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2025年06月22日(日) ■ |
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一度はちゃんとコンプレックスを自覚して |
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書籍「ある愛の寓話」 (村山由佳著・文藝春秋刊・259頁)から。 母親が息子に諭す場面がある。 「自分に欠けているところを認められない人は、 絶対、今以上の何者かになんてなれないから。 一度はちゃんとコンプレックスを自覚して、ああ悔しい、 このままの自分じゃ嫌だって、そう思うことこそが、 この先の成長へのバネになるんじゃないの?」 そうなんだよな、いつまでも、昔の元気な頃にしがみついて 自分に欠けているところを認められない私がいる。 わかっているけれど、それが一番難しい。 こんな筈ではなかったのに・・と今でも後悔している。 こんなことは、何度も書いてきたし、自覚もしている。 しかし、今振り返ってみると、まだまだ自覚が足りない、 そう言うことなんだろうな、と自分を責めた。 もう一度、ちゃんとコンプレックスを自覚するところから。
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