万談館
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2002年08月03日(土)  +G33、G34

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第33話 先に進む者
ネェル・アーガマの船医ハサンに、シオンはライザのことを聞く。
ライザはジオン軍の薬物実験の被献体になっており、そのために
自我が弱く、外への依存性が強くなっていると診察した。
つまり、「自分が他人に必要とされることが、彼女の心を守る」と
ハサンは言おうとしたが、その前にシオンは、ライザに対して
「君は僕が守るから」と言っていた。
それを聞く彼女の顔は今にも泣きそうで、ただうつむいていた。

フォンブラウン市から戻ったリヒターは、アストナージと一緒に
新しいMSを製作していた。開発名は「イージス」。
今まで高機動に使用していたジェネレーターの出力を、新技術の
Iフィールドに転用。そのために、ビーム兵器は少なく、実弾の
対艦ミサイルやミサイルコンテナを積んでいた。
また、Iフィールド発生時の出力の安定、ミサイルの管制として、
オリヴィアをコ・パイロットとして乗ってもらうことにした。
(完成後の正式MS名は、パラス・アテネ)
同時に、メッサーラ2号機(MAのみ)を製作する。
これはエルメスを破棄したララア・スン大尉の、次の機体として
使ってもらうためである。
(完成後の正式MA名は、エルメス�供�
エルメス�兇隆粟�後、ララアはリヒターに、ア・バオア・クーの
MS隊隊長を譲り、自分はシャアの元に帰って行った。

エイノー艦隊のおかげで、生き残ったティターンズだったが、
バスクとブライアン・エイノーの間で意見が分かれていた。
エイノーは、バスクを更迭してルナツーの指揮を自分でとろうと
計ったが、エイノーの副官になったハルトレス・ワーグナー少尉が
バスク側につき、逆にエイノーが更迭された。
(ハルトレスは、実はドライツェン大佐のスパイである。
後にドライツェンの指示で、エイノーを暗殺する)

ティル・ナ・ノーグ作戦を前に、シオンとライザはフィスカに会いに
来ていた。
そこに、長い間休暇のなかったソグが、バーツの墓参りに表れる。
フィスカとライザが夕食の準備をしていて、ケヴィンは塾で帰りが
遅い。シオンとソグは居間で気まずい雰囲気で、2人きりでいた。
あまり自分から話すことがないソグが口を開く。
ソグは、地球でドライツェン大佐にスカウトされ、連邦軍の外郭部隊
『ロンド・ベル』に参加することを決めていた。
他にも、ドライツェンはエースを誘っていると言う。
「俺は、お前と一緒に戦いたいと思っている。
早くティターンズを倒して、お前も来い」

第34話 ジャミトフの遺産
『ティル・ナ・ノーグ作戦』は、エゥーゴが計画した作戦であり、
エゥーゴ単独で行われている。エゥーゴの艦隊は、ルナツー宙域に
展開し、ルナツーに攻撃を開始した。
シオンもルナツー外縁に取り付く。そこに、1機のハンブラビが
強襲を仕掛けてきた。
パイロットは、フォウ・ムラサメ。彼女はハルトレス少佐の用意した
ニュータイプ・パイロットである。
シオンは苦戦したが、彼女はまだ未熟なパイロットであり、シオンに
かなわないと判断すると、退却していった。
戦況は、圧倒的にエゥーゴの優勢だった。

エゥーゴから、今回の作戦参加を断られたジオン共和国だが、
ジオン共和国自体、軍事参加する余裕はなかった。
グリプス・レーザーで被害を受けたコロニーの復旧が優先であり、
そのために、軍事予算も5年間の縮小が決まっていた。
ア・バオア・クーのMS隊の掌握に忙しいリヒターは、自室のTVで
ルナツー戦の映像を見ていた。
オリヴィアは、リヒターがコーヒーに口をつけていないことに
気がついた。コーヒーは冷めているが、それに気づく様子もない。
じっとTVを見ているリヒターの顔に、緊張が走っていた。
オリヴィアがTVを見ると、エゥーゴのMSが必死に逃げようと
しており、逃げ切れないMSが爆発していく。
ティターンズが強力なMSやMAを出してきたのかと思ったが、
そうではなかった。
MSは、目の前の岩盤にぶつかって爆発していく。
「ルナツーが・・・動いている?!」

ルナツーの表面には無数のバーニアが隠されていた。
グリプス・レーザーにより、コロニーを攻撃する手段を持っても、
抵抗するテロリストたちに狙われることがある。
そこでジャミトフは、ルナツーとグリプスを移動させることで、
攻撃を逃れることを考えた。
ジャミトフは、ルナツーにその準備をさせており、
バスクはそれを完成させていたのだった。


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