12時半起床。 朝ご飯を食べて、テレビを見て、用意をして、図書館へ行く。 2時半から8時まで。 古文と英語。
今例によって大学改革が流行っているようで、 あちらこちらの国公立大学で何やら仕組みが変わるらしい。 細かいことまではよく分からないので どれが良いと言うことはできないが、 ずっと引っ掛かっていることがある。 いくつかの大学を統合して、スリムにし、 経営と研究を分けようとしている大学がある。 その際、実際的に役に立たないという考えから 文学系の規模縮小、強く言えば切り捨てが行われようとしているようだ。 また、教員に対し任期制を導入するということも決まっているらしい。 この改革を実行しようとしている行政側と改革される大学側は とても協力体制を組むことができそうもない状況である。 当然切り捨てられ、また先行き不安な教員が出てくる以上 大学の先生方は賛成できるわけがないのだろう。 そして行政側としては、少しでも支出を抑えたいのだと思う。 更にそこにはトップの「やってる観」を出すという戦略がある。 実は後者こそがこの改革の第一義的目的であるのかもしれない、が。 しかし役人と先生方の抗争が非常に不愉快に思えてならない。 郵政民営化が望ましいのはそのサービスを受ける国民にとって 利益となるところが大きいからである。 一部の人達が不公平に守られていることが 何らサービスを受ける国民にとって利益となるところがないからである。 よって郵政民営化は望まれているのである。 この大学改革についてはどうだろうか。 役人と先生による何か騒動が起こっていても、 実際このサービスを受けるのは学生である。 この大学改革が良いか悪いか、それは学生にとって受けるに値する 素晴らしい大学なのかどうかという点に最も重きが置かれなければならない。 今この観点は双方の問題点の重要課題とないっていない。 この抗争が非常に虚しいものである理由だと思われる。
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