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しもさんの「気になる一言」
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2014年08月03日(日) ■
映画館は、街に賑わいを創出しうる財産

書籍「映画館の作り方」
(映画芸術編集部編・AC Book刊・318頁)から。
タイトルに惹かれて読み始めたが、読んでいくにしたがって
気持ちが落ち込んできた。
こんなに「ミニシアター・単館系」に代表される、
街なかの小さな映画館が抱えている課題が浮き彫りにされた。
ただ、私が勘違いしていたことを一つ発見。
「その映画がどんなに評価されようと、
きちんと商業的に成立しなければ、次の映画は作られない。
興業によって、その映画が製作費回収の道をたどり、
そして、それが達成されることで、
未だそこにない『次の映画』が生まれ得る。
それを夢見ることが、映画館における『応援』だ」という。
「住民のため」を理由に、「無料」とか「低価格」で
映画好きの人達が集まり、上映会を開催することは、
短期的にみれば、その土地の賑わいを創出することになるが、
長期的には、制作資金回収ができず、次の作品に向けた
可能性を減らすことになるということ。
だから「自主映画」と言えども、来場者から入場料を徴収し、
その財源を次の製作費に使ってもらうくらいの気持ちが欲しい。
「映画人を育てる」って、そういうことなのかもしれないな。
「大切なのは、街に映画館があることではなく、
そこで多くの人に映画を観てもらうことなのだから」という
フレーズが頭から離れない。
「映画館は、街に賑わいを創出しうる財産」に違いない。
全国地方都市の見本になるような「映画館」を作ってみたい、
そんな気持ちで、読み終えた。