DiaryINDEX|past|will
2005年11月05日(土) |
レッスン:Brahms |
今日は8時30分ころ起床。思ったよりも気持ちよく起きられたことをとてもうれしく思いました。身支度を整えて、10時過ぎから大学の練習室で練習。週末の大学はひっそりとしていて、大好きです。いつもは人に溢れたあの広い空間がしんとして、まったく別の顔を見せてくれることが私をとてもいい気持ちにさせてくれます。
今朝の練習はやはりバッハから。昨日の試奏ではまた音程が不安定になってしまいましたし、楽器の本来の音を出すこともできていなかったように思うので、もう一度落ち着いて、基本的な練習に立ち戻ってみました。ブラームスの3,4楽章を少し練習してレッスンへ。
レッスンは11時45分から。昨日の演奏に関してのコメントをいただくことから始まりました。ベートーベンに関しては冒頭が一緒にならなかったことがまず挙げられました。お互いに約束ごとをつくっていたのですが、彼女はすっかりそれを忘れてしまっていたようで。(笑)でも、新たな、より正しい方法を先生から教えていただいたので、今後は大丈夫でしょう。2楽章は前回のご助言により、テンポを修正したのですが、Themeに関してはどうも少しゆっくりすぎてしまったようでした。(笑)3楽章はとくに問題はないのですが、私が不要なアクセントがついてしまう部分があるので、その部分だけ用注意とのことでした。
ブラームスの1楽章はやはりSotto Voceのキャラクターがとても重要です。そして、移弦の際にも常に同じカラーを保ちながら音楽を運ぶこと。3楽章はとくに大きな指摘はいただかなかったのですが、昨日の演奏は私自身良いとはいえないものでしたので、最後の最後までがんばらなければなりません。4楽章に関してはピアノがとても大変で、ピアノが音楽をCarryするための大きな鍵を握っているので、この週末先生にいただいた助言に基づき、彼女にも練習をしていただいて、またそれに私がすぐに対応できるように私も準備をしなければなりません。
バッハに関しては月曜日に先生がお時間をとってくださるとのことでしたので、この週末は自分で決定した音楽的表現に基づき、音程、音色など基本的な部分をもっともっとゆるぎないものにするための基本的な練習を重ねようと思っています。
午後は少し生徒を教えて、夕方また練習に戻りました。2,3日前からこれまで使っていたものとは別のタイプの弦を使ってみているのですが、昨日ようやくAも張替え、E以外はすべてそのブランドのものにしてみました。やはり弦により振動の仕方が異なるので、Aだけ別のものというのはなんとなくバランスが悪いように感じられていたので、その部分が解消されて少し気持ちが落ち着きました。ただ、Eに関してはゴールドプレート--私の苦手とするタイプのもので、2,3日使ってみましたがやはり使用感がよくないので、別のものに替えなければなりません。今日、Eだけ以前のブランドのものに替えてみましたがほかの3本に比べるとかなり弱い感じがするので、困りました。気がついたときにはもう近所のお店も閉まってしまっている時間でしたので、もし、明日中に弦が必要となれば、少し遠くのお店まで足を伸ばして買いに行かなければなりません。
|