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しもさんの「気になる一言」
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2016年06月01日(水) ■
「戀」とは、いとし、いとしと言う心

先月、地元の本屋さんで開催された「朗読会」。
俳優の篠田三郎さんが、三島市在住の脚本家、
故・宮内婦貴子さんの作品を朗読してくれた話を取り上げた。
その冒頭、彼女を紹介するプロモーションビデオの中で、
彼女が書き続けた作品のテーマが4つだと知った。
「命」「戦争」「戀(恋)」「絆」
特に「戀」の説明では、見慣れない難しい漢字が登場し、
それが「恋」という漢字だと理解するのに、時間がかかった。
敢えて「戀」という古い漢字を使った理由が洒落ていた。
「戀」を分解すると「糸」という字で「言」を挟み下に「心」。
だから「いとし、いとしと言う心」が「戀」です、と。
これには、なるほど・・と頷くしかなかった。
現代の恋愛観と比較するわけではないが、
メールや携帯電話がなかった時代、手紙がその役割を果たした。
だから返事を待つ間、相手のことを考え、愛しいと感じる。
そんな想いが、この「戀」という字には込められているようだ。
今では「(好きな相手を愛しいと感じる、そんな想いを)、
心の中に溜め込むことがなくなった」と呟いたコメントが
とても印象に残った。
現代人は、毎日の生活が忙しいのか、すぐに結果を求めたがり、
告白もメールでする、という話も耳にした。
出来ることなら、今からでも
「愛しい(いとしい)」「慕う」そんな感情を取り戻したいな。