
|
 |
| 2022年02月17日(木) ■ |
 |
| これで江戸中がうちの出方に目ぇ凝らしやがる |
 |
映画「HOKUSAI」(橋本一監督)から。 浮世絵師・葛飾北斎の知られざる生涯、が主題なんだろうが、 どうもピンとこないで終わってしまった感じがする。 私が気に入ってメモしたのは、 喜多川歌麿、東洲斎写楽、そして後の葛飾北斎の才能を 見いだし世に出した希代の版元・蔦屋重三郎(版元)の台詞。 人気浮世絵の販売で、お上に目をつけられた「耕書堂」、 主人は、お上の立ち入りで大騒ぎするところを、 冷静に対処し、慌てずにこう口にした。 「まったくありがてぇもんだ。出る杭は打たれるってな。 つまりうちが江戸で頭1つ抜けた版元だって、 お墨付きをもらったってこった。こいつは恵みの雨ってもんよ。 これで江戸中がうちの出方に目ぇ凝らしやがる」 なるほど・・そういう発想は思いつかなかった。 目立つ、ということは、悪いことではないし、 逆に「打たれるくらいの杭」でなければビジネスはだめだ、 そう教えられた気がする。 それくらい繁盛している証拠だ、自信を持て・・と捉えた主人、 お上から、睨まれれば睨まれるほど、嬉しいんだろうなぁ。(汗)
|
|