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| 2021年10月01日(金) ■ |
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| The Painted Bird |
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映画「異端の鳥」(バーツラフ・マルホウル監督)から。 久しぶりに、人間の卑劣な部分を思い知った気がする。 制作は、チェコ・スロバキア・ウクライナ合作だけど、 どこの国にもあり得る、差別、いじめ、リンチなどのシーンが これでもかってくらい続く、見ていて辛い内容だが、 2時間49分の長編・モノクロにもかかわらず、 あっという間に、観終わった。 モノクロの効果は、肌の色も髪の毛の色もわからない。 ということは、自分たちには関係ない外国の話ではなく、 世界のどの国でもあり得る話として受け止められた。 原題「The Painted Bird」で象徴されるように、 黒い鳥を、わざわざ白くペイントして空に放すシーンがあり、 たぶん以前は仲間として認識していたにもかかわらず、 今度は、和を乱す敵として認識し、多勢で攻撃を仕掛け、 傷つき、疲れ果てて墜落する光景が目に焼き付いている。 最近、よく耳にする「LGBT」をはじめとしたマイノリティも、 最初は、こんな状態だったのだろうか。 この「The Painted Bird」も複数だったら、もっと多かったら、 結果はどうなったのだろうか、 そんなことまで深く考えてしまった作品となった。
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