもよいサインです。
過去9日間、オーケストラの仕事でてんてこ舞いでしたし、ずっとオーケストラばかり弾いていたので、なんだかちょっと感覚が狂っていたのですが、オーディションに行かないことに決め、今日はリサイタルの準備に集中することができるという感覚、またOver Workせずにも楽器が弾けることをきちんと確認できた日となり、今後は上向きにもっていけそうな気がしています。
こうして日記を書けるくらいの気持ちの余裕がもてるのもとても大切なこと。
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