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しもさんの「気になる一言」
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2003年02月17日(月)
小さい頃とはひと味違う「読書感想文ごっこ」

宮部みゆきの「火車」(かしゃ)を読み終えて、
数日が経ったのになぜか、ワンシーン、ワンシーンが
鮮明に蘇ってくる。
そんな話を職場の同僚にしたら、頷きながら
彼女ファンならではの台詞を教えてくれた。
「あの最後の場面を書きたくて『火車』を書いたらしいですよ」
だから、あれからずっと遡って小説が出来上がったらしい。
自分で「私は映像派作家」という彼女の作品は、
ストーリーに関係ないようなシーン描写がうまい、という感想で
私たちは一致した。(^^;;
そして、そんな何気ない情景までもが浮かんでしまう表現力に
ただただ脱帽・・なんて会話をする機会が増えた。
作品読後の楽しみ方も、このストーリーをそのまま映画化したら、
あの役はあの人、あの役はあの人、という監督気取りの配役をし
ああでもない、こうでもない・・と会話を楽しんでいる。
一冊の本を数人で読み回し、小説を肴に一杯やる。
ちょっと知的な読書の楽しみ方をしている自分が、また嬉しい。