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| 2021年11月03日(水) ■ |
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| 押しボタンを押さなかったら、押しボタンの立場がないだろ |
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映画「名も無き世界のエンドロール」(佐藤祐市監督)から。 気になる一言以外にも、メモした会話は多かった。 「住む世界が違うんだよ」 「世界が違うんじゃない、分けられてるだけだよ」とメモし、 「さびしいんじゃなくって、さみしいんだよ」は、 PCの漢字変換が困ってしまうほど、微妙な表現である。 「同じじゃねぇのか」「違うんだよ」「そうか」「そうだよ」と それ以上のツッコミがなかったので、余計に気になった。 また、引きこもりになった若者がこう叫ぶ。 「あんたさぁ、僕が完璧主義者って言ったよな。 完璧主義者っていうのはさぁ、結局欠陥品なんだよ。 理想通りのきれいな人生じゃないと我慢できない。 うんこがくっついた人生はもう必要ないってわけ、わかった?」 なるほど・・と思う定義に、少しホッとした。 さらに、こんな表現にも、頷いてしまった。 「危ない橋っていうのはさ、自分のために渡るもんなんだよ」 しかし、私がこの映画を代表する台詞を選ぶとしたら、 「押しボタンを押さなかったら、押しボタンの立場がないだろ」。 信号機で見かける「押しボタン」と書かれたBOX。 「押しボタン」の立場になって考えた、この表現って、 インパクトがあるし、こういった視点がとても新鮮だったなぁ。
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