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2005年12月16日(金) |
レッスン:Saint-Saens, Stravinsky |
今日は久しぶりにレッスンに行ってきました。オーケストラで演奏することが多い最近、周囲の音にブレンドすることをまず優先し、とにかく指揮棒に従うことが多くなってきています。つまり、ある意味ではあまり考えなくても弾けるような状況下にあるということです。リサイタルの後、Oral Examを受け、腰をすえてしっかりと音楽と向き合い、勉強をする機会がいまひとつ足りない、と思いながら、その後のオーケストラの仕事に突入してしまったため、仕事もある程度機械的になってしまい、精神的には少しつらかったのですが、今回は仕方がない、と受け入れました。そんな状況下のなか仕事をしていたので、逆に「考えなくても弾ける」状況に気がついたともいえます。それではいけない、と思う自分がレッスンへ気持ちを向けました。イザイ、ベートーベン-ソナタ9番、サンサーンス-序奏とロンドカプリチオーゾ、ストラヴィンスキー-協奏曲などを勉強すると良い、という話は以前に上っていたのですが、きちんと練習できたのは、今週の頭からでしたので、とりあえずサンサーンスとストラヴィンスキーを聴いていただきました。
サンサーンスはとてもよい、とのこと。基本的なことをできていると自分でも思っていたので、あとはもう少しテンポを上げられるようにしたいと思っています。先生も「まだVerticalに考えているようだから、どんどんplay throughしてください」とのことでした。ストラヴィンスキーは「characterを考えて」とのこと。楽譜に書かれてある音を追っているだけなので、まだまだこれからです。今日のレッスンで先生がおっしゃったことは「自分でやってね」ということ。確かに私はまだまだ自分の足で歩いていくことに不安があります。今後はレッスンも頻繁に受けるわけではないので、今日のように気軽に行くのではなく、そのたびにリサイタルをするようなつもりでのぞむようにしなければならない、と気持ちが引き締められたお言葉でした。
帰宅後は郵便局へ行ったり、生徒たちを教えたり、と変わらぬ一日。ただ、やはり昨日から大分気持ちにゆとりがでてきて、生活をすることにも目が向けられるようになっているのがうれしいです。お皿を洗うこと、食事の準備をすること、部屋にクリスマスツリー、イエス誕生の置物を飾ったりすることなど、小さなことをいやと思わず、普通にできるのはとてもうれしいことです。夜はまた、雑誌を眺めながら気持ちを静め、眠りにつきました。
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