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しもさんの「気になる一言」
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2003年08月12日(火)
野球というゲームは、27個の「死」で構成される

ジャイアンツの川相選手が、大リーグの犠打記録に並んだ。
全国紙をはじめ、地方の各紙まで、その記録を讃えて記事にした。
どの新聞が、どんな扱いをするのか、私の関心ごとであった。
タイ記録で記事にかるのか、新記録で記事にするのか、
記録に注目するのか、人間川相にスポットを当てるのか、
夕刊扱いか、朝刊扱いか、写真の有無は・・。
驚いたことに、朝日新聞が一番とり上げていた、4回も関連記事が。
中でも、人間川相昌弘を「ひと」で紹介し、
彼のコメントをうまく使いながら、野球を知らない人でも、
人間性を充分理解できる内容であった。
「いかにバットの芯を外してボールの勢いを殺すか。
差はボール一個分。そこに自分の技術のすべてを賭けてきた」
このフレーズがとても印象に残っている。
さらにページを変えてスポーツ欄。
「犠牲に込めた勝負魂」のタイトル。
そして私が選んだ「犠打」イコール「死」という視点。
さらに「川相は自らの『死』に息吹を吹き込むことで、
チームの勝利を目指し続けた」という表現。う〜ん、と唸った。
ほとんど選手は「死」(アウト)が嫌で、努力する。
川相選手は、その「死」の為に、努力する。
プロ(野球)という世界、生き残るには人と違った才能が必要であると
あらためて実感した記録であった。