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しもさんの「気になる一言」
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2013年10月10日(木) ■
「個別最適」より「全体最適」を優先する

私の職場、地域交流センターで、他課が企画した講演会が開催された。
平日の夜間にもかかわらず、大勢の聴講者でホールは満席状態。
メモの溢れた講演だったので、内容は、後日あらためて紹介したい。
今回の話題は、事前の準備段階での出来事について。
他課の職員が一所懸命に作ったと思われる「横看板」などをみて、
越権行為と思いながらも、私が勝手に判断し、我が課のスタッフに、
蓄積した看板作りのノウハウを駆使して、作り直しを指示した。
実はその時、頭に浮かんだのは、以前紹介した、
書籍「JAL再生(高利益企業への転換)」のワンフレーズ。
「JAL破綻前の常識 他部門は別会社(のようだった)」。
そこでは、こう解説があったのを思い出したからだ。
「『個別最適』を追求するあまり『全体最適』をないがしろにしてしまった。
他の組織に対する口出しをしない、できない文化こそ、
コミュニケーション不全の元凶だった」と。
私たちと同じ管理職に「事業全体を俯瞰する視点が欠如していた」とも。
この本を読んでいなかったら、たぶん私は、今までのように
「他課の職員が作成した看板に口出しするのは失礼」とばかり、
やり過ごしてしまったかもしれない。
正直、高いインク代が心配で、ちょっぴり悩んだ。(笑)
しかし、来場者に気持ちよく講演を聴いてもらいたいという気持ちと
講演を企画した「町全体の評価」を優先するという視点に立ったら、
ここは申し訳ないけど、作り直させてもらおう、が私の判断だった。
「だって、悪いと思って言えなかった」という台詞は、これからはなし。
今回、自分の胆に銘じるために、このフレーズを残そうと思う。
「『個別最適』より『全体最適』を優先する」
やってみると、簡単なことなんだよなぁ、これが。(汗)