***心コロコロ***
風の吹くまま、気の向くまま、心のままに。


2003年01月23日(木) 回想録 《出産編》


1月10日、出産した前日は検診日で、ドクターと相談の結果、

度々の進まない陣痛に不安が付きまとうものだから

「明日、入院して産みますか?」

という話になっていた。

検診時の病院と産院となる病院は別々なのである。

産院の病院は、家からハイウェイに乗って約30分。

パパがいるときなら兎も角、居ない時にはどぅーーしょーーという気持ちで一杯だったから。。。


家に帰って、「明日産むのかぁー・・・」なんて思いながら

いつものようにベッドに入って休んだら、夜半2時半頃急激にお腹が痛くなり、

痛いと思っていたら、破水のような・・・

トイレに往復しつつ身支度を整え、今度は間違いないと思いながら病院に向かった。

間違いないと思った陣痛の強さは強く、時間は既に4分間隔だったし

こんなに痛みが早く強くなっていいのかな?という感じたった。


病院に着いてまず尿を採り、モニターを付けられ内診したら4センチ開いてるとの事。

陣痛が来たらもう余裕も何もなく、麻酔を早くして・・・と願うばかりで。

すぐに分娩室に移動しましょう、と車椅子で移動。

たぶん水分補給の点滴を付けられ、無痛分娩に際する書類にサインしろだとか何とか・・・

そんなことより、先にドクター呼んでくれぇ〜〜、、という感じ。

そうこうしてるうちに、どんどん痛みが強くなるわ、自分でもお産が進んでいるのが分かるって言う感じで、

その時もう10センチ開いてるって、、、(@_@;)

ということは・・・・???







「麻酔できません・・・・」







非情なるナースの言葉、、、(ノ_・。)ぐすん。。。







このまま自然分娩するなんて約束が違うぞっ!!

なんて、誰に当たっていいのかも分からず、

パパに「嫌だ、嫌だ」と泣きながらの陣痛との戦いであった。


いくら経験者であったといっても、この産む痛みは何度も味わいたくない痛みだ。

そして何度も言うように、私は極端に傷みに弱い。

痛がりの怖がり・・・なのです。



そのうち、部屋の中はすっかりベビーを迎える体制が整えられ、

ドクターはジッと黙ったまま冷静にベビーの登場を待ってるし、

ナースたちは“PUSH!PUSH!!”と急き立てるし、

私は内心もう少しゆっくり産ませてよ、、、と考えてるし、

パパは「息吸ってっ!!」と簡単に言うし、、、、





そんなこんなで・・・病院に入って約3時間で生まれました。。。

張り止めの薬を使っていたため、薬を中断した場合

急に陣痛が来ることがあると聞いていたし、

私の場合はかなり早くからベビーの頭が下がっていたから

お産が早く安産(?)となったのだろうけど

やっぱりこんなことはもう二度と嫌だ!!

と、もう3度はないにも拘らず思ってしまった次第で。




無事に産まれたベビーは、小さいながらも大きな声の男の子だったのでした。





















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